2016年12月21日の読書
2016年12月21日(Wed)
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本日の初読図書: ■異世界から能力そのままに勇者が戻ってきました。〜閑話1 カブトムシ事件 http://ncode.syosetu.com/n9756dh/
トラック事故から異世界トリップして、勇者として邪神を倒したは良いけれど、神殿の崩壊に巻き込まれて依代だった少女ごと命を落とした少年。 神様からのご褒美として再び日本へ転生してみたら、何やらあたりには不穏な気配がいっぱい。 というか、母親代わりが猫又なんですが。残っていたスキルで父親を鑑定してみたら職業が退魔師になってるんですが。ここって本当に俺のいた世界なのか? 退魔師、魔術師、妖怪、悪霊 ―― そんなの実在するなんて聞いてないぞ!? 実は当人が知らなかっただけで、現代日本も案外にファンタジーな世界であった。 ただし生まれ変わりだの異世界だのという事象は、やはり与太話として基本的に信じてもらえないようだ。 義理の妹だの元暗殺者だの淫魔だのといった五人の愛人とよろしくやっているらしいろくでなしのハーレム男な父親は、なんでも息子 ―― 芳人を退魔師の世界に関わらせる気はないそうで。芳人が一歳にもならない内に、知人へと押し付けどこかへ消えてしまう。 その家には、芳人と同じ日に生まれたのだという女の子、未亜がいた。 実の娘である彼女とまったく分け隔てなく育ててくれる二親を、芳人は実の親以上に大切に思う。 しかし芳人だけでなく未亜にも、重大な秘密が存在していた。なんと彼女は、前世で芳人が死んだ時に共にいた少女 ―― 邪神の依代であり異世界の魔王の娘でもあった ―― ミーア・グランズフィールドだったのだ。 芳人と同様、前世の記憶とスキルをしっかりと残している彼女は、芳人を勇者様と呼んで慕ってくる。邪神から救い、崩れ落ちる神殿の中で死の瞬間までそばに居てくれた芳人に、彼女は深く執着していたのだ。 とはいえ、義務感で恋人にしてもらう気はない。将来のことは将来考えようと、二人はそれなりに仲良く、それなりに平穏に暮らしていた。しかし幼稚園に通い始めたあたりから、周囲に次々と怪しげな人物が現れ陰謀の影が……
旧題は「現代も案外ファンタジーだったので、好き放題に生きてみようと思う。」。 第一部完結済。番外編連載中、書籍化済でダイジェスト化なし。 いわゆる難聴系主人公が、異世界から帰ってきて中二病最強チートでハーレムうっはうは……かと思いきや、彼が難聴系なのには数十年にも渡る因縁と妄執の絡み合った恐ろしい理由があって……と、ギャグかと思いきやかなりのドロドロ系。 つうか主人公含めて厨二と病んでる奴しかいねえのかって感じで、かなり読む人を選ぶかと。あとネタ多すぎて判りきらん。 主役は一応厨ニを卒業してアレは黒歴史だと口にしつつ、それでも「あ、なんか楽しくなってきた」と時おり盛大にやらかすぐらい。前世では過酷すぎて精神崩壊寸前のところを催眠魔法使って正気を保ってたぐらい病んでたらしいですが、今生では義理の両親や義妹やらなんやらに愛されてるおかげか、まあたまにはっちゃけるぐらい? 代わりに実の父親がひでえッス(−ー;) ちょっと読んでて疲れてきたので、とりあえず閑話に入ったところでひと休憩をば。
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No.7937
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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