よしなしことを、日々徒然に……
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 キリの良い位置で助かったと
2017年01月17日(Tue) 
ここ数日、久々にテーブル掛け(予定)用のスクエアモチーフを結っていました。

そして……これまでに結い上げた3×13=39枚の本体に、繋ぐのをあきらめました..._| ̄|○

きっかけは、12月始めに購入した、聖光院有彩さんの書籍「タティングレース――新しい世界」です。
それに従って糸の引き締め加減を緩め緩めにと心がけるようになってから、仕上がりが誇張でなくランクアップしたように思うのですよ。
完成品の手触りが柔らかくなり、アイロンかけ前に波打っている度合いも小さくなりました。レース的な優雅な雰囲気も増したように思えるし、そして失敗した時に解くことがすっごく楽になって、まさに良いことずくめです。

……ただ、ひとつ問題が。
それは同じ太さの糸で同じ目数の作品を結った時に、以前よりも完成サイズが大きくなってしまうことでした。

そのよく判る例が、先日の「公爵夫人」でしょう。



コースターサイズのたった一枚のモチーフでさえ、ここまで大きさに差が出てしまったのです。
ましてや複数枚のモチーフを繋ぐ場合には、積もり積もってどれほどの差が出ることか(汗)

年末年始には、棒針編みやら新しいモチーフの練習などで、例のテーブル掛け(予定)を中断していたのですが……ここ数日、久しぶりに進めてみたのです。
現在は、ひとまずテーブルの短辺の長さに合わせた13×3枚の長方形を作ったのち、それに繋げるための次の固まりを、ひとまず携帯できる限りのサイズまでは持ち歩きながら、大きく作ろうとしていました。

その次の固まりが、おおよそ半分の長さにまでなったので、以前の13×3枚と並べてみたのですが……



あかんやろこれは _| ̄|○

真ん中の位置で列を合わせた結果、既にこれだけのサイズ差が生じていました(白目)



モチーフ6枚分で、およそ2cm大きくなっています。つまり単純計算で13枚だと4cm、ほとんど1列分ほどもズレます。

これはもう、アイロンとかで誤魔化せるレベルじゃねえ・゜・(ノД`)・゜・

っていうか、現在結いかけの4×6=24枚ですら、以前の小さいサイズのモチーフを、大きめのやつでぐるっと囲むようにして、なんとかバランスを取ろうとしている真っ最中なのですよ……<奥側の6列と手前側の6列とでは、まだ明らかに幅が異なっている

こうなったらもうしょうがない。
潔く、前の部分と繋ぐのはあきらめることにしました(しくしくしく)

これまでの部分も、いささか長めとは言えまとまった四角形になっていたのがせめてもの幸い。縁飾り部分なら少しぐらい締め加減が違っても大丈夫ですし、これはこれとして一段落つけて、試作第……五号ぐらいかな? として自室の棚なり枕元なりに敷こうと思います。

……始めて半年にも満たない初心者が、いきなり大物に挑戦するからこういうことになるのですね、ははははは(乾笑)
手痛い教訓でございました(−ー;)

あんまり手痛くて心が折れそうだから、しばらく気分転換に公爵夫人のアレンジとか、花筐を大きめに繋いだりとかしてみようかなあ。久しぶりに渦潮も良いかも。ふふふふふ……ふふ……(泣)
No.7991 (創作:: タティングレース)


 アレンジバージョン
2017年01月14日(Sat) 
今シーズン初の積雪で、窓の外がこんなことになっていた本日。



暖房を効かせた部屋でひざ掛けにくるまりながら、タティングレースの「公爵夫人」に手を加えておりました。

いえね、念願のリベンジを終えたあとに画像検索して、余所様で公開されている同じモチーフの完成写真をつらつら眺めたり、作成時の感想を拝見しては「うんうん、そうそう」とか「なるほど、そういう見方も」とか頷いていたのですよ。
そうしたら、周囲にさらに縁編みをプラスした、アレンジバージョンを公開されているブログを見つけてしまいまして。

うわあ、これすっごい素敵vv こういうのが好きなんだよ。でもこの写真細かいところがよく見えないなあ(´・ω・`)
……とか思っていたのが昨夜のこと。

で、もって。
はい、もうお判りですね(笑)



