よしなしことを、日々徒然に……
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 これがロウ引き紐の力か!
2015年10月07日(Wed) 
ビー玉で作るマクラメストラップ。
先日タコ糸で作成してみたものは、やはりまだまだ納得がいきませんでした。特に糸端の始末が、あまりにも美しくなさすぎます。

……そんな訳でまずは、市販のストラップやあちこちのブロクで公開されている自作マクラメ作品が、いったいどのように端始末を行われているのか、調べてみたのですよ。 ありがとう、インターネット!
結果、ああいった作品は、ロウ引き紐(ワックスコード)と言う専用の紐で作られているのが判明しました。特にその中でも、ポリエステル100%のものでなければ駄目なのだそうです。

そのロウ引き紐とやらは、糸端を火で炙ったりハンダゴテで押さえることにより、溶かして固め、目立たなく処理できるというのです。

しかしこれが、案外お高い。
ざっと通販で探してみた感じ、量り売りで10cmごとに10円(送料別)とか、10mで891円(同じく)とか、そんな感じ。
かなりお安いところでも、1色×20mで300円(メール便不可)とかはザラなようで。
試しに地元手芸店とかものぞいてみたのですが、1色×4mで処分特価280円とかしてた上に、カラーバリエーションもほとんどなかったので、これは気軽にお遊びで手を出せるものではないなあ、と。一度はあきらめたのですよ。

だって1色だけじゃあ、つまらないじゃないですか。
どうせ遊ぶなら、最低でも3〜4色は糸を用意して組み合わせてみないと、楽しくありません。しかもストラップ一個編むのでさえ、2〜3mぐらいはすぐに消費します。
そうすると、ひと通り糸を揃えるだけでも何千円単位でかかるじゃないですか。

私のモットーは、『いかにお金をかけずに楽しく遊ぶか』です。
そんな訳で、市販のロウ引き紐を購入するという選択肢は、これでナシになったのですよ。

で、さらにいろいろ調べた結果、たどり着いたのが「ダイソーのリリアンとロウソクを使った、なんちゃってロウ引き紐の自作」だった訳で。
この方法ならば、わずか216円と家にあるもので、10m×6色のポリエステル100%ロウ引き紐を入手することができるのです。

ロウ引きした際の詳しいやり方などについては、別の記事で。

この自作ロウ引き紐で、試しに簡単な石包みを作ってみた結果、期待していた通り「火で炙って糸端の始末が可能」だということを確認できました。
なので、満を持して昨日、三時間ぐらいかけてビー玉ストラップのリベンジにいそしんだのでした!<前置きが長え

作成方法は、ほぼまるっと↓のサイトをそのまんま参考にさせていただいたきました。

■マクラメの作り方|マクラメづくり
 http://ameblo.jp/meiken-okoge/themeentrylist-10078223623.html

前回タコ糸とビー玉で作った際は、「石を包む」の1〜4だけをやってみましたが、今回はさらにスキルアップを目指すぜと、「焼きとめの方法」、「飾り編み」前後編、「バチカンの編み方#1【ビーズを挟む】」を網羅しました。
あと包むのがビー玉なので、「球体の包み方」も熟読。

で、完成したのが↓これです。



すりガラス風味のなんちゃってシーグラスなビー玉は、ロウが付着すると取れなくなりそうなので、今回はまだ残っていたクラックビー玉を使ってみました。
金具や紐を通す部分のプラスチックビーズは、やはりダイソーのミックスビーズシリーズ・白系統から。

……ちなみにクラックビー玉は、作業中あんまり力を入れてギュウギュウやると、割れるかもしれないという恐怖が(汗)
そこで途中の形合わせ段階では同サイズの普通のビー玉を使用し、最後の最後の固定の段階でクラックビー玉に差し替えたりとかしてました。

後ろと横は、こんな感じ。



できるだけビー玉の表面を大きく出したかったので、はしご編みの部分は気持ち細めに編み、それでホールドが弱くなる分は、前をきつめに締めつつ後ろ側に三叉の形に糸を渡すことで解消しています。

この三叉部分をどうやって形作るか考えるのに、事前にさんざん頭を悩ませては、前回の試作ストラップとタコ糸の切れ端を使ってああだこうだと試しまくりました。

……きちんと基礎からマクラメを知っている人は、こんなの当たり前にささっとできるんだろうなあ(遠い目)

試行錯誤した結果、私はこういう感じでやりました。



すみません、このブロクは1記事に画像を4枚しかUPできないので、まとめました。
ちっちゃくて見づらいでしょうが、要は本人の覚え書きメモなので、勘弁して下さい(苦笑)

はしご編みでビー玉を包み終えた段階で、30cmほどに切った糸を、針を使って裏側に通していきます。
基本的には、外側から内側に向かって糸を出し、元の糸の上を通って同じ穴か1目隣りから外側に戻って、さらにできている糸の輪に針をくぐらせてから締める、です。それを左下 → ちょっと糸を緩めにしながら右下 と続け、最後に中央でたるませた糸と反対端の糸をすくってから、反対端の糸と2本揃えて真上に引っ張る。
あとはそれぞれ適当に、はしご編みの端っこに内側から外側へ向かって通し、最後にビーズなどで隠れる位置で結んで固定したら、糸を切ってライターで炙る、と。

このライターで炙る糸始末というやつは、本当に優れものですよ!!

今回のこのストラップというかペンダントヘッドというかには、全部で6本の紐を使用しています。

 芯紐(黒):35cm×2本
 編紐(黒):150cm
 三叉(黒):30cm
 芯紐(赤):30cm
 編紐(赤):60cm

多少余裕を見たとはいえ、それでもトータルで3m40cmですよ。このちっちゃな完成品に。
4m売りのワックスコードなんか、これ一個で使い切るわ!

……じゃなくて。
6本の糸を使ったということは、最終的に始末しなければならない糸端が12本あるということです。
これがタコ糸やヘンプ(麻)糸だったら、どれだけ編み目の下に入れ込んだりビーズやボンドで誤魔化そうとしても、どこかしらに無理が出てきてしまいます。
それがまあ、どうですか!

  

正直、作った本人ですら、どこで留めてあるのか、作成手順を追って思い出しながら注視しないと判りません(苦笑)

これが、これがロウ引き紐とやらのパワーなのか……!

適当に自作した『なんちゃって』のものですらこうなのですから、市販製品は本当に便利なのでしょうねえ。
端始末を気にしなくていいとなると、今までできなかったあんなデザインとかこんなデザインも、形にすることができそうで、いろいろ夢が広がりますvv

……まあ、作るのは楽しいんですが、問題はできた物の処遇なんですけどね……人様に差し上げるにはつたない上に材料がアレなシロモノですし、さりとて捨てるのはもったいない。
ふみゅう。

とりあえず今回のこれは、先日から通勤用に使っている、ナプサックのファスナー部分にぶら下げるとします。



うむ、カラーリングも(偶然だけど)誂えたように揃ってるじゃないか★
少なくなってきてたビー玉も買い足したし、またクラックビー玉作ろうかなあ。

……ネットで「危ないから止めろ、特に室内では」という情報もあったりしたので、正直ちょっとやばいかなという気もするんですが。
庭で空き缶の中とかで火ぃ焚いてやるとか言うのは、もっと危険だろうか……バーベキュー時に、炭の中に突っ込んどいて作るのが、キャンプ時の楽しみだったとかいう書き込みも見かけましたけど、外でバーベキューなんてアウトドアなこと、私はやらないしなあ……
いっそ来年、ままさんちの「すくも」の山に埋めさせていただこうかしら(笑)

そして昨夜はまた日付が変わってから寝ついたのに、5時頃に目が覚めてから、めっきり寝直せず。
実質四時間しか寝てねえ……おかげで眠くて眠くて。
ああ、金曜の返却日までに、図書館で借りてきた本の読書記録を書いておかないといけないのに……明日、明日、歯医者行ってあの店行って、目的のブツが買えたらそれの実験もして、それがすんだら……すんだ、ら……ミ〓■●バタリ
No.7142 (創作:: マクラメ)

 
 この記事へのコメント
 
paoまま  2015/10/08/16:54:31
すくもと一緒に火ぃ点けさせて頂きましょうか(笑)
ただ・・・
「どこ行ったぁー? 確かこの辺じゃね?」
となりそうな気配は大ですが(汗)、いつでもご用命下されませ。

マクラメも良いですが、まこっちゃんのリュックに目が行きました。
「あらん、コレ可愛い色やねぇ」
とても素敵なリュックではありませんかっ!
これはまこっちゃんが探してお買い求めになられた物ですか?
センス良いですね〜


 
No.7143
 
神崎真  2015/10/08/22:25:31
こんばんは〜、ままさん。
最近めっきり、ビー玉でのアクセサリー作りにハマっているワタクシです。
ご迷惑でなければ、そのうちまた、ままさんに押し付けさせていただいてよろしいでしょうか。
作るのは楽しいのですけれど、一人でジャラジャラいくつもぶら下げて歩く訳にも行かなくって……(てへ)

> 「どこ行ったぁー? 確かこの辺じゃね?」
> となりそうな気配は大ですが(汗)

来年の話をすると鬼が笑いそうですが(苦笑)
アルミホイルに何個か包んだ状態で埋めておけば、見つかりやすいし、万一割れた時も破片が飛び散らないかなあとか構想を練ってみたりして。

……ってか、私自身が泥落としBBQに、ビー玉とお塩と氷持参で参加させていただけば、話は早いんですよね……(遠い目)

> とても素敵なリュックではありませんかっ!

おや、そんなふうに見えますか??
実は私、センスというものが壊滅的なので、そのあたりよく判らないのですね(苦笑)
このリュックを選んだ決め手は、収納量が多いことと、お値段でしたww
貧乏性なもので、つい「筆記用具と雨具と読みかけの本とPDAと……あと水筒とお弁当は必須だし……」と、とにかく一式持ち歩かないと落ち着かないんですよね。どんどん荷物が増えていった結果、前のリュックでは入りきらなくなってしまいました。

ちなみに購入したのはリサイクルショップですvv
ちょうど通勤時の通り道に、古本屋と一体になったリサイクルショップがありまして。本をチェックするついでにのぞいてみたら、たまたま目に止まったのでした。
お値段、なんと税込860円★

特に目立った傷もありませんし、なかなか使い心地もいいしで、良いお買い物でした。
リサイクルショップとやらを初めて利用しましたけど、なかなか侮れないものですね。
 
No.7144

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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