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……といい加減に突っ込まれそうですが。 っていうか、家族には実際に言われてますが(苦笑) 週末に下準備しておいた着色&接着済みガラスタブレットを、ようやく包んでみることができたのですよ。
名付けるなら「琥珀蝶々」。 そのまんま虫入り琥珀がイメージコンセプトです★ やーもう、この茶色を出すのに試行錯誤したんですよ。 今まで使ってきた百均マニキュアにはよさ気な色が見つかりませんし、そもそもマニキュアはほぼ不透明に近いので、琥珀とはちょっとイメージが違う。 そこでエポキシ接着剤に直接色を混ぜようと思ったのですが、これがまたなかなか難しい。 以前UVレジンを着色した時にはうまく行ったんです。ところがエポキシ接着剤の場合、時間制限という高い壁がありまして。 爪楊枝の先につけた油絵の具でちまちまと色合いを調整しつつ、入りこんだ気泡も抜いて……とかやっていたら、あっという間に硬化してしまう(−ー;) 結局、そこらじゅうを接着剤と絵の具でベタベタにしたあげく、なんとか形にした2個も、思ったほど透明感が出てくれずイマイチという結果に<掃除と手洗いが大変だった……(遠い目)
で、最終的に物を言ったのは 油性マジック でした。 油性マジックの上からレジンやエポキシ接着剤を盛ると、滲んできてしまうそうです。ましてマニキュアのトップコートに至っては、一瞬で色が溶けます。 ……実はこの蝶のネイルパーツの方も黒くしたくて、一度油性マジックで塗ってみたのですよ。 で、真っ黒になったのが乾いたところで、トップコートを塗ったガラスタブレットに乗せたらば……あっという間に黒が溶け出して、パーツは金色に戻るし、トップコートは汚く濁るしで散々なことに。 こういう時、除光液の存在が心っ底ありがたいですね どれだけ失敗しても除光液とシール剥がし液を駆使すればリカバリができると思えばこそ、いろいろ試してみることができるのですから。
まあそれはまた別の話。 とにかく、油性マジックはトップコートで溶けるということを身を持って思い知った私。 油性マジックとトップコートやエポキシ接着剤は共存できないのか? いや待て、ここは逆転の発想だ! トップコートで色が溶けるということは、むしろどうしても残ってしまう、マジックのペン跡を消せるということでもあるのではないか?
試しにガラスタブレットに茶色いマジックで色を塗ってから、たっぷりトップコートを含ませた筆先で軽くつついてやると……おお、見事に溶ける溶ける。 表面張力で盛り上がったトップコート全体に、ほどよくマジックの色が混ざったところで止めて、そのまま乾燥へ。 色を濃い目にしたい&裏表どちらから見てもネイルパーツの金色を控えめにしたいという目論見から、もう一個同じものを作成しました。 で、両方とも乾いたら、ネイルパーツを挟んだ状態で、エポキシ接着剤を使い貼り合わせた訳です。
そうしたら、わずかに残ったぼやけ気味のムラが、かえって良い感じに天然石っぽくなってくれてvv
透明感も、ほーらバッチリ♪ 今回はこの色を引き立てるために、ロウ引き糸はあえてモカ一色でいってみました。あと蝶が斜めになってるのも、わざとの演出です。この方がそれっぽいかなあって。 ああ、これで当初の予定通り、蝶々を黒くできてたらもっと良かったのになあ(しょぼん) で、ロウ引き糸を一色にした代わりに、フレーム飾りでちょいと一手間。
いつもは一周させるだけのタッチングを、今回は並べて二周結んでみました。 ……って、この写真じゃ判りにくいですか。 いつものやり方だと、表と裏で結び目の見え方が違ってくるんですけど、
↑こんな(ピンク色の部分の)感じに。
これを向かい合わせに二周結んだら、どちらから見ても同じ結び目が出てくれました。 それにぱっと見た感じ、まるではしご編みそれ自体が二列並んでいるようでもあったりするし。全体のボリュームもほどよく増えるし、同じ糸を使う場合の飾りとしては、なかなかおもしろく仕上がったんじゃないかと。
こんな細かい部分なんて、たぶん誰も見やしないとは思うんですけどね(苦笑) でもどうせ作るなら、やっぱりこだわりたいじゃないですか。
前回作成したラメ入り透明バージョンと並べると、こんな感じです。
各部(塗料とかロウ引き糸)の色が違う他は、タッチング(これだと青いとこ)が一周か二周かの差異程度。 でも印象はだいぶ違うと……自分では思うんですが。
お洒落さを求めるならラメ入り、素朴さを求めるなら琥珀イメージってところで。 ちなみにこの茶色い油性マジックによる着色。斜めから見ると何故かほんのり緑がかかって見えたりするんですよ。
あらん、なんだか淡めのブルーアンバーっぽくねww みたいなww
そしてそろそろロウ引き糸のモカの20mを使い切りそうなんですが……やっぱり100m単位のロールを買った方が良いかなあ。少ないm数でカラーバリエーションを増やすよりも、茶・ベージュ系で一貫させたほうが自分の好みには合いそうだと判ってきましたし。
ことワックスコードの大ロールに関しては、楽天より Amazon の方が安くて品揃えも豊富なんですよねえ……
2016/05/19 追記: 内部の蝶々を、黒くすることに成功しましたvv 「琥珀蝶々・改」。やはりキーアイテムは、家庭用マジックだったんや……
それと、昨日見つけた「家庭にある道具だけで、タイルを割る方法」も試してみてました。
■簡単DIY!タイルを自分で割る方法 http://interior-diy.click/how-to-break-tile/
……が、道具が悪いのか、タイルの種類によるのか。 ダイソーの2cm角タイルの裏側には、カッターでも細密ヤスリでも、刻み目どころか傷ひとつ付けることができませんでした _| ̄|○ ましてやペンチでなんてびくともしやしない。 四つの角のうち三つを落としてからヤスリである程度削ったら、しずく型っぽい形に成形できて、マクラメ石包みの幅が広がるとだろう思ったのに、思ったのに……(しょぼん)
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No.7553
(創作:: マクラメ)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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