十日も無駄にしてもうた(泣)
2017年04月29日(Sat)
19日に、別々に手配していたものが、一度に手元に届いてしまったという記事を書いていましたが。 ……実はもう一冊、届いていたことが今日になって判明しました。
タティングレース書籍として多くの人がおすすめに挙げる、NHKおしゃれ工房の「タティングレース」聖光院有彩著です。 これも地元県立図書館になかったので、県内の他の館から取り寄せ借り出しをお願いしていたのですが……どうやらそれの届いた日が、たまたま「市立」図書館で予約していた別の本が返却された日と重なっていたらしく。 で、その連絡を電話で受けた次兄と母の情報が、私に伝わるまでにとっちらかってしまったようで(−ー;) 「19日にお電話したのですが、まだ取りに来られていないようで……」と「県立」図書館から確認のご連絡があったのが、十日後の今日だった、と。 他館からの取り寄せだから借り出し延長できないうえ、いつ私が受け取ろうとも、返却期限は県立図書館へ届いた日から算出されるという _| ̄|○ 図書館の方が、わざわざ気を遣って二度目の連絡を下さったのが本っっ当ーーにありがたかったです。 ……まあこの本は絶版という訳でもないので、中読んで気に入ってもっと手元に置いておきたいと思えば、自分で購入すればいい話なんですが。 ともあれ、電話終わったら速攻で受け取りに行きましたとも。 駐車場からちょい距離がある上に、受け取りカウンター二階にあるから、「あの、取り寄せ、お願いした、本……っ」って息切れしながらになっちゃいましたよ。伝言がうまく行かなかったようでって謝ったら「やっぱり。そうだろうと思いましたww」って笑われるし。 申込みの時に、早く取りに来たほうが長い時間手元においておけるんですねとか、めっちゃ確認してたもんなあ……それを覚えてくれてたスタッフさん、何度も言いますが本当にありがとう <( _ _ )>
No.8148
(創作:: タティングレース)
知っていると、レース編みの他にも役立つかもしれない、ちょっとした小技のご紹介。 固く締まってしまった、結び目のほどき方です。 タティングレースをしていると、しばしば「糸の長さが、あとほんのちょっとだけ足りない(泣)」とか、「一箇所だけスプリットリング作らなきゃ」などの理由で、糸を一時的に仮繋ぎすることがあります。
こんなふうに、別シャトルの残り糸に繋いだり。 また人によっては、いちいちシャトルの穴に糸を通すのが面倒だからと、最初から短い糸をつけておいて、そこに使用糸を繋いで巻く人もいらっしゃるそうです。で、終わったら結び目を切って取り外す、と。 確かに固く締まってしまった結び目は、ほどくのが大変なもの。まして細糸ならなおさらのこと。 ……しかし、そもそも糸の長さが足りなくて仮繋ぎしたのに、結い終わってからさらに糸を切るとなると、始末時に使用できる長さが余計に短くなってしまいます。たとえそれがわずか数ミリの長さでも、少しでも長く残したいという場合がある訳で。 そんなあなたに、糸をほどく小技。 ……なにを今さら、な。一般常識かもしれませんが(苦笑) ともあれ。 まず糸を仮繋ぎする時は、必ず本結び(真結び)にしましょう。
縦結び(固結び)や止め結びだとアウトです。タティングの糸始末時に推奨されている、はた結びや外科結びも駄目。 必ず同じ糸が同じ方向から出ているように。これがまず基本です。 ほどく時は、どちらか一方の糸を、まず両側へ向かって広げます。
力任せで構いません。広げている方の糸がまっすぐになるまで、ぐいーーーっとやります。
すると結び目が裏返って、通常のタティング1目の状態に変化。 あとは指や爪で挟むように固定して、まっすぐになった芯糸を引っ張ったら…… ほどけた(^^ かなり固く締まった細糸でも、このやり方でたいてい、切らずにほどくことができます。 思い切り結んだ#40の糸でも、ほらこの通り。 日常生活の中でも、たとえばゴミ袋の口や弁当包みの結び目など、固く締めすぎてほどけなくなった時、この方法を知っていると非常に便利。 ……ガールスカウトで教わったロープワーク、地味にいろいろ役立っているよなあ……(しみじみ) なお、こんなふうにほどける可能性があるので、逆に糸始末時には本結びを使わないほうが無難です。 私は二回目を二度からげるタイプの外科結びを愛用しています。あれ細かいところ見えなくても、手探りで結べるからありがたくって……<最近遠視と乱視に加えて、さらに近視と老の眼がですね(−ー;)
No.8145
(創作:: タティングレース)
今日も今日とて、新しいタイプにチャレンジ。
「タティングレース 花」より、広瀬史子さんデザイン「105 ネックレス」のヘッド部分です。 使用糸は Le Cotton の#50ホワイト。 いっさい飾りピコがなく、シンプルに面を埋めていくまっ平らなタイプだった昨日のとはうって変わって、長めの飾りピコを多用した、ふかふかもふもふで繊細さを感じさせるモチーフです。 ……ピコを入れている以外は、昨日のものの中心部分と、作り方ほとんど変わらないんですけどね。
完成サイズは6.5cmほど。 レシピより太い糸を使用したので、実際にネックレスにするには、ちょっと大きいです。あとさすがにピコが長すぎた(苦笑) 書籍写真ではもっとピコが上向きに立ち上がっていて、タンポポみたいな感じというか。中央部に向かって傾斜していくすり鉢状になっている形状なのに、これは逆に周囲へ向かって下がっていく山形になっちゃいました。まあ可愛いからそれもよし! そしてここまで長いピコを多用すると、やはり Le Cotton の撚りの甘さが如実に現れてきますね……
