覚 え 書 き (旧)
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手で糸撚りをする その1
2015年10月09日(Fri)
結局、昨日はセリアで買えなかった「熱で固まる魔法の糸」ですが。
代わりにこのようなものを入手しておりました。
ポリエステル100%のラメ入り金糸&銀糸。
実はこれ、いつも行くスーパーのテナント百均「得々屋」でも売られています。あそこって、PC用メガネとか、ちょこちょこセリアと同じ商品を置いているんですよね。
長さは1巻で36〜38m。
極細タイプとありますが、それでも手編み用だし大丈夫か、と購入してみたのですが。
帰宅してからリリアンと比べてみたら、さすがに細すぎた _| ̄|○
しかしそこで、転んでもただでは起きないのが私です。
糸が細いのであれば、より合わせて太くしてやればいいじゃないか。そのやり方ですら、小物作りスキーとしては興味があるというものvv
いろいろ調べた結果、こちらの動画が非常に判りやすく、かつ特別な道具もいらずでとっつきやすい方法でした。
ただこの動画のやり方そのままでは、両手を広げた長さの半分弱=70センチくらいの糸しか作れません。それで最初はちと悩みました。ストラップやペンダントトップを作るのであれば、せめて1本2mぐらいの長さは欲しいところなのです(編んでる途中で紐が継ぎ足せない場合も多い)。ロウ引きするのだって、一度にまとめてやったほうが楽ですし。
で、いろいろ考えてみた結果、ちょっと一工夫したら、4.6m(元糸10mの二つ折り)の2本撚りが、比較的簡単に……1時間ぐらいでできました。とは言え途中で手を止めて考えたり、写真を撮影しながらの作業だったので、やり方を把握して慣れもすれば、もう少し早くできるようになるかと。
では、自己流アレンジ込みの、2本撚りのやり方です。
まずは、元になる糸(完成品の2.2倍ぐらいの長さ)を二つ折りにし、真ん中部分でひと結びして、小さな輪を作成します。
この輪は足の親指が通る大きさか、あるいはそこにさらに紐を通して、とにかく足の指で固定できるようにしておきます。
両方の糸は、伸ばした足先から手元までの長さ……1m弱ぐらいですかね、を残して、厚紙か何かに巻いておきます。この時、多少振りまわしても糸が解けてしまわないよう、しっかり切り込みなどに挟んで固定しておくこと。
糸の準備ができたら、↑の動画のように撚っていきます。
実際の作業の様子は、部屋の中がアレなことと、両手がふさがっているので写真割愛。
とにかく、
1.輪になった真中部分を足の指に通し、手元との間で糸をピンと張る。
2.1本目を反時計回りにひたすらねじる。やり過ぎかと思うほど思いきりねじる。
3.ねじれが解けないよう、中・薬指などで固定しておきつつ、2本目も反時計回りにねじる。
4.軽く弾いたりしごいたりして、全体のねじれが均等になるようなじませる。
5.両方とも充分ねじれたら、2本を一緒にし、今度はまとめて時計回りにねじってゆく。
6.撚り合わさった糸をたるませても絡まない程度にねじったら、念のためもうちょっとねじってから、再度全体を弾いたりしごいたりしてなじませる。
7.撚り合わさった部分が解けてこないよう、「ひき解け結び」で仮固定する。
↑のように、ひき解け結びで輪を作り、より終わった部分を仮固定します。
この時、「ひき解け結び」はより上がった側の糸を引っ張るとほどけるように結びます。
あとは、足の指から最初の輪を抜き取り、いま作ったひき解け結びの輪とはめ替えます。
厚紙に巻いた糸から、またそれぞれ1mぐらいを引き出して、1〜7を繰り返し。
2個目のひき解け結びを作って足の指にはめ替えたら、抜いた1個目のひき解け結びをほどいて、前後の糸を弾いたりしごいたりして撚りを整えます。
その後は、厚紙に巻いた糸がなくなるまで、その手順の繰り返し。
このやり方で、4.6m分(元糸10mの二つ折り)がちゃんと撚れました。そして元糸5.5mのは、2.6mほどに。だいたい撚る前の二つ折りの、9割ちょいの長さになるみたいですね。
……っていうか、同じ糸巻を2個買って、より終わった糸も順次、別の糸カセに巻いていけば、何mでもやっていけるんじゃないでしょうか、この方法。
途中で用事ができても、ひき解け結びで仮固定しておけば、いくらでも作業中断できますし。
ああでも、糸をねじっている間、二つの糸巻きがすごい勢いでぐるぐる回転し続けるので、やはりある程度小さな……でも遠心力は働いてくれるぐらいのものに、一定量づつ巻き替えておいた方が良いのかな……?
で、もってですね。
ここまでは、実は昨日の内にやり終えていたのですよ。
ところが、昨夜もう布団に入ってから、糸の撚り方について検索していた時に「毛糸用のか。専用の道具もいるし、これは駄目だな」と読み飛ばしていた記事のことを思い出してしまったのです。
「あれを応用して、ああしてこうしてそうやれば、もっと便利な撚り方ができるんじゃないか……? いやそこはむしろ、こんな感じにしたほうが……」とか考え始めたら、まあもう落ち着いて眠れません(苦笑)
ええ、↓こちらのページで紹介されているやり方を、先の動画を元にアレンジした自己流手撚りとさらに複合させれば、より太くかつ、いちいち元糸を測ったり切ったりせずに、糸巻きから直接何mでも撚っていけるのではないかとか、思いついちゃったんですよ。
■31 | 8月 | 2014 | coffeebeans手紡ぎノート
https://coffeebeansthespinner.wordpress.com/2014/08/31/
本来はドロップスピンドルや糸車を使用して毛糸を紡ぐ時の手法で、チェーン・プライ、ナバホ撚りなどと呼ばれる方法だそうです。
チェーンの名がつく通り、鎖編みの技術が組み込まれていて、最終的に3本分の糸が撚り合わされます。
さあ、思いついたら、即やってみなければ気がすまないのが、私の悪い癖(笑)
具体的なイメージは布団の中で思い描いてしまったので、今朝も興奮して四時ぐらいからもう目が合わず。
明るくなったらいてもたってもいられず、ひとまず着替えと弁当作成をちゃちゃっとやっつけ。残った出勤前の一時間半ぐらいを有効活用です。
まず、細めのかぎ針が必要になるので、用意しておきます。
そして最初にひと結びして親指を通す輪を作るのは2本撚りの時と同じですが、この時に糸を三つ折りにし、糸巻きに繋がる糸とは別に、大きめの輪を作ります。
大きな輪のサイズは、それぞれが作業のしやすい程度で。慣れれば2本撚りと同じく1mぐらいの長さでも行けるかもしれませんが、最初は3〜50cmぐらいでやっていった方が良いかと思います。
写真の枚数が増えたので、続きは
次の記事
で。
No.7148
(創作:: マクラメ)
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プロフィール
神崎 真
(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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