2017年の読了図書
2017年12月31日(Sun)
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「おこぼれ姫と円卓の騎士12 女神の警告」石田リンネ 「優雅なタティングレース」藤重すみ 「3ステップでここまでできる すてきなタティングレース」盛本知子 「人狼への転生、魔王の副官6 〜帝国の大乱〜」漂月 「タティングレース」聖光院有彩 「タティングレース 花」亥辰舎BOOK クリエイターアンソロジー 「タティングレース モチーフ&エジング101」 藤戸禎子 「髑髏城の花嫁」田中芳樹 「パイナップル編み―ドイリー・クッション・テーブルクロス」鈴木陽子 「タティングレースのブレスレット&ピアス70」海東麻井 「タティングレースを編む午後」ハ・ミギョン 「アンと青春」坂木司 「北欧&東欧テイストのエコたわし かぎ針編みで簡単! 36デザイン」主婦と生活社 「人狼への転生、魔王の副官7 〜英雄の凱旋〜」〜」漂月 「ロンドンの超能力男」ダニエル・スタシャワー、日暮雅通 訳 「人狼への転生、魔王の副官8 〜東国奔走〜」漂月
あー……判ってはいましたが、改めて確認してみると、びっくりするぐらい少ないですね(汗) 一年間で16冊……しかもそのうち小説かつ、WEB版を読んでいない完全な初読って4冊しかないよ。文字を読めるようになって以来、こんな一年間があっただろうか。いやない(断言)
これまで余暇のほぼ全てを読書に振り分けていたというか、むしろ本を読むために自由時間を捻り出していたのが、昨年はその時間をまるっとレース編みにスライドさせてたからなあ…… いちおう手を動かしながら、読み上げアプリでオンライン小説を聴いていたので、そちらの方はけっこう長編を消化しているのですが。 たとえば「素材採取家の異世界旅行記」、「神様は異世界にお引越ししました」、「二度目の人生を異世界で」、「ある魔術師の手慰み迷宮行」、「ヒトを勝手に参謀にするんじゃない、この覇王」、「弓と剣」……ここらへんトータルしたら、たぶん文庫50冊分ぐらいは行くんじゃないかな……?
とは言え、びっくりな結果でした。 この消化ペースだとそりゃあ、積読の山が高くなっていくはずですわ。いくら買い控えていても(ため息) でもなあ、内容に集中できない精神状態で、せっかくの面白い本を読むのはもったいないという思いがあるんですよね……来年はもうちょっと、読書に気持ちを向けられる余裕を持ちたいと思います。
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No.8826
(読書)
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2017年12月24日の読書
2017年12月24日(Sun)
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本日の初読図書: 表紙の怖いおっさんは、観星衆の長トキタカさんです。何故に白目(笑) 266話「評議会の苦悩」〜295話「ただの副官(後編)」までを収録。 第一部終了までですね。あと今回は描き下ろし短編が二作。樹海へ調査に行ったヴァイトが人狼の村へ師匠同伴の家庭訪問状態で里帰りしつつ、もうそんなに頑張らなくても良いんだぞと諭されるお話と、同じく樹海で茸人達と交渉したときのお話。 特に前者は、第一部終了にふさわしい描き下ろしだったと思います。
……ただ今回は、一部の購入店でヴァイト前世編の書き下ろしSSが載った小冊子をもらえたらしいのが無念です _| ̄|○ 本編で語られないからこそ、想像の翼を広げられる彼の前世なのですが、それでもやっぱり知りたいじゃないですか! しかも脇役艦長〜とも絡められていると聞いた日には(泣) 「辺境の老騎士」とかと言い、特典小冊子つけてくれるのは嬉しいんですけど……全コンプするには複数冊買う必要があったり、あるいはその店舗がある地域まで足を伸ばさなきゃいけないのとか、無茶ぶりがすぎるよ出版社さん(しくしくしく)
内容の加筆としては、ツイッターでも予告されていた通り、鵺退治周辺が大幅に増えていました。 特にWEB版では終わってから到着していたウォーロイ皇子及びカイトやリュッコが間に合っており、フミノも協力した大掛かりなバトルになっております★
さらっと流されていた同盟調印まわりもしっかり書き込まれていて、お得感はたっぷりでした。 個人的には、マオ視点が書き足されているのがまたvv あとウォーロイ皇子視点もありました。 ……ことここに至って、未だにフォルネ視点がないのはなんでや(´・ω・`)?