完全にピコが割れてますし、シャトルに繋がっているこれから結う糸も、まるで刺繍糸のようにほぐれてしまってます。 でもまあ、今回はそれが逆にフサフサ感をUPさせてくれそうだから、あえての Le Cotton チョイスだった訳ですがww そしてピコ作成時には、エコクラフトを裂いて作ったピコゲージが大活躍★
ゲージを縦にして使うことを、ようやく覚えましたよ<遅い これまでサイズを揃えられないからと敬遠していた、ロングピコ大量発生タイプのモチーフも、これで安心して手を付けられます。 なおエコクラフト製ゲージについては、こちらの記事を参考にさせていただきました。 ■じぇる’s 〜クロスステッチから雑食へ〜 新ピコゲージ♪ http://jels.blog27.fc2.com/blog-entry-1829.html いちいち定規当てて計ったりカッター使って慎重に切らなくても、簡単に平行を保った状態で小刻みにサイズ違いを作れるあたり、本当に便利です。角が丸いのもポイント高し。 なお糸に色移りする可能性があるので、白がおすすめだとのこと。私はたまたま手持ちに端切れがありましたけど、ダイソーのクラフトバンドって、白ありましたっけ? そしてネット上をうろうろしていたら、また便利技術を発見したので、メモメモ φ(..)VIDEO 間違えたリングをほどく際に、こじ開けずに閉じたままでほどいていくやり方です。 ピコがないリングは、最初にこじ開けることができないから、うっかり閉じちゃうとほんとに大変なんですよね……この方法で1目でもほどくことができれば、見えた芯糸をラジオペンチで引っ張り、こじ開けることが可能になるはず。あと、最後の1目って固く締まりがちで、そのせいでピコがあっても芯糸が引っ張り出せないことも多いですし。 そういう時にこのやり方、非常に役立ちそうです。
No.8142
(創作:: タティングレース)
別々に手配していたものが
2017年04月19日(Wed)
……何故か一度に手元に届いてしまう。 そんなことってありますよね(遠い目)
もちろん他にも積読は山脈を形成しているんですが……さてどれから手を付けよう…… とりあえず図書館のものは、二週間以内に片付けないとなんですが、興味の赴く優先順位から行くと、やはり自分で買ったやつのほうが(悩) って、贅沢な悩みですねww とりあえず、一番短時間で雰囲気を掴めそうなモチーフ&エジング101をパラパラとめくってみたら、予想以上の難易度の高さに冷や汗が。 糸の量の目安どころか、使ってる太さ(番手)も完成サイズも、糸玉を使用するのかシャトルだけなのかも書いていない。101作品(!)のうち、かろうじて49番目まではシャトルの数のみ記載。結い始めの位置ほどはごくごくちっちゃな矢印で示されているけれど、それ以外はどこからどこまでが一段目で、さらには全部で何段あるのかも自力で解読するしかない。 ってか、ケルティックなタイプ以外で、シャトル同時に三つ使うパターンなんてあったんだ……
ともあれ、ざっと眺めただけでも超絶素敵で私好みなデザインがいっぱいだということだけはよっく判りました。頑張って解読にいそしむ所存です。 ああしかし、藤戸禎子先生ってやっぱりすごいなあ……(しみじみ) 以下はヒトコトお返事につき記事を畳みます。
No.8135
(創作:: タティングレース)
こういう時のためのLサイズ
2017年04月14日(Fri)
一回目はピコのサイズが合わずに途中で断念。 二度目は二段目のリングが一個足りない状態で、気付かずに最後まで行ってしまったマーガレットのモチーフ。 三度目の正直は、何度も何度も繰り返し確認しながら慎重に進め。 そしてその結果を元に大体の必要糸長を予測して、四枚目を作成。 結果、 藤重すみさんのマーガレットのモチーフを一枚作成するのに、太めの40番手こと、天使の毛糸シリーズ・クロッシェレース糸で、私が両手を広げた幅×11回の糸が必要だという結論に達しました。ざっくり13〜4mってところでしょうか。 10回ちょいで充分でした。推定12〜3mってところで。 しかしノーマルシャトルではかなり無理をしても、8回分の量しか巻くことができません。 そう、今こそクロバーさんのLサイズシャトル の出番でしょう♪
いつものプラチナレース糸は、LサイズシャトルにMAX巻きすると、両手×14回ほど行けます。しかしそれよりちょい太いこの糸は、12回でもかなり糸がはみ出るギリギリ状態。 ↑の写真の通り、11回ぐらいがちょうど無理のないMAX容量っぽいです。グラムあたりのメートル数が同じPuPu糸も、おそらく同じぐらいになるんじゃないかと。 あ、この必要糸長は、スプリットリングを使用して、途中で一度も糸を切らずに3段目まで行った場合の長さです。 糸始末の回数は、一回でも少ないほうが良いですからねえ(しみじみ) そしてテキストだと金票40番使用で9cm直径になるはずのモチーフが、11.5cmになっているのは……けしてピコや渡し糸が長すぎるのではなく、糸の太さのせいだと信じたい……(苦笑)
No.8131
(創作:: タティングレース)
プロフィール
神崎 真 (かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。