聖光院有彩さんのデザイン「公爵夫人」。
それを tatting_cafe さんがアレンジされたバージョン「令嬢」の、さらに神崎改変版でっすww

双葉とピコ多めのリングを、チェインで繋いだエジングとやらでぐるり一周したのは同様ですが、リングのピコ数をちょっと少なめにしつつ、最外周の飾りには先日「妖精からの贈りもの」を作った時に気に入った、ダブルピコを採用してみました★



それぞれの目数は、写真見て「だいたいこれぐらい?」と適当に配分した目分量です(苦笑)

……ダブルピコやっぱり可愛いんですけど、どうも斜めになっちゃうのが悩みどころですかねえ。あと最外周をプラスすることを考えずに本体を作成していたため、接続用ピコがたるんじゃってるのがマイナスポイント。
もし再度作成する場合は、ちゃんと接続用ピコはあらかじめ小さく作っておかなければ。あとダブルピコが傾かなくなるよう、要練習!

とはいえこれで全体の直径がピコ込みで 12.5cm ほどのサイズになったので、かなり大ぶりのマグカップでも余裕で置けるコースターにvv



こういうアレンジを、自分でイチから考えられるようになりたいものです(しみじみ)

参考にさせていただいた、tatting_cafe さんの記事はこちら。

■アレンジしましょ: タティングレースのドイリー : A Owl Crosses The Town Skipping
 http://tatting.exblog.jp/10397492/

さらに数段を重ねた大きい方には、さすがに手が出ないッス……
No.7986 (創作:: タティングレース)


 この一ヶ月での変化
2017年01月12日(Thr) 
聖光院先生のタティングレースの本を買ってから、そろそろ一ヶ月。
初心者は糸を締めすぎになりがちだという癖も、だいぶ補正されてきたように思います。
……まあ、ここ半月ぐらいはレース編みよりも棒針編みの方に熱が入っていたかもしれませんが(^ー^;;)ゞ

ともあれ。
前々からリベンジしたいしたいと呟いていた「公爵夫人」に、もう一度挑戦してみたのです。



前回はほぼ塗り潰された白い丸になっていたオニオンリング部分が、きちんと隙間の空いた多重円になりました。リングの根元部分もそこそこ揃っています。
全体的に飾りピコを大きめに取った結果、優雅さも多少は増してくれた……と思いたい(笑)



使用糸は例によって、ダイソーのホワイト#40。



左が一ヶ月前に作ったもので、右が今回作ったのです。
全体の直径がピコ部分込みで 9.5cm 。ひと回り大きくなりました。

……しかし本では#70の糸が使われているので、完成サイズが参考にならんのですよ ┐(´〜`;)┌ <編み図には直径 6.5cm と書かれている
でも70番の糸なんて、地元手芸店にはどこも置いてなかったし、さりとて実物見ないで買うにはハードルが高いんだよなあ。
憧れはするんですけどね、蜘蛛の巣のようなレースって。
でも私にはきっと無理。40番がやっとッス。40番ですら、丸一日かけてコースター1枚分ができるかどうかなのに、70番とか100番使ったら、コップ置けるサイズになるのに何日かかるんだろう(汗)<そもそもこのレシピは、11枚繋いで花瓶敷きにするようになっている

そしていま一番困っているのは、このサイズのものでもこれだけ大きさが変わってしまったのだから、結いかけのテーブル掛け(予定)が、どう考えても歪んでいくことなのですが……ど、どうしましょう。
いまさらアレだけ「意識してきつく締める」なんてできないぞ……(汗)

やはり初心者がいきなり大物を始めるのは無茶だったか……でもあれに手を付けた段階では、もうこれ以上は上達しないだろうと思ってたんだよなあ……その予想が裏切られたのは、果たして良かったのか悪かったのか(苦笑)


2017/01/14 追記:
公爵夫人の周囲にブレードを追加した、アレンジバージョンを公開している方を発見したのでメモメモ。

■アレンジしましょ: タティングレースのドイリー : A Owl Crosses The Town Skipping
 http://tatting.exblog.jp/10397492/