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No.8806
(読書)
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祝! 単行本&連載決定!!
2017年12月22日(Fri)
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世の猫好き必見。 売れ残りのブサカワ猫ふくまると、どこか天然なナイスミドルおじさまとの、心温まるツイッター漫画「おじさまと猫」が、ついに商業化決定したそうでvv
■桜井海さんのツイート https://twitter.com/sakurai_umi_/status/944039967109431297
全ページ清書済みのうえ、描き下ろし60ページ以上とは……あと連載も決まったそうです。 やっぱりなあ、これだけ反響あるんですもん。いつかこの日が来ると信じてたよvv
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No.8796
(読書)
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何ページなんだろう
2017年12月16日(Sat)
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えっ、マジですか!?
JETさん作画のマンガ版ホームズは全部揃えてる(はず)なので、今まで全然気にしてなかったんですが。 描き下ろし、しかも「緋色の研究」ですと Σ(゜ロ゜ノ)ノ
いったい何ページなんですか、そこのところ詳しく!! 二部の方はある程度省略されてるでしょうけど、二人の出会い話がJETさんの作画で!? うわーうわー、欲しい……欲しいけど送料無料な楽天ブックスでは既に売り切れ……1月分のポイント入る頃に、再入荷してくれるかな……ページ数見る限りペーパーバックっぽいから再入荷はないかも……ううう……(悩)
追記:
■JET-jyuubangaiさんのツイート: https://twitter.com/JET00jyuubangai/status/ 941314403483258880
> 描き下ろし128P『緋色の研究』 まだらの紐/ボヘミアの醜聞/銀星号事件/曲がった男/青い紅玉/赤毛連盟/瀕死の探偵/踊る人形/六つのナポレオン胸像 一冊目(表紙赤)と二冊目(青)からのセレクション5作と三、四冊目の描き下ろし4作を収録。
マ ジ カ !?
『緋色の研究』128Pだと!? しかも『ボヘミアの醜聞』『曲がった男』『赤毛連盟』『踊る人形』は未読だよ、コンビニペーパーバックの描き下ろしだったって Σ(゜ロ゜ノ)ノ
全っ然、気づいてませんでした……ていうかペーパーバックで新作描き下ろしってあるんだ(驚) 宙出版からのこのシリーズ、ほかのは他作家さんとのアンソロジーだったりとかするみたいですけれど、今回はJETさんお一人なようです。 未読の描き下ろし四作もすべて網羅されていたので、これはもう買うことにしました。 Amazon さんなら、送料無しでまだ在庫がある……っ
追記2:
実物が手に届いたので、ひとまず目次をチェック。
緋色の研究 …… 7 まだらの紐 …… 136 ボヘミアの醜聞 …… 189 銀星号事件 …… 248 曲がった男 …… 299 青い紅玉 …… 358 赤毛連盟 …… 399 瀕死の探偵 …… 442 踊る人形 …… 483 六つのナポレオン胸像 …… 540
となっていました。
……ということは、緋色〜128P、ボヘミア〜52P、曲がった男58P、赤毛〜42P、踊る〜56Pで、私の未読(手持ちにない)分は計336ページだとぅ!? 少なめページの単行本なら、二冊分行くぞ。それがこのお値段で読めるとはvv 買ってよかったです。っしゃーーーvv
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No.8774
(読書)
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2017年12月14日の読書
2017年12月14日(Thr)
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本日の初読図書: ■ヒトを勝手に参謀にするんじゃない、この覇王。〜ゲーム世界に放り込まれたオタクの苦労〜 89話 https://ncode.syosetu.com/n9402dh/
