2011年02月14日の読書
2011年02月14日(Mon)
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本日の初読図書: 青い鳥文庫創刊20周年企画として出版された、二人の作家によるコラボ作品。 コラボと言っても、それぞれ独立した話の中で、すれ違うように数シーンが重なるだけでした。 企画の内容は「クイーン」、「ジョーカー」、「飛行船」、「人工知能」という四つの言葉を使って作品を書く、というものだったようです。 はやみねかおるさんは「夢水清志郎」シリーズでかつ、怪盗クイーンの第一作目。 松原秀行さんは「パスワード」シリーズとやらの中の一作。 後者ははじめて読んだので、いまひとつキャラクターとか設定とかになじみがなく、「まあこういうものかな」という感想にとどまりました。回文がたくさん出てくる所などはすごいと思いましたが。 でもって、目的だった怪盗クイーンの一作目は、はっきり言って面白かったです。 トリックとかはエラリー・クイーンなんかでもお馴染みのそれだったんですけどね。本を最後まで読み終わったあと、その場で最初から読み直し始めたぐらいには楽しめました。すでに今の世では希少となってしまった名探偵と怪盗が、同じ世界に立ち、互いを理解し合いながらする会話が格好良かったです。 ……ただ、ちょこっと時系列が気になりました。 三年四ヶ月と十七日前、雑誌セ・シーマに「夢水清志郎の謎解き紀行」が載っているのに、現在三姉妹が中学二年と三年の間の春休みっていうのはおかしくないですか? 謎解き紀行の連載が始まったのは、最低でも三姉妹が中学一年生の頃だったはずなのに…… それだけが引っかかりました。 これでクイーンについてが多少なりとわかったので、またいずれ図書館で「ハワイ幽霊城の謎」を見返してみたいです。
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No.3063
(読書)
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近場の県立図書館にはなかった本を二冊、遠方にある市立図書館で予約したのが二週間ほど前のこと。 そしてそのうち一冊が、返却されたと連絡のあったのが先週は水曜日のこと。 市立図書館は予約取り置きを一週間しかしてくれません。そして明日は定期休館日。今日取りに行かなければ、予約はなかったことになってしまいます。 取りに行かなきゃなあ〜でも遠くて面倒臭いんだよなあ〜、どうせなら二冊いっぺんに借りに行きたかったのに、これでは返却時を含めて最低三回(下手すりゃ四回)足を運ばなきゃいけないのかあと、開館時間を過ぎてからもグダグダとしていたのですが。 いつまでもそうしてぐずっていても仕方がないので、一時間半ぐらいしてから出かけたのです。そうしたらば。 車の運転中に、携帯がピロリ〜ン、と。車を停めて確認してみたら「ご予約の資料が戻りました」とのメールが。 ラッキー!!(喜) 開館してすぐに借りに行っていたら、入れ違いで二度手間になるところでした。 これもある意味、「時は金なり」?(笑)
おまけに県立図書館の蔵書には見かけなかった別の本も二冊ばかり見つけて、これまたラッキー。さらに当分楽しめそうです。
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No.3064
(日常)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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