よしなしことを、日々徒然に……
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 だって妄想だけじゃ足りないww
2016年06月11日(Sat) 
某いつもお世話になっているブログ様で、「市場で見つけた殿下の瞳の色の石を、楽士が糸で包んで首飾りに仕立てる」というSSが公開されていましてですね。
興奮のあまりコメント欄で大暴れしたあげく、やらかしてしまいました(苦笑)



本文では具体的なデザインまで言及されていませんでしたが、「(殿下は)華美な装飾を好まない」「石の美しさだけを引き立てるこれなら」という表現から、あまりゴテゴテとした飾りは入れず控えめに。できるだけ石の表面を広く出しつつ、紐を通す部分もシンプルに平編みで。
糸もあの時代のあの世界観だから、染めてないナチュラル系がイメージに合うけれど、しかしそこでこっそり楽士の髪の色が仕込んであったりすると萌える!!

などとあれこれ考えていたら……考えているだけでは物足りなくなっちゃって(てへ)
こうなっちゃった訳ですわ(苦笑)



手の大きな男性が、その手でちまちまと細かい物を作成してる光景って、なんか好きなんですよね。
……あの楽士が、木陰であぐらなどかきつつ糸切りバサミ片手に、結びかけの糸がだらっと出てる石を光にかざし結び目の具合を確認してるところとか、想像するだけでニヤニヤしてしまいますvv

それにしても、手元に革紐がなかったので、布の平紐で代用してるのが無念。
いやそれ以前に、コーンフラワーサファイアはさすがに不可能でも、せめて天然石を使えやというツッコミは、既に自分で自分にしているので勘弁して下さい。
紫の部分もなあ……メインのベージュと太さも撚り方も違う糸だからか、こっそりどころかしっかり自己主張しちゃってるし(苦笑)

ああでも、すっごい楽しかったです。
この結び方自体、前々から一度試してみたかった方法だったので、楽しさ2倍でなお美味しく。

なお横から見ると、こうなってます。



はしご編み(タッチング)の間を広く取ることで、横からも石の色が覗き見える結び方。
それでいて複数本の糸を使うので、単色で素朴に押さえるも良し、色を変えて鮮やかさを演出するも良しと、応用が効くところが今回のお話のイメージに合いそうでして。

ああでもやっぱり、複数の糸を使うなら、同じ系統の糸で揃えたほうがバランスが取れていいよなあ(しょぼん)<手持ちに合う色がなかった
こっそり仕込むという意味でなら、表裏の周囲をぐるっと丸く巡ってる糸、それのしかも一方だけを紫にしたほうが良かったかな……?

ともあれこれは、慎んであのSSの作者様に捧げさせていただきます(いや本物は送れないけどね/苦笑)。


今回使用した材料>

ロウ引き糸
 芯紐(ベージュ):40cm×2本
 編紐(ベージュ):80cm×2本(70cmでも余裕だったか)
 編紐(パープル):100cm(これも70cmぐらいで足りたかと)

そして直径15ミリの小さめビー玉1個です。
バチカン部分は、ベージュの編紐の続きでそのままいけました。それでも2本ともかなり余ったあたり(苦笑)
まあ、足りなくてやり直すこと考えれば、多少がとこ無駄になるぐらいが良いんですけどね。
No.7624 (創作:: マクラメ)

 
 この記事へのコメント
 
いのやま  2016/06/11/21:54:38
こんばんは。お邪魔します。
石の澄んだ青と糸の紫が相まってとても綺麗ですね。
まさに殿下と楽士の色v
あまりはっきりしたデザインを想定していたわけではなかったので、細かい編み目を見てなるほどこういう風に編んで包むのか、と、とても参考になりました。
元々こちらで拝見したマクラメ編みのアクセサリーから思いついたネタな上に、こうして形になった首飾りを目にすることが出来て感謝しています。
素敵な品を見せていただき、ありがとうございました。嬉しいですv

そして手先の器用な男性は(・∀・)イイ!非常に萌えると力説いたします。楽士は一人で旅してたからきっといろいろ出来るはずと期待してます。
エラムに何も出来ないではありませんか発言されてぐぬぬとなってた生活力なさそな軍師もとても可愛いですがw
 
No.7625
 
神崎真  2016/06/11/22:57:38
こんばんは、いのやま様。
好き勝手やらかしてしまったあれこれを、寛大に受け入れてくださったばかりか、さらなる発展形を見せていただけて、こちらこそありがとうございました!
ああっ、今度は青緑色の矢尻の実物がほーしーいーーーっっ《o(><)o》
できれば紡錘形のより、もうちょい手の込んだV字型のやつが良い。そして打製石器タイプも良いけれど、祭祀用なら磨製タイプも良いかもしれない。革紐に羽毛といっしょに括りつけてあったりとかすると、鳥っぽくて楽士にさらに似合う、とかとか妄想はさらに爆走しています<いい加減自重しろ