腐女子でオタクな女子大生 榎島未結(エノシマミユ)は、気づいたらやり込んだRPGゲーム『ブレイブ・ファンタジア』の世界に居た。しかも周囲の状況や時間軸を確認してみると、驚きの事実が判明する。 ――え? ここ、アーダルベルト陛下統治10年のガエリア帝国? ……5年後に滅ぶくね? うっかり、そう、ついうっかりそう漏らしてしまったのだ。 シリーズもののそのゲーム、第3作から4作にかけての主人公だった獅子の獣人アーダルベルトが、主役変更された5作目でいきなり死亡したのだ。即位前の自由奔放ぶりを発揮していた3の若獅子モードも、ちょっと真面目に王様頑張ってる4も、5で貫禄を出してきたカリスマっぷりも愛してやまなかった未結にとって、それは随分とショックを与えてくれた展開だった。 実際、往年のファンほど嘆き悲しんで、お葬式まで開かれるほどの嘆きよう。そんなこんなな事件が起きてしまう、5年ほど前。そんな環境に彼女は存在していたのだ。 だからこその、失言。 5年後にこの国は、指導者を喪った瞬間を狙った異国の侵略により、滅亡する。 そんな事実をポロッと口にしてしまった。 まさかその言葉が、当のアーダルベルト陛下 ―― 即位10年目になる覇王様その人の耳に入ると、誰が思おうか。 ましてやその覇王様が、御自ら下町まで足を運び、小さな宿屋で下働きをしていた異邦人へと直々に尋問してくるなどと。 「お前は我が国の滅びを予言したそうだな。それも、明確に時期まで指定して」 「……くだらぬ下賤の輩の戯言と妄想です」 「ただの愚者にも見えん。こぞ…小娘か? 貴様何者だ」 「……一応生まれたときから性別は女なんで、そこは疑問符付けずに小娘にして頂きたい。あと、何で最初に小僧って言いかけた、くらぁ!?」 条件反射でそう言い返した彼女に……覇王様は何故か、腹を抱えて爆笑した。 「小娘、お前面白いな」 「……それはどうも、アリガトウゴザイマス?」 何やら気に入られたらしい彼女は、そのまま米俵のごとく獅子王陛下の肩に担ぎ上げられ、王城へと連行されていった。 そうしてゲーム知識を「異世界の歴史書で知った、この世界に酷似した世界の出来事だ」と説明した彼女は、そのまま覇王の参謀として働くこととなった。目指すはお気に入りキャラの死亡フラグへし折り……? いやでも難しいことは分からないよ? だって私オタク女子大生だもん。適当に口だけ出して、あとは覇王様やその部下たちにおまかせさー そんな感じでのんびりゆるゆる過ごしていく彼女と、その周囲に広がる勘違い(?)の物語は、いつしか周辺諸国をも巻き込んでいって……
ある意味テンプレな、異世界召喚とゲーム知識コンボによるアレなアレです。 しかしなんというか……あまりにも有能すぎて、慕われてはいるものの対等な相手がおらず孤独だった覇王様と、その性格や過去その他を熟知している上に、ものの考え方そのものがぴったり合致しちゃったオタク女子は、気がつけば完全な悪友状態にww 例えて言うならデル戦のウォルとリィみたいな感じなんですが、ミュー(異世界では未結と発音できなくてそうなった)さんは戦闘スキルとか欠片もありません。ってか、獣人の国ガエリア帝国では、一般農民すらクワを片手に魔物駆除とかやっちゃうので、そういう意味では一般人以下です。 言語が通じる以外は特別チート能力も(途中で少ーしだけ片鱗は出てきますが)なく、ゲーム知識から来る《予言》だけが武器……と見せかけて、実はぜんぜん違うんですよね。 彼女の強みは、覇王様と対等にものを言い合える存在であること。しかも恋愛感情お互いに全くなし。たとえいっしょに移動する時の手段が(歩幅の違いにより)抱え上げられるのがデフォでも、疲れた覇王様がうっかり抱き枕にしちゃってても、そこにあるのはどこまでもぶれない悪友モード。 なにしろただでさえ厳しかった覇王様の嫁探しの条件に、「俺とお前が何をしていようと、深い意味は無いという事実をきちんと認識できる女でないと、面倒が増える」というのが加わっちゃう展開なのですよ(笑) 他にはまあ、食べ慣れたご飯食べたいという欲求が先走って、いろいろ食文化を開拓した結果、諸外国の食糧事情まで改善したりとかしてますが……本人には全く自覚ありません。 いや、自覚ないと見せかけて、実は全力で目を逸らしていただけだというのが、最新話付近で明らかになったんですが。 そりゃねえ、普通に日本で育った一般市民が、いきなり国の重鎮ですとか持ち上げられても、否定し続けないとアイデンティティ崩壊するわなあ……と、大いに納得したりとか。 ともあれ、最新章で他の日本人転移者が現れたりと、かなり話が進みました。これは終わりが見えてきたと思っても良いのか……な?