ああ、これ良いなあ。やってみたいなあ。特に下側の中ぐらいの大きさの。
でも写真が小さくて細かいところの目数がわかんない(´・ω・`)
こういうアレンジがさらっとできるように、私もなりたいなあ……
No.7982 (創作:: タティングレース)


 やってみないと判らない
2017年01月11日(Wed) 
ダイソーで買ってきた輪針で、こんなものを編んでいました。



またも風呂場用アクリルたわしです(笑)
これで最初に買ってきた、茶色と緑のアクリル毛糸2玉を使い切りました。
いやあ、太い針でザクザク編んでいると、けっこうすぐに減っていくものですね。
ともあれ無駄にはならなくて良かった良かった。

しかし昨日購入したダイソーの輪針、



これにはひとつ落とし穴がありました。
長さが60cmあるこれは、縮めればかなりの大物まで編むことができるようです。
……逆に言えば、ちっちゃいものは編めないんですよ普通。
確かに輪針で小さいものは難しいとは聞いていましたが、店頭で実物を見た時に「これはけっこう短めのようだし、手袋ぐらいはいけるだろう」と思いこんでしまったのですよ。

しかしいざ使ってみようと、意気揚々と30目ばかり作り目して、輪っか状にしようとして気付きました。

ケーブル通った作り目が、反対の針まで届かねえ _| ̄|○
全ッ然ダメダメです。倍の60目にしてもまだ足りない。
これ以上作り目増やしたら、普通に帽子とかネックウォーマーだよ。輪編みの練習で試作〜♪ なんてレベルじゃねえ。

せっかく、しかも2種類も買ってきたのにと、頭を抱えることしばし。
通りがかった母などは「棒を鉛筆削りで短くしたら?」とアドバイスをくれ、私もそれを考えなくもなかったんですが。手に持った感じストレスなく編めるのはこの長さが限度のようでしたし、仮に削ったとしてもまだケーブル部分が長すぎます。

どうすんべ……と悩んだあげく、以前にちらっと見かけて「なんじゃこら、訳わからん。どうせ輪針なんて持ってないし」と適当に読み飛ばした技法の存在を思い出しました。
確か名前は、マジックなんとか!

うろ覚えの記憶を頼りにいろいろと検索して、なんとかこちらの動画へたどり着いたのですよ。



ああ、日本語の動画の、なんと理解しやすいことか!!<そこかww

で、もって。
動画と首っ引きで始めた結果が、こうな訳なのでした。



初輪針、しかも百均製で、さらに初めてのマジックループって、我ながら茨の道を行くなあ(苦笑)
↑の写真は、キリの良い部分で休んでいる状態。編んでいる途中では、↓こんな感じになっています。



いわば四本棒針で輪編みする際に、後ろで休んでいる2本の針にかかっている編み目が、余分を脇へ引き出したケーブルの真ん中に通っている状態なんですね。
四本棒針の時には、針と針の交差部分が3箇所になりますが、輪針の場合はケーブルの柔らかさのおかげで2箇所で済むという訳です。

最初に作り目を輪にするときこそちょっと手間取りますが、それは4本棒針でも同じこと。
いったん輪ができてしまえば、あとはもう「常に時計回り」「編み終えた針は後ろに回して、ケーブルに通っている目を空いた針に移動させる」「常に編むのは手前で」のポイントだけでサクサク進んでいけます。
四本使用時に後ろで休めている針が抜け落ちたり、またその先端で顔面を突きそうになるあの危険を思えば、かーなーりーー楽です。これは良いわvv

ただ輪針の質は、やっぱり百均クォリティに変わりなく。
針のすべりがイマイチで毛糸がすべりにくいし、このように……



竹針の後端をビニールチューブに突っ込んで留めてあるだけなので、強い力がかかるとすぐに取れてしまいそうです。しかも完全に固定されているため、針とケーブル間のねじれが取れず、接合部に掛かる力が倍増してそうな<メーカーものの良い輪針は、針とケーブルのジョイント部分が回転するようになっているらしい

まあ、私はそこまでいろいろ作る予定もなく、あくまで「輪針というのはどういう物なのか」「自分でも扱えるのか」を知りたかっただけなので、ひとまずは満足です。

……さすがにマジックループで靴下や手袋の一対2個同時編みとか、あるいは120cmの長い輪針でメビウス編みとかは……やりませんからね。……やらないんだってばっっ

とか言いつつ、アクリル毛糸を今度はグレイの濃淡で買い足している私がいたりとかするけど……やらないよ!?


