2012年01月14日の読書
2012年01月14日(Sat)
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本日の初読図書: 「異世界で物書き(小説家になろう)」〜15話 女で男 http://ncode.syosetu.com/n9638x/
太陽神ソールを主神とするその世界では、教導院が大きな力を持っていた。シンボルとして勇者を神聖視する彼らは、その存在や信仰を貶めるものに対し、厳しい弾圧を行っている。 三十過ぎになる中年男フミアキは、勇者を題材とした小説を書いて生活していた。非常に人間味に溢れたその人物像は、熱心なファンを掴むと同時に、教導院にケンカを売っているとも取れる内容に他ならず。 実際フミアキは三年前に教導院との間に問題を起こし、処刑されそうになった過去を持っていた。今はその際に命を救ってくれた貴族の少年、クーことクーエンフュルダの世話で借家に住まい、執筆を続けている。何故ならクーは、フミアキの書く小説の大ファンだったからだ。 生活能力のないフミアキを気遣って送り込まれたメイドは、方陣魔法の達人。忠誠を抱く主(クー)に対して気軽に接するフミアキに、容赦なく魔法を放ってくる。 大人の対応でそれらを(かろうじて死なない程度に)かわしつつ、フミアキは日々を過ごしている。 そんな彼にはどこか常識では計ることができない、不思議なところがあった。その発想や紡ぎ出す物語、はては作り出す光具と呼ばれる魔法道具まで、これまで世間に存在したものとは一線を画している。 何故なら彼は、その世界で生まれ育った人間ではなくて ――
中年オッサンの異世界トリップ物、連載中。 前々から気になっていた作品で、話数もだいぶ溜まってきたので手をつけてみました。 基本はのんびりゆったりまったり。主役が大人で落ち着きかつ覇気のないおっさんでありながら、実はさらりとチート能力持ちだったり、不意に鋭い一面を覗かせたりと、なかなか一筋縄ではいきません。 フミアキが異世界に落ちた流れとかクーと出会った経緯とか、三年前に教導院との間で起こしたいざこざとか、まだまだ語られていない謎が多いです。クーとフミアキの今後なんか、年の差スキーとしては期待しちゃうんですが。 そして登場したばかりの新キャラ30番ことサンが、非常にツボにはまっております。こういう精神の成長をどこかに置いてきた冷酷キャラ、ただし限定対象に対してのみ子供のように素直ヘタレって大好物なんですvv 「APPLE BY CLOCKWORK」さんのパフィオペディルムとか最高。……あの話、もう更新されないのかなあ(しょぼん) いまのところ、割とこまめにUPしてらっしゃるようなので、続きが楽しみです♪
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No.3564
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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