2011年09月15日の読書
2011年09月15日(Thr)
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本日の初読図書: しゃばけシリーズ第10弾。 今回はすべてのお話の前に、ちょっとしたお料理のレシピが載っていました。 んー……こういう趣向もおもしろいとは思うのですが、材料の分量に「一合(かっぷ一杯)」とか「二寸(ろくせんち)」とか書いてあると、ちょっと萎えるかも……あとで注記にしとくとか、素直に(カップ一杯)、(約 6cm )とか書いてあった方がまだ違和感が少なかったような。五分が「鳴家五人が、順番に六十数える間」なんてのは可愛かったんですが。あ、レシピ自体はどれもおいしそうでしたvv 味噌漬け豆腐食べてみたい……
お話の内容的にもどうでしょうかね。前作よりはおもしろかったし、いくぶんミステリ色が戻ってきたなあとは思いましたけど。でも的はずれだと判っている妄想推理にあんなにページ数を割かれるのも、読んでいて身が入りにくいところでしたかねえ。 まあ表題作は、素直におもしろかったです。 最初の話と最後の話が、悲しい雰囲気があって切なかったかな。どちらもいささか尻切れトンボっぽかったのが難点ですが。 ……正直シリーズを長く続けすぎて、だんだん周囲のキャラクターの強さ? 設定? がインフレ化してきてるなあと思うのです。母親のおたえとその守狐とか、一巻の時点で存在したのなら、あの騒ぎの間なにやってたんだとか考えちゃって。 最初の頃は、鳴家もしゃべりませんでしたよね、確か。人気作だからと続けるうちに、いろいろ無理が出てきてるんじゃないですかねえ……
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No.3369
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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