ああでも、今日はめっちゃ寒かったので、自転車での行き帰りにスヌードが大活躍してくれたのですよ。やっぱ良いなあ、これ。
室内作業用に、倍の幅でメビウス型の、1周だけ肩にかけるようなショールっぽいバージョンも作りたいかも。って、それこそシーズンが終わるよ(苦笑) 第一、今度こそ残り糸じゃなくまとまった量の毛糸買ってこなきゃ。
……百均のアクリル混毛糸、7玉もあれば……足りる、かな……(どきどきどき)
No.7981 (創作)


 難易度高かった
2017年01月10日(Tue) 
棒針編みで透かし模様第三弾。
今度は「 Spike Trellis Stitch 」とやらに挑戦してみたのですよ。



相変わらず英語なので、解説はよく判りません(苦笑)
手の動きを見た感じの推定では、

・作り目は4の倍数個。

・奇数段
 表目2、かけ目、右上2目一度。
 2目一度で終わる。
 ※表目の2個目がすべり目の上。右上2目一度は縦2列の右側部分。

・偶数段
 裏目2、かけ目、左上裏2目1度。
 2目1度で終わる。
 ※裏目の2個目がすべり目の上。左上裏2目1度は縦2列の右側(表から見ると左側)部分。

そんでもって、結果が……こう。



推奨棒針5〜6号の並太毛糸+7号棒針の組み合わせです。



……正直に言いましょう。舐めてました。
動画見た時は、単調な繰り返しだし簡単だわww とか余裕ぶっこいていたのですが。
これめっちゃ難しいッス(−ー;)

二段も編めないうちに全部ほどくこと実に4〜5回。その内ににっちもさっちも行かなくなって一回は糸切って廃棄。
改めて最初から編み直して、どうにかここまで到達するも、左上のところでまたおかしくなったのをどうしてもリカバリーできず……ここで編むのを止めたというのが実情です。

前の星型の透かし編みは、偶数段がすべて裏編みだったため、多少変になっても2〜3段ほどけばなんとか針を通し直せたのです。
しかしこれは奇数段でも偶数段でも2目1度とすべり目がびっちり存在していて、ほどくのすら難易度マッハ(汗)



これは小さい試し編みだったからまだ何とかなったようなものの、大物で失敗したらと思うと恐ろしいです。これで何かを作るのは、私には厳しそうだなあ……

しかし今回は私の変則編み方、「おばあちゃんの棒針編み」式も祟った感があります。
裏目(偶数段)を編んだ次の段で、棒針にかかっている目の向きが通常と逆のため、奇数段の右上2目1度のやり方が通常と違ってくるんですよ……かけ目の糸かける方向も違ってくるし。

最初はそれに気づけなかったことも、手間取った理由かと。

はあ、模様自体はすっごく好みなんですけどねえ。消費する毛糸の量も少ないですし。
細めの並太と7号棒針の作り目24目で、横幅12cm編めるんですもん。
これでもうちょっと、失敗した時の直し方が楽だったらなあ……


そして最近のダイソーはすごいですね。
そろそろシーズンも終りに近いだろうから品揃えも入れ替わりそうだなあと思いつつ、近場で一番大きなダイソーに立ち寄ってみたのですよ。



今時は百均で輪針まで売ってんのかww
目数リングだってある上に、段数マーカーと兼用になるようなデザインだし。持ってるから買わなかったけど、縄編み用の凸型の針とか、目を休めるための大きな安全ピンみたいなのとか、基本的な編み物グッズがてんこ盛り。
私が子供の頃は、貴重なお小遣い握りしめて手芸店でどれを買おうかと悩みまくっていたと言うのに、最近の子供は羨ましいなあ……
No.7980 (創作)


