よしなしことを、日々徒然に……
※ 2018年以降の記事は、別ブログの方へUPしています ※
新しいブログへは こちら からどうぞ。



 すべてを忘れられる
2016年07月24日(Sun) 
図書館で借りてきた「タッチングレース(華麗なクラシックレース)」で、三番目に載っているモチーフに挑戦してみました。
一番目は基礎の結び方説明の直後に載っていて、「いよいよ本番、初めての方はこの作品からチャレンジしましょう」とある、シンプルな花モチーフ。
二番目は、「少し手が慣れてきたらチャレンジしたい作品」とある、比較的密度の薄めな円形のモチーフ。
そして三番目のこれは、そういった前置きがない、いわばここからが本番なのだろうという、四角形のモチーフです。

二色で結んで行くタイプなので、まずはシャトルへ#40のホワイトと生成りの糸を巻き巻き。
編み図だけでなく、二色刷りの写真で丁寧に説明されているので、本を開きながら首っ引きで……



ここまででたぶん、三十分ぐらいかかってます(苦笑)
それでも結び始めの糸端二本を、この段階で既に内部へ結い込んで隠せているあたりは、我ながらだいぶ上達してきているのではないかと。

そして↓ここまで進むのに、さらに二時間が経過<判りやすくするために、ちょっと色の差を強調させています



でもって、またも何箇所かピコを繋ぎ損ねていて _| ̄|○ ってなりました。

っていうかこの本、写真入りで細かく説明している割には、ぽこっと肝心な部分が抜けてるんですよね。ここでピコを繋ぐとか、そういう大切なポイントが。
一段目が完成した段階の写真も載っていなかったから、しばらく頭を悩ませました。

……そもそも用意するもののところに「シャトル1個」って書いてあるんですが、このモチーフ、写真をご覧になればお判りの通り、しょっぱなからいきなりシャトルが二つ必要になってるんですよ。糸2色使って両方でリングを作成してるんだから、まあ当然なんですが。本当の初心者でシャトル一個しか持ってない状態で作り始めちゃったら、いったいどうしろと。

そしてさらに先へと進め、ぐるっと一周した段階で結い始めに繋いでいったん糸を切り端始末。
新しい糸を追加して、改めて二段目を結んでいる状態が、こう。



二段目は同じ色を2本で作っていくので、ここでさらに三個目のシャトルが登場しています。
……まあ、白い部分を作成し終えた段階で、そちらのシャトルから残り糸を取り去って色糸を巻き直すという方法もあるのでしょうが……あまり現実的ではありません。
つまり最低でも2個、普通に考えるなら3個、シャトルがいるんですよね……まあ、糸玉とモチーフが直接繋がることはないので、糸が足りなくなったとき用の予備シャトルは必要ないのが救いでしょうか。

ほんっと、タティングレースを始めると、いくつシャトルがあっても足りないという言葉がつくづく身に沁みます……<現在8個所有してる

でもって。
幸いにも繋いでなかったピコはあっても、間違えた部分に繋いだ箇所はなかったので、↓こちらを参考に針と糸を使って誤魔化して、と。

■タティングレース*繋ぎ忘れたピコの始末の作り方|ハンドメイド・手芸のレシピ、作り方ならアトリエ
 http://atelier.woman.excite.co.jp/creation/27767.html

最終的に、こうなりました。



一辺が6cmほどの、スクエアタイプ。
だいぶレースらしくなってきたのではないでしょうか。
相変わらず締め方が一定していないので、けっこう歪んでるわ、重石を乗せてプレスするまで外周を締めすぎてドーム状になってたりとかしたんですが。
でもまあ、初めてシャトルを手にして、まだやっと3週間。しかも独学でこれなら、そこそこ上出来なんじゃ……ないかな?

