2010年02月11日の読書
2010年02月11日(Thr)
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本日の初読図書: 人が殺される小説は読めない極度の恐がり大学生 伊藤二葉と、ミステリ小説マニアで頭脳明晰な中学生 瀬川隼人。 彼らは家庭教師とその生徒、ということにはなっているけれど、実際には自分のペースで学びたいという隼人少年が、母へのカモフラージュのために二葉を雇ったという契約上の関係で。 けれどお互いに教えたり教えられたり、二人の会話はいつも先生と生徒を行ったりきたり。 そして今日も二葉は事件に巻き込まれ、隼人少年がそれを解き明かしてゆく……
殺人の起きない、日常のちょっとした謎を解いてゆく短編集。 主役の二葉青年は目にしたものを五秒で写真のように記憶することができる瞬間記憶力を持つ他は、これと言って取り柄がない……むしろ頼りないほどの小心者(なにしろ、ハムスターに気合い負けする十八歳)。いつも最悪なことばかり考えては、能力の無駄遣い(初めて入る建物の避難経路を記憶とか)をしております。ヘタレ有能好き万歳なキャラ(笑) 相方の隼人少年は、ちょっとできすぎなぐらいできた聡明な少年かと思えば、区民プールのウォータースライダーに目を輝かせたりと、妙なところで純粋なあたりがまたアンバランスで。 友人に無理矢理入れられた推理小説同好会で、何を読もうかと悩んでいた二葉青年に、隼人少年が怖くないミステリ小説を教えるという形で、いくつかの本が紹介されています。そっちにも興味が湧いてみたり。 なにはともあれ面白かったです。坂木さんの本読むのは五冊目ですが、今のところハズレは無いなあ。他のも読んでみるかなあ。
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No.2642
(読書)
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図書館行ってきました
2010年02月11日(Thr)
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今回の借り出しは母御希望の「奇岩城」と「バスカヴィル家の犬」。私も読みたい狩野俊介を二冊と、あと坂木司さんの面白げなのがあったので、それで計五冊。数ページめくってみて、主役が瞬間記憶力の持ち主だと判明した段階で借りるの決定したあたり、私の好みが知れますな(笑) 坂木さんの本は、中でいろいろな本を紹介していたので、そっちにも興味が湧いてみたり。黒後家蜘蛛の会は、確か兄が持ってたよな……
アステロイド〜もちょこちょこ読んでますが、ようやく半分です。 ううむ、ほのぼのもありつつ暗い背景が漂ってるのが、今ひとつ没入できない原因かなあ。
遅くなりましたが、以下はヒトコトお返事です。
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No.2643
(日常)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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