2009年12月03日の読書
2009年12月03日(Thr)
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本日の初読図書: ルポライター速見洋介は、以前、江戸と現代とを行き来する能力を持っていたが、その能力を失ってから二年が過ぎた現在、妻と共に穏やかな生活を送っていた。 が、ある日のこと、郵便ポストに投函されていたのは、誰にも話したことのない相手 ―― 江戸時代に残してきた愛人、いな吉からの手紙で……
JIN(仁)とよく比較される作品、大江戸神仙伝シリーズの二巻目。 一巻目はずいぶん前に購入して既にPDF化済なんですが、当時は主役のあまりの男のロマン(江戸に愛人、同時に現代で再婚とか)っぷりに、続きを読む気が失せて一巻だけに留めておりました。が、ドラマJINに触発されて再び読みたくなったので、一巻目を再読ののち、続きを図書館で借り出し。 相変わらず、タイムスリップものの割に、江戸でも現代でもほとんど知識や技術を活用しておりません(苦笑) なんだか観光旅行してる感じで、ひたすら江戸の町を見てまわっては讃美しております。一巻でも、脚気薬を作った割に、現代に影響を及ぼしたくないからと、ほとんど使用しなかったし。今回は元製薬会社社員で動物実験経験済みとはいえほぼ素人が、盲腸の手術するという無茶っぷりをかましますが、まあそれぐらいです。あああと、遠方に行くのに、現代に戻って車で移動してから、江戸へ飛んで距離を稼ぐとか。 やはり古い作品だけあって、最近の異世界スリップものとはだいぶ違う感じです。
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No.2544
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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