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No.8772
(読書)
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2017年12月04日の読書
2017年12月04日(Mon)
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本日の初読図書: ■魔獣に転生した俺と、彼女の話。 http://ncode.syosetu.com/n4615do/
16歳で若死にした少年は、異世界で高位の魔獣 雷虎に転生した。 風を切って走ることが楽しくて楽しくて、特に何にも興味を持たないまま、ひたすら世界中を駆け回り続けて、気がつけばもう120年。 その日も、たとえ人間の街の中であろうとお構いなしに走っていた彼は、ふと視界に入った少女の姿に目を止めていた。10歳ぐらいの、とてもきれいで、美しいドレスを身に着けた、いかにも貴族といった風体の少女。 しかしその目には傲慢さなどまったくなく……むしろ何故か、よく似た姿をしたおっさんに怒鳴られ、手まで挙げられていた。 おっさんが出ていったあと、泣いている少女が気になった彼は、開いたままの窓からそっと室内へ入り話しかけてみた。少女 ―― セラフィナは特に怯える様子もなく、彼と言葉をかわし、その毛皮をなでてくれる。 セラフィナは公爵家の娘という立場だったが、父親からは虐待を受けていた。 彼女を産んだ際に母親が亡くなったから。愛する妻を奪ったからという、どうしようもない理由かららしい。 何となくセラフィナが気に入った彼は、魔獣契約を交わし、彼女のそばにいることにした。あくまで気まぐれ。気に入った存在に力を貸しますよという程度の、軽いものだった。 高位魔獣だと知られれば、父親に取り上げられた上、溺愛されている後妻の娘に与えられてしまうかもしれない。そう訴えられた彼 ―― ゼノは、小型化して猫のような姿をとり、セラフィナと毎日を共にしていた。 そうして時は過ぎ、十五歳になったセラフィナには同じ公爵家の跡取りという婚約者が定められ、学園にも通うこととなった。契約魔獣であるゼノも学園へはついていくことができたので、特に不満もなく、それなりの学園生活を送っていた。しかし王子の婚約者となった異母妹が入学してきたことをきっかけに、何故か彼女の評判はどんどん悪くなっていって……
いわゆる悪役令嬢的な立場に置かれちゃった少女を、傍らで見守る転生者(非人間)のお話。本編7話で完結済。後日談的番外編も12話ほどあります。 異母妹の方がヒロインポジションで、自分は溺愛されているだけに、父親の「昔から悪さばかりするから、離れで暮らさせている」といった言葉を鵜呑みにして、姉が虐待されていることに全く気付いてません。疑うことなく100パー善意で「優しいお父様を困らせちゃダメ」的なことを口にしてます。で、そんな「健気で心優しい異母妹」に周囲が味方し、婚約者までが傾倒していって、冤罪かけられた挙句の婚約破棄イベントが……という流れ。 後日談ではある程度ザマアがありますが、妹ちゃんやその取り巻き達も、そこまでひどい目にはあってません。せいぜい自分が婚約破棄されたり、嫡子から外されたりと言った程度。まあそれなりに反省して、己の未熟さを自覚した感じはありますし、妥当なとこですかね。なお父親は、強制隠居と言う名の社会的抹殺ルート。 でもセラフィナ達自身は、もう全くそこらへん興味なくて、どうでも良い感じなのがむしろ最大のザマアというか。恨みすらない無関心って、ある意味完全な復讐だと思います。 そしてもちろん、セラフィナとゼノは幸せになるのですが……ゼノが人型になるパターンは無論のこと、セラフィナが獣化するバージョンもあるのが斬新っつーかなんつーか…… ゼノが魔獣の姿だと何とも思わないのに、人型になったところを見たら好きになるような女性がいたら嫌だから、人前では絶対人化しないでくれって……ものすごい主張ですよね(苦笑) 虐待され続けてきた割に、いっさい卑屈にならず、自分の望んだ道を貫く意志と実力を兼ね備えたセラフィナ強いです。