 これもなかなか
2017年01月08日(Sun) 
昨日できなかった試し編み、今度はこんなものに挑戦してみました。

  

ドライブ編みとやらの、さらに変形タイプです。
いや最近ちょっと手芸関連板に出入りするようになったら、今まで聞いたこともなかったような文言を目にすることが増えてですね。
ドライブ編みという単語もそのひとつで、はていったいどういうものなのだろうと検索してみたら、なんだかその透かし編み感が、まさにレーシーでvv



……そこでスタンダードなタイプではなく、いきなり変則タイプに挑戦してしまうのが我ながらどうかとは思うんですが(苦笑)

だって↓こちらのサイトさんで紹介されていた、

■プチマフラー3点 - ishi's knitting diary - あみものグループ
 https://amimono.g.hatena.ne.jp/ishi-knit/20061003

三枚目の写真。
この緑色のガーター編みが波打ってるやつが、すっごく面白そうだったんですもんww
さっそく編み方を調べてみて、たどり着いたのは↓こちら。

■ドライブ編みの編み方-手紡ぎ糸 紡ぎ屋 遊楽(ゆら) & Kudaishi Design Studio
 http://www.kudaishi.com/ドライブ編みの編み方/

テキストと動画で、非常にわかりやすく説明して下さっています。
なるほど、奇数段を編む時に針へ毛糸を巻きつけて、わざと、しかもきちんと長さの揃ったゆるい編み目を作っていくのがポイントなのですね。
そして通常は数段おきに1段丸ごと大きな目にするところを、この変則バージョンは互い違いにしかも少しずつ巻く回数を変えることで、こんなふうに波打った編み模様を生み出すと。

いやあ、面白い!

表目だけという、たったひとつの編み目を工夫することで、こんなにも変化を持たせられる。
やっぱり編み物って奥が深いなあ(しみじみ)



今回も余り物の極細毛糸を使用。
どちらも2本どりで、左が8号針、右が6号針です。
8号だと、通常のガーター編み部分が緩すぎますね。6号針もちょっと怪しいですが、たぶんこれは単に私の技術が拙いだけかと。
3本どりにすると、今度はせっかくの透かし部分が埋もれちゃいそうだしなあ……

この編み方は、サマーヤーンを使った夏用のストールなんかに良さそうですね。色もグラデーションの入った段染めが映えそうvv
いや使わないし作らないけどさ……ああでも、なんかレシピを見ると1玉で作れるって……前に百均で見かけた白からモスグリーンへの段染めになった中細っぽい毛糸、あれちょっと使ってみたかったんだよなあ……(こらこらこら)


そして以下はヒトコトお返事につき、記事をたたみます。
No.7974 (創作)


 この積み重ねが大事なんだってば
2017年01月06日(Fri) 
……ほんとですよ?
と言う訳で、



棒針編みのスターレースステッチ、まだやっています。
週末を待たずに物置きへ毛糸発掘に行ってしまいましたww
極細毛糸、記憶の通りそこそこあったけど、どれも色がケバいよ……(´・ω・`)<蛍光朱色とかショッキング・ブルーとか
まあ、手触りとか棒針の号数をチェックするのには、それで問題ないんですけどさ。
ちなみに今回使用した糸には、帯に推奨針サイズもゲージも、それどころか長さすら書かれていない代物でした。なにしろ我々兄妹の誰かが生まれた時に、出産祝いとしてもらったやつらしいですからね……どんだけ年代物だ(汗)

まあ、極細毛糸というのはそもそも何本か束ねて使うことが前提らしいので、針の推奨号数というのはないのかもしれません。

で、やってみた結果がこれです。

  

上の薄いピンク2枚が昨日編んだ並太毛糸のやつ。
下の濃い色2枚が今日編んだものです。使用したのは10号針で、左側が極細3本どり。右が同じく2本どり。

これだけの枚数(実はこの他にも、一番最初に極太毛糸+12号で編んでいる)同じようなものを編み続けてようやく納得のいく組み合わせに到達できました。
それは極細2本どり+10号針です。
軽さ、柔らかな手触り、そして透けるレーシー感。そうだよ、私はこういう編地をイメージしていたんだ!!《o(>▽<)o》