今回のこの結び方には、初めて挑戦しました。
石の魅力を前面に出すなら糸に隙間の多いやり方が良い。でも最低限の装飾は欲しいしなあとか考えていて、以前ネットで見かけた変則フレームを思い出しまして。見様見真似で試してみたんですが、けっこうなんとかなるものです(笑)

これはあれだ、一度傷んだやつを陛下といっしょに材料買いに行って、リメイクしたバージョンのイメージでしょうか。最初はベージュとか焦茶一色で作られていたのを、陛下のリクエストで楽士のカラーを挿し色に追加した、みたいな感じで。
そして黒騎士がこれ見てギリィッてなるのがお約束ww

そうそう、楽士のイメージ石ですが、バイカラーの蛍石(フローライト)とかどうでしょう?
青緑と紫が入り混じってるタイプとか、いい感じだと思うんですよ。2色タイプは中国でも産出してるから、セリカから輸入されてるってことで。
芸術面に効能ありとか、石言葉「二面性の魅力」ってあたりも楽士っぽいですvv

そして陛下が楽士用のものを作っている横で、エラムが指導しながらいっしょに軍師用の紫翡翠を包んでいたりとか。
エラムは器用ですから、めちゃめちゃ凝った細かい装飾フレームを作り上げそうです(笑)
あとアルフリード(ってかゾット族)も、けっこうこういうのうまそうなイメージが。で、二人して「どっちが良いですか!?」と軍師に詰め寄るのもお約束?
 
No.7626
 
いのやま  2016/06/12/11:45:09
こんにちは。
矢尻に羽飾り、いいですね。
鳥に例えられる楽士に似合いそう。
そういえば旧作の楽士って羽根飾りつけてましたね。
陛下のリクエストで自分の色の糸を入れることになったのなら楽士はすごく嬉しかろう。
そして黒騎士のお約束www

エラムは確実に器用だろうから、指導ついでに作っていそうですね。
アルフリードはいつも使ってる首飾りも手製だったりして。
「あーっ、エラムずるい!あたしもナルサスの作る!」
「いちいち張り合うな!お前はいいんだ!」
などど大揉めに揉めた挙句、ナルサスの目の前にずいっと差し出された2つの首飾り、エラムのは紫翡翠、アルフリードのはアメジスト。出来はどちらも見事で甲乙付け難し。
ほとほと困り果てる軍師を見てニヤニヤ笑ってる黒騎士と楽士。困り笑いの殿下。

などと想像すると、とても楽しいです。
 
No.7627
 
いのやま  2016/06/12/11:54:52
バイカラーフローライトの画像見ました。
見た目やら石言葉やら何もかもぴったりすぎてもう楽士のためにある石としかwww
 
No.7628
 
神崎真  2016/06/12/17:23:29
似合いますよね、楽士に羽飾り。
アズライールの風切羽に思いを託すのも良いけれど、やはり楽士には極彩色の南国の鳥のものの方が? とかまたいろいろと脳内デザインが展開しています(苦笑)

そして今日もちまちまとストラップを作っていたのですが。
……これ石を琥珀にしたら黒騎士が喜びそう、というデザインになってしまいましたww
第二部でせっかく薄着になったのに、二次創作界隈ではキーアイテムになってる推定ラピスラズリの首飾りがない、だと!? って思ってます。
黒騎士は大きな手でそれなりに器用だろうとも思いつつ、それでもさすがにマクラメは無理そうな。そもそも糸を編むという発想自体が出てこないというか。穴あき石に紐通すのが精一杯。でもその無骨さがイイvv

アルフリードの首飾りって、ゾット族の伝統工芸的なものじゃないかなあって思ってます。で、女性陣は当然のように、みんなが作れるみたいな。そしてアルフリードはあれで普通に器用なんじゃないかと。
軍師はアメジストにたとえられることも多いですね。「内面の静けさ、心の平和、直観力の開発」といったあたり、なかなか、なかなかvv

> バイカラーフローライト

画像を見た時、これだ!! と思いました。
青緑部分のバリエーションが幅広いので、きっと楽士の目と同じ色のものもあるはず。
楕円や雫型に磨いたものも良いけれど、正八面体の原石をそのまま房飾りとかつけて腰や馬具に下げたりしていたら、絶対似合う。そして八面体と房飾りの間に夜空色のビーズを挟んであったりすると、さらに萌えが広がるvv
ああ、また脳内デザインが……(笑)
 
No.7629

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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