……なおこのモチーフは、本に書いてあるレシピだと縦横5枚ずつ、25枚を繋いだのち、外周をぐるっともう一段縁飾りして、27cm四方になったものが完成形です。クッションカバーにしたり、テーブルセンターにしたりといった感じ。

これ一枚作るのに、純粋な作業時間だけでも5時間はかかってるんですが。
二枚目以降はある程度の構造が把握できてると言っても、それでも一枚に3時間ぐらいはかかるでしょうし。繋げば繋ぐ分だけ大きさが増して煩雑化していくだろうし<できたものを後から繋ぐのではなく、作りながら一枚ずつ繋いでいかなければならない

本当に25枚作ろうと思ったら何日、いや何ヶ月かかるんだろう……(遠い目)

まあ、頭を空っぽにして手を動かすこと自体が目的の私には、かかる時間の割に完成品がかさばらないのは、逆にメリットなのかもしれませんがww

今日も見事に何も考えずにひたすら集中してました。BGMすらかけてなかったよ……
とりあえず縦横2枚で4枚ほど繋げば、花瓶敷きぐらいにはなるかな?



……そして実は一昨日あたりから、夜中とか朝に目が覚めた際、左手の親指がかすかにクキッてなってるような気がするのですが。
えー……気のせいだと、良いなあ……あはははは(汗)
No.7737 (創作:: タティングレース)

 
 この記事へのコメント
 
paoまま  2016/07/25/16:22:01
こんにちは毎日暑いですよ。

日曜日に田舎でイノシシ防除の網を張ったのです。
何年も使いまわしているからあちこち網が破れていたので、致し方なくビニールの梱包紐でチマチマ破れ目を繕いながら作業。
その時ふと「まこっちゃんが最近ハマっているタティングレース編みってここに応用できそうな気がするんじゃが?」
破れた投網を繕う漁師さんが使っている道具がタティングに出て来るシャトルに実に似ているのですが・・・

にしても、私もガールスカウトで紐の結び方を習いたいヨー!
田舎の百姓仕事にはちゃんとした紐結びがしょっちゅう要るのですよ。
昨日も紐をこれでもかと、ぐっるぐると棒に巻き付けて団子結びを作ってしまった。
これやると外す時に大変なんじゃが緩まない結び方が出来んのんよー(汗)
まこっちゃん、紐の結び方ひとつで作業効率がどれほど変わって来るか私がぼやいていたと母君にお伝えください。
 
No.7738
 
神崎真  2016/07/25/17:32:13
三十分の道のりを徒歩で帰ってきて、とりあえず32度のシャワーを浴びて汗を流しつつ身体(特に首から上)を冷やしてきた私です。
ドライヤーも、ざっと熱風当てた後は、時間かかるけど冷風です。こんな時期に熱風なんて、そういつまでも浴びてられるかーーーーっっっ

投網を繕う漁師さんの道具、検索してみたら確かによく似てます!
アバリとか網針と言うのですね。道具自体が糸巻きになっていて、たぶん網の目の間を上下にくぐらせていくのだと思うので、原理的にも近いと思われます。
見つけたサイトさんでは、竹を削って手作りしておられるとのこと。
……私もやっぱり、シャトルを作るところからやってみようかなあ……ほんとにいくつあっても足りないですし(苦笑)

> 紐の結び方ひとつで作業効率がどれほど変わって来るか

ほんっと、こればっかりは脳味噌の柔らかい子供の頃に覚えさせてくれたことに感謝感謝ですよ!
庭仕事とかゴミ出し作業とかもそうなんですけど、マクラメとかレース編みとかでも、ロープワークの知識が役に立つこと立つこと。
本結びと縦結びの違いが判っているだけでも、大違いです。
あと巻き結びともやい結びと引き解け結びができたら、たいていの作業はばっちりですぜ★
うちの長兄も、玉掛けの資格取る時にすっごい役に立ったって言ってましたし。現場で水糸張る時も、巻き結びが大活躍だとか。
ままさん、今からでも遅くないですよん。うちの母だって、私がガールスカウトに入ってから、いっしょにいろんな結び方覚えたんですからww
 
No.7739

 この記事へのコメントは以下のフォームからどうぞ
Name
E-Mail
URL
感想
2560文字まで

Pass

 
 この記事のトラックバックURL
https://plant.mints.ne.jp/sfs6_diary/sfs6_diary_tb.cgi/201607247737


No. PASS

<< 2016年07月 >>
Sun Mon Tue Wed Thr Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

サーチ :


 最新の記事
 すべてを忘れられる

 リンク
 神崎へメール
 私立杜守図書館
 蔵書リスト

 

   

 ブログ内記事検索:
 
 AND OR  


Back to Home...

[管理用] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.41