糸を束ねる「引き揃え」という手法は初めてやってみましたが、針の号数をかなり大きくしたおかげか、思ったよりは楽でした。ぶっちゃけ極細毛糸自体、初めて使ったぐらいで。
ただ、失敗した時の修正難易度はかなりのものです。段の途中で数目戻るぐらいはともかく、目を落とした時は本当にもう……(遠い目) 糸を二重にしているだけに留まらず、この編み方だと目が交差しまくっているため、一部だけ縦にほどいて直すというのが至難の業。何箇所かはそれでもなんとか直しましたが、一度などはあきらめて3段解……こうとして、目を拾いそこね、さらにもう二段ほどく羽目になったりとか ┐(´〜`;)┌

ああでも本当に、良いなあ、この編み方。
これを真っ白とあわーーーい水色の2本取りで編んだら、すっごくかわいいんじゃないかなあ。星というより雪の結晶的なコンセプトで。最後にはその淡い水色の糸で、周囲をぐるっとかぎ針で縁取りしてさあ(想像中)
うん、絶対にかわいいvv

でも大物作る余裕はないんだよなあ(しょぼん)
この模様なら輪編みにもできるはずだから、いっそミニペットボトル用のウォーマーとか?
って、私はペットボトルも買わないんだよなあ(苦笑)

うん、まあ、来年の冬までに何か考えましょうかね。
袋状にして、中に濃い目の色の巾着とか入れたら映えるかなあ……
No.7969 (創作)


 やばい面白い
2017年01月05日(Thr) 
昨日動画を見つけた、棒針編みの透かし模様に挑戦してしまいました。



はい、棒針編みだけどレースですよーww
最近、透かし模様がマイブームです。

この編み方も、一見すると難しそうですが、慣れてみると意外に単調作業。

1段目 四の倍数+1で作り目する
2段目 全部裏編み(以下、折り返しの偶数段はすべて裏編みのみ)
3段目 
 1.3目1度して左の針に目を残したまま、掛け目で1目増やす
 2.↑で残していた3目を、再び3目1度してから左の針から抜く
 3.次の1目を通常の表編み
 4.以降、1〜3の繰り返し
 5.段の最後で2目残るので、それは通常の表編み
4段目 偶数段なのですべて裏編み
5段目
 1.最初に2目表編み
 2.3段目の1〜3と同様に繰り返し
 3.この段は3目1度で終わる
6段目 偶数段なのですべて裏編み
7段目 3段目に戻る

こんな感じで、横4目・縦は3〜6段目の4段で繰り返されていきます。

結果……



こんな感じに。
使用糸は推奨棒針5〜6号の並太。
それを10号針(左)、12号針(右)でざっくり編んでみました。



拡大図。
12号(右)だと、さすがにちょっとゆるすぎますかね。
10号(左)の方が、模様が綺麗に整ってくれている気がします。
でもぶっちゃけ目を離してる間に混ぜられたら、たぶん見分けがつかなくなるだろう程度には、あまり違わない仕上がりに(苦笑)

ただ参考にした動画に比べると、ちょっとレーシー感が足りないような気が……うーん。なにが悪いんでしょう(悩)

光に透かすとこんな感じ

動画はアメリカ式で編んでおられたので、糸をかける方向とかがよく判らなかったんですよね……<最初の方は増し目部分がねじり目になってしまった

でもこの編み方、面白い……ww
そういえば先日、物置きの毛糸箱をあさってみたら極細ばっかり入ってたよな……極細毛糸なんて使わねえよとか思ったけど、極細の淡い色、むしろ真っ白いのを2〜3本どりにしてこの編み方したら、ふんわりした柔らかいショールが作れそうvv

問題は私が引き揃え(糸を数本どりにすること)で編んだ経験がないことと、今からショールなんか編んでたら、それこそ今シーズン中には終わらないってことですが。あと私は防寒用の実用向けショールしか使わない(駄目じゃん)

……でもちょっと、週末には毛糸箱をあさりに物置きまで行ってこようかな……(笑)

