あと五話ぐらいですっけ?
2015年08月23日(Sun)
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今週のアニメ「アルスラーン戦記」20話「騎士の素顔」。 予告編を見るだにオリジナル展開なのは判りきっていたので、かなり戦々恐々としていたのですが。 個人的にはかーなーりーーおもしろかったですvv まず激に応じて、続々とやってくる武将たち。ルーシャン、ザラーヴァント、トゥース。
そしてついにイスファーン、キターーーヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノーーー!!
カーランとザンデの親子もけっこう面影ありましたけど、イスファーンも似てる! まだまだ若くて細くて、でもシャプールに似てるーーーっっっ( T ^ T ) ……ルーシャンのナイスミドルっぷりにも驚きましたが<もっと気と胃の弱そうな、ひょろい文官タイプを想像していた ザラーヴァントはまあ、こんな感じか(笑) 一番イメージが微妙だったのは、トゥースかなあ。もうちょっと若めで、無骨ではあってもそれなりに男前かと思ってました。だってこいつこんな顔してるくせに、数年後にはさあ……まあ、実際に動いてしゃべると、また印象が変わるのかもしれませんが。あと、よく見たら、ちゃんと肩から鎖ぶら下げてるよ。もっと太いのイメージしてたけど、それでもキャラデザにちゃんと盛り込んだアニメスタッフ偉い。 ルーシャンに中書令(サトライプ)の地位をさっさか譲って身内に引き入れたのも、展開が早くて良かったかと思います。
……ただ、ナルサスが「弁当も持たずにやってくる」と皮肉を言うのが削られてたのは、残念だったかなあ(しょぼん)
そしてこの期に及んでもまだアルスラーンに王位を継ぐ覚悟が定まっておらず、ナルサスもまたあまり本人には強く発破をかけないのに、ちょっと苛つきつつ違和感を覚えたりとかしてたんですが。 あ、でも原作で殿下が覚悟を決めたのも、王妃と会話してからだったか?? そこで懸念だった、オリジナル展開のエトワールