よしなしことを、日々徒然に……
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 左右対称デザインって難しい
2016年08月20日(Sat) 
今日も今日とてレースの日々(笑)
スプリットチェインの練習をすると言いつつ、つい他にも寄り道してしまい、なかなかそちらには手が回っていません。
自作シャトルの件もそうなんですが、職場でタティングレースのネックストラップを使っていたら、他の方から「素敵、私にも作って欲しいです」と言われたので、「よっしゃ!(受け取らせる)言質は取った!!」とばかりに第二号の作成を始めてみたりとかですね……(苦笑)<作るのは楽しいけれど、完成品の始末に困るタイプ

でもって。
そちらはいちおうデザインも決めて、もう八割がた結えているのですが。しかしネックストラップをタティングレースで作ろうとすると、なかなかどういうモチーフを使うかに悩むのですよね……
私の技術がまだ拙いせいも、当然あります。
しかしネックストラップって、どうしてもある程度の荷重がかかるじゃないですか?
その場合、左右が非対称のモチーフだと、力のかかり方が不均等になって、歪んだり伸びたりしちゃうんですよ。なのでできるだけ左右対称にしたいのですけれど、それをタティングレースでやろうとすると、これがなかなか難しいのです。
最初は、それこそ覚えたばかりのスプリットリングで四つ葉を繋いで、あと補強に両脇をチェインで繋いでいこうかと思い、試作してみました。しかし実際に結んでみると、ヨレヨレになるし強度も足りなくて、こりゃ駄目だと却下。
結局は基本的なブレードを往復させる、古典的なパターンを採用。しかしこのやり方だと堅実な代わりに、どうしても太くなるんですよね(−ー;)
#40細めの糸で作れば良いのかもしれませんが、それをやるとさすがに手間がかかりすぎて、いったい何週間必要になるやら。あと強度にも不安が出てきますし。

そんなこんなで今後の参考にもしたいしと、ネット上をウロウロ。さまざまな方の作品を拝見しつつ、よさ気なデザインはないものかといろいろ見比べてみました。
そうしてたどり着いた結果が、こんな感じ



左右対称で、レースの繊細さもきっちり備えた、なかなか好みのデザインですvv まーた最後のところでピコの数を間違えてるのは、まあ練習だってーことで ┐(´〜`;)┌
これも割りとお約束のモチーフなようで、よくよく思い返せば、似たようなの(飾りピコがついていないバージョンだったか)が、最初の頃に借りた本に載っていた記憶がうっすらあるような、ないような。
その当時はブレード(紐状のモチーフのこと)にあまり興味がなかったことと、編み図を見てもさっぱり理解ができなかったので、そのページはコピーとってなかったんですよね。後悔先立たず。
なので作品写真とにらめっこしつつ、ああだこうだと試行錯誤を繰り返し。
なんとかどうにか↑までたどり着くのに、丸1日かかりました。

特に結び始めがですね、難しくって。今の段階では糸隠しまでやる余裕がなかったので、だらんと2本伸びたまんまです(苦笑)




シャトル2個、糸玉不要で結んでいけるのがありがたいところ。
それぞれのシャトルに両手を広げた幅×3ずつ#20を巻いておいたら、10cmほどの試作品が二つ結べました。
なのでMAX(×4)に巻いた状態だと25cm強ぐらい結えるとして、長めのネックストラップ1m分を作成するのに、それぞれのシャトルが4つずつ必要な計算になるでしょうか。
1シャトルが両手幅×4=6m弱として、必要なレース糸の長さは48m弱。おお、めっちゃリーズナブルやん!!<今まで作ってたのだと、80m玉を8割は使っていた

ああでもこれ、もしネックストラップ = 輪っかにするなら、別に端糸だけ隠した状態で結い始めて、一番最後のチェインの最後から2番めのピコ部分で、一番目と二番目のチェインの間とピコ繋ぎ。そして結び終わりの糸を一番目のチェインの結び始めに通してこま結び → 残った糸端は針で縫いこんでやれば、綺麗に収まるのかな……?

他にも、どちらか一方の輪っかを目数少なめに作ってやれば、ゆるやかにカーブしていくので、ドイリー(円形の敷物)の縁飾りなどにもできるようです。
ピコ繋ぎの際に、そこへビーズをあしらっていくのもありかも。最初にシャトル糸へまとめてビーズを通しておくのは面倒ですが、ピコ繋ぎ時ならそのつど一粒ずつ入れていけるんじゃ……?

ああ、これを#40細めの糸、しかも1色で作れたら、きっとすっごくレースっぽくなるんだろうなあ(想像中)

そうそう、↑の写真に写っている通り、これはスピンドルケースによる自作代用シャトルの方で結ってみました。
全然なーんも問題なかったです(笑) むしろラメ入り糸でも糸割れしにくくてありがたいぐらい。
あとこの自作シャトル、糸巻きがめっちゃ楽なことが判明しました。
片方の板を外すことは、これまでも思いついていたんですよ。
さらにそこで板を外したあと、こうやって……



左手の指で残った方を反らしながら作業すれば、全然引っかかることなくサクサク糸を巻いていけます。
いいわ〜、これめっちゃいいわ〜〜vv
これでこのボビン部分が、もうちょい長細い楕円形だったら言うことないのに!
……いっそおゆまるあたりで、糸巻き部分も作れないかしら……? あるいはこのボビンを縦に二つ切りして間を埋められたなら……(ぶつぶつ)
No.7786 (創作:: タティングレース)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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