あ、あと4本棒針で輪編みしてたやつも、一応完成しました。



風呂掃除用のアクリルたわしッス。
食器洗い用と違うから、スポッと手にはめて使うと便利かなあって。
でも二目ゴム編み止めがめっちゃ面倒だったので、次に作ることがあったら、メリヤス編みで行こうと思います。色変え時の段差ズレ補正の実験もリベンジしたいですしね。
No.7968 (創作)


 編み物熱が止まらない
2017年01月04日(Wed) 
輪針持ってないから、メビウス編みできないんだよなあ……かーらーのーー、



久々に4本棒針で輪編みがしたくなったの図です(苦笑)
ドミノ編みで残った百均アクリル毛糸を使っているので、これも編み終えたらタワシになる運命です。
風呂掃除の時は、手を突っ込んで風呂桶ゴシゴシできるのが便利なんじゃないかなって。

そして普通にぐるぐる螺旋に編んでいくと段差ができてズレてしまう、編み始めの位置と糸替えの位置を修正する技法を見つけ、試してみたのですが。

■輪針の編み方その2(段ずれ操作の方法) : idylle.Mのblog
 http://blog.livedoor.jp/tricotidylle/archives/22077935.html

編みたい数より1目多く作り目。
輪に編む段の最初の目をすべり目で開始。一周したら、最後の目とすべり目した目を2目一度する。

■段差のできないボーダーの編み方 | Atelier Knits
 http://atelier-knits.com/tutorial-jogless-stripes/

色1で段の終わりまで編んだら、最後の目を左の針に戻してから、色2で最後の目と続きの新しい段を編む。
左の針に色2で編んだ最後の目がかかっている状態でストップ。
1段下の色1の目を引き上げて左の針にかける。
左の針の最後の目(色2)と、引き上げた目(色1)を、2目1度で1目にする。


……二目ゴム編みで編んじゃたために、うまく行ったのかどうかよく判りません ┐(´〜`;)┌
これはメリヤス編みでもう一回挑戦するべきかなあとも思いつつ、さらにこんな編み方を見つけてしまい、手がワキワキとww





うっわー、柔らかめのモヘア系とか、ちょっと細めの糸を二本取りにして太めの棒針でふんわり仕上げたら、お洒落なショールになりそうなvv
……ただし防寒性はあまりないかもしれないし、普段使いしてるとあちこちに引っ掛けて大惨事にもなりそうですが(苦笑)
ああ、この編み方も是非試してみたいっっ《o(><)o》

……やりたいことがいっぱいあるのは良いことですよね、うん。


そうそう、今日が仕事始めだったので、あのスヌードを巻いてチャリ出勤してみました。
うん、あったかすぎて、さすがに顔は出したww
そして百均毛糸で編んだ部分も、全然チクチクしたりせず、むしろウール部分より軽くて柔らかい肌触りでした。
あのシリーズの毛糸使って↑の編み方したら、良い感じに仕上がってくれるかも……(どきどきどき)
No.7964 (創作)


 フランス式の裏目
2017年01月03日(Tue) 
この年末年始には、久しぶりに棒針編みをやりました。
その際には復習を兼ねてネットでいろいろ検索もしてみて、今まで知らなかった技や、あるいは基本的なことを改めて知ることができました。

そのうちのひとつが、棒針編みにはアメリカ式とフランス式があるという事実。

■メリヤス編み・アメリカ式とフランス式って知ってる?
 https://matome.naver.jp/odai/2144978778775862401

私は子供の頃に母からフランス式で教わりましたし、購入した本もみなフランス式で書いてあったので、これがスタンダードだと思っていました。
しかしネットで調べてみた感じ、アメリカ式のほうが初心者にはとっつきやすく、またアメリカ・イギリス・オーストラリアなど英語圏ではそちらのほうが圧倒的に多いのだとか。

なにより意外だったのは、フランス式の裏編みは難易度が高くて覚えにくいのだということ。

■フランス式裏編み徹底図解|たた&たた夫の編物入門
 http://www.tata-tatao.to/knit/fpurl/

↑のページでは、フランス式の裏編みだけのために、「1万字以上の文章と38にのぼるイラストを使った前例を見ない解説書」だとのこと。
それぐらいに躓きやすい部分なのだそうです。

