こ、これが噂の……
2007年05月05日(Sat)
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先日録画していた、石坂浩二版金田一耕助「獄門島」を見ました。 獄門島は、私にとってファースト金田一かつベストオブ金田一。JETさんのマンガ版で読み、その美しさとやりきれなさにぞくぞくさせられ、そこから原作を読み始めたという思い入れたっぷりの原作。 特に昨今の映像化では、皆を集めて謎解きして、和尚さん普通に連行されちゃったりするのが非常に不満だったりしたのでした。
で、今回。
見始めて最初に思ったのが、うぉぉおお! 和尚さん、格好いい!! ってことで(笑) 渋いし恰幅良いし、精悍だし落ち着いてるし。コレだよ、私が求めてた和尚はこれなんだ! この際、金田一さんの立場が普通に依頼受けてやってきた探偵だったり、警部側が磯川さんじゃなく等々力さんで、しかも金田一さんと初対面だから「なんだ、あんた?」とか言われてても、それぐらいは気になりません。 月雪花の三姉妹も良い感じにキてるし、村長さんも幸庵さんも清水巡査も実にそれらしく、細かい台詞回しやそれぞれの見立てぶりも原作の雰囲気そのまんまで。
とまあ、実に大喜びしながら見ていたのですが。
……が。
以下はネタバレなので、一応反転しておきます。
犯人が違う〜〜ッッッ(号泣)
そういえば、かつてそういう映像化が存在したことは聞いたことがありましたよ。だけど、でもっ、よりにもよって「獄門島」で。しかも謎解き開始寸前まで、大満足の出来だったこの話でっっっ( T _ T )
えぐえぐえぐ、ラストシーンの船出がまた、良い感じに雰囲気出てて。 復員服姿でそそくさと乗り込む鵜飼さんとか、静かにつかれる鐘の音とか、そのあたりにしみじみとさせられるだけに!
……とりあえず、JETさんのマンガ版読んで、それから原作読み返すことにします。 はぁぁああ、全体の雰囲気はすっごい良かったのになあ……
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No.1332
(映像)
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2007年05月05日の読書
2007年05月05日(Sat)
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本日の初読図書: 「翼なき竜(オンライン小説)」 http://homepage2.nifty.com/hozanna3-141592xxx/
本日の再読図書: 「G・DEFEND」〜16巻 森本秀 「獄門島(マンガ版)」横溝正史・JET
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No.1333
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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