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No.8735
(読書)
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2017年12月01日の読書
2017年12月01日(Fri)
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本日の初読図書:
引退した老騎士の死出の旅から始まる、壮大なるエピックファンタジー(ただし普段は食べ歩き珍道中)。コミカライズの二巻目。原作はなろうの小説で、完結済かつダイジェスト化なしです。 前回最後の見開きで登場した、腐肉あさりのジュルチャガ&司祭御一行達とのあれこれに始まり、港町に到着して大真面目に天然ボケかます赤鴉さんの身売りエピソード。そしてリンツ伯爵邸での14人相手の大立ち回りを経て、暴風将軍ジョグとの一騎打ちも。 最後の一見開きで、原作未読の方は「うぇええ!?」となっただろう、司祭御一行の目的が明らかになり、以下次巻へ続く。 巻末書き下ろしSSは、バルド26歳の頃。コエンデラ家から最初に襲撃を受けた時のエピソードでした。
いやあ、ジュルチャガもかなりイメージ通りで、うんうんこんな感じを期待していたんだよ! と思ってましたけど、ジョグ=ウォードがもうvv 筋肉! 黒髪ロングストレートに黒ずくめ! そして不精じゃないきっちり手入れされた髭! なのに漂う男の色気!! 一見ただの暴君かつ脳筋バトルジャンキーであるかのように見えて、バルドの利き腕の状態に気付いたあの瞬間の、恐らく自分でも理解できていないだろう複雑かつ根深い絶望を、きっちり表現してくれていたと思います。 これはもう、小説版一巻目のラスト(読み返してみたら前半のラストでした)にあたる、城を出て行くバルドを見つけて、喜色満面になる姿が今から楽しみでなりませんですvv<たぶん次の号あたりに載ると思う
……個人的に、赤鴉さんもこれぐらいの男臭さが欲しかったんだけどなあ……でもまあ、フルメンバー揃った時の絵面と言い過去設定と言い、中途半端に外見が年食ってて人間臭さがあるよりも、あれぐらいの現実離れした美形さんのほうが、バランス取れてて判りやすいか……
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No.8719
(読書)
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2017年11月23日の読書
2017年11月23日(Thr)
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本日の初読図書: ■元貴族令嬢は、ドラゴンの里で楽しく生きています。 http://ncode.syosetu.com/n9815du/
現地主人公の悪役令嬢 ―― と言っても、貴族の常識としてごくごく当たり前に、婚約者王子とそれにまとわりつく男爵令嬢と取り巻きを諌めていただけ ―― が、彼らによって魔物はびこる地に放置の憂き目に。 でもけっこうな実力者なので自力で帰還したけれど、既に死んだものとして葬式まで出されていたので、家族と相談して、そのまま自由に生きると決意。前々から知り合いだったドラゴンの里で暮らすことにしたというお話。 男爵令嬢も多分現地主人公ですが、あれです、国を傾けるレベルで逆ハーやらかして周囲からは白い目。 いろいろあってそっちはきっちり報いを受けてますけど、本人にとってはもうどうでも良いですみたいな(笑) まあつまり、異種族婚姻系の人化しないバージョンで、三話ほどの中編な訳です。 阿呆な婚約者なんてさっさと忘れて、幸せになればいいのよvv
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No.8701
(読書)
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2017年11月13日の読書
2017年11月13日(Mon)