……しかし私は、どちらかと言うと裏編みのほうが得意なんです。
以前にも書きましたが、ガーター編みのマフラーをしかも中細毛糸で編んだ時、一本分全部裏目で編みあげた前科があるぐらいです。
そんなに難しいっけ……? と首を傾げながらあちこちの動画や解説サイトを見比べた結果、私は糸の引き出し方が一般的なやり方とは違っていることが判明しました。

通常フランス編みの裏目とは、↓このように編むらしいです。

右手の棒針を次の目に差し込み、上から編み糸をかけて引き抜く。

しかし私のやり方はというと……

次の目に差し込んだ右手の棒針を、編み糸の上に乗せて、奥に向かって押すように出す

糸を引っ掛けるという動きが省略されているため、動作が少なくて済みますしスピードも早いのです。
ただこの編み方には、ひとつ問題がありまして。
いや私はそれが普通だと思っていたので、今さら意識もせずに続けられるんですが

私のやり方で編んだ場合(赤)と、本来のフランス編みで編んだ場合(青)では、棒針にかかる糸の輪の向きが逆になるんですね。



本来の編み方(青)だと、前の目からの糸が棒針の手前を通り、後ろ側にまわってから次の目に向かうという、表編みと同じ方向になります。
私のやり方だとそれが逆になるため、次の段を編む際に右手の針を差し込む方向に気をつけないと、目がねじれてしまうのです。また減らし目や交差編みなどをする際にも、ねじり目にならないように注意しなければなりません。

……でも、それが普通だと思ってたんですよねえ(苦笑)
常に糸の向きを確認しながら編む習慣がついているからこそ、編み目の構造が頭に入っていて、この間の「二目ゴム編みはぎ」なんて代物も、なんとか形にできたようなものですし。

なんでこの編み方が一般的じゃないんですかねえ……


追記:
↑の記事を書いたあと、またネットをうろうろしていたら、こちらのブログさんを発見しました。

■1目ゴム編みの編み方:棒針編みの基本【おばあちゃんの棒針編み】
 https://knittingjapan.blogspot.jp/2016/05/
how-to-combined-knitting.html

そう! これ、このやり方なんですよ!!
前の段が表編みの時と裏編みの時とで、棒針を入れる方向が違ってくる。そこにだけ注意が必要なんですが、それ以外はすっごく楽なんですYO!

■【おばあちゃんの棒針編み】と【フランス式の棒針編み】の違い。
 https://knittingjapan.blogspot.jp/2016/04/blog-post.html

ああ、私の編み目がきつくなりがちなのは、この編み方をしてるからというのもあるんですね……
『書籍によっては、間違った編み方として載っています』というのはちょっぴりショックですが、しかし『東洋と西洋の「組合せ編み」Combined Knitting(コンバインド ニッティング)』という呼ばれ方は、なんだかちょっとかっこいいかもww
No.7962 (創作)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

サーチ :


 最新の記事
 キリの良い位置で助かっ..
 アレンジバージョン
 この一ヶ月での変化
 やってみないと判らない
 難易度高かった
 これもなかなか
 この積み重ねが大事なん..
 やばい面白い
 編み物熱が止まらない
 フランス式の裏目

 最新のコメント
 こんにちは、はじめまし..
 by 神崎真
 at 2018/01/25 10:29:04
 早々、ご回答ありがとう..
 by ciebukurou
 at 2018/01/25 05:42:11
 こんばんは〜、いつもお..
 by 神崎真
 at 2017/12/31 22:18:01
 ページ開けば回さなくて..
 by 既に解決してるでしょうが
 at 2017/12/31 12:09:48
 黒糸、そうなんですよ。..
 by 神崎真
 at 2017/12/30 19:14:47
 黒糸は繊細さと細糸感が..
 by 胡蝶蘭
 at 2017/12/30 11:23:24
 重ね重ね、ありがとうご..
 by 神崎真
 at 2017/12/28 20:47:52
 あわわ、入れたと思った..
 by 萵苣
 at 2017/12/28 18:02:34

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