2010年10月24日の読書
2010年10月24日(Sun)
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本日の初読図書: 「転生の旅(小説家になろう)」 http://ncode.syosetu.com/n9434g/
異世界で行われた、老人と少女の魂を入れ替える儀式。その失敗により、現代の42歳のサラリーマン、山本健介は異世界の少女シーリアの身体へと魂を移し込まれてしまった。しかもそのシーリアの魂は、さらに別の少女へと移動し、老人は死亡してしまう。すなわち三者間での不完全な転生が行われてしまったのだ。 伯爵家令嬢シーリアは、平民の少女フィレイの肉体へ。そしてフィレイの魂は ―― ? とにかく元の身体に戻るため、健介(inシーリア)は、シーリア(inフィレイ)と共に、魔術を学ぶべく軍属魔術学校へと通うことにする。 それが一万年にも及ぶ壮大な世界の謎を解く、第一歩になるとは思いもせず ――
はい、異世界転生、ついでにTSでチートな物語。完結済です。 読み始めたときには、よもやここまで壮大な物語になるとは思いもしませんでした(苦笑) 同年代の少女が四人も集まって会話しているのに、ほとんどキャラが混乱しないのがお見事かと。 身体の方も、物語のかなり早いうちに少なくとも一方は戻るのですが、その後も更に別の身体に移ったりとかごちゃごちゃするんですけど、それでもそう混乱せずにさらっと読めました。 気になったのは、主役が性別や年齢変わったこと、自分の元の身体がもう死んでいて戻れないだろう事に、あまりショックを受けていないこと。魔物や人間の命を奪うことにも、ほとんど抵抗を感じていないことでしょうか。 そのあたりはもうちょっと掘り下げて欲しかったなあと思いました。 ともあれ、貴重な完結作、美味しかったです。ごちそうさま(−人−)
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No.2910
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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