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本日の初読図書: ■おっさん竜師、第二の人生 〜おっさん、竜と格闘する https://ncode.syosetu.com/n2133ej/
竜師とはきつい仕事だ。毎日竜に合わせて朝早くから夜遅くまで、泥だらけになりながら走り回らねばならない。様々な種類のいる竜だが、総じて身体も大きく力も強い。少し暴れられただけでも生死に関わる。生傷は耐えないわ、遊んでいる暇もないわ、そのうえ給金は安く、世話をした竜が活躍したところで名が上がるのはそれに乗る竜騎士ばかりだ。 大陸最強の軍事国家ガルンモッサは、国王が代替わりしてから、経費削減の名のもとに次々と人員を解雇していた。平民出身の竜師ドルト=イェーガーもまた、ついにクビを言い渡される。 どれほど竜を世話しても、騎士たちからは「飼育員」「用務員」「汚いおっさん」と蔑まれ、35を迎えようとする身体もそろそろ限界を迎えている。それに、竜に対してだって、それほど思い入れがある訳でもない。ここらが潮時だろう。 そう思ったドルトは素直にそれを受け入れ、城を去った。これからは田舎で畑でもやろうと考えながら。 その日、大国は偉大なる竜師を失った。それに気付いていたものは、彼が面倒を見ていた数多の竜達と、そして……
効率厨〜の謙虚なサークルさんの新連載。今のところ毎日更新で、14話までいってます。 いわゆる「一見地味で本人無自覚だけど、実際はめっちゃ有能な主人公を、目先にとらわれてポイした阿呆と、それを拾い上げて一気に躍進する仲間達」的なストーリーです。 まだ阿呆側のザマアまでは遠いみたいですが、片鱗は現れてます。……いや人一人死んでる状態で、片鱗は言い過ぎか? でも原因に気付いてないんですよね、阿呆側は。 そして本人も、「竜に対して思い入れなどない」とか言ってる割に、めちゃめちゃ詳しいというか、むしろ「え、これぐらい当たり前だろ(きょとん)」ってスタンスでとんでもないことやってます。 ……そもそも一番の軍事大国で、その主力である竜の世話を、一人で全部見てたって段階で既におかしいんですよ。王宮の廐番が一人しかいないのだと置き換えてみたら、その無茶さ加減がよく判る(汗) そしてそのたった一人の専門家を首にして、竜の面倒なんて騎士達が自分で見ればいいだろうとか言ってる軍事国家が、果たしてこの先どうなるのかと思うと……くくくww 竜騎士達も、騎士というより暴走族みたいなろくでなしの若造ばっかりなので、罪悪感なくザマアを楽しみにできます。
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No.8682
(読書)
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2017年11月11日の読書
2017年11月11日(Sat)
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本日の初読図書: ■始まりのプロローグ(連載版) 〜8ページ目から9ページ目 https://ncode.syosetu.com/n1440bm/
先日の、押しかけ女房なヴァンシーと、王子様の親友ポジな有能騎士さんのお話、連載バージョンです。 一話目はほぼ短編バージョンそのままで、内容的には変わりありません。 二話目以降は、ヴァンシーが国に押しかけてからの珍騒動的な? そして閑話で語られた旦那側視点で、いっきに印象がひっくり返るというか。 旦那も旦那で、たいがいでした(苦笑) 基本読切連作で、現在11話分掲載されたのち、三年以上更新がない模様。 でも最新話で出てきた雄のヴァンシーがなかなかいい味を出していたので、彼の話がもっと読んでみたいなあと思う次第なのでした。
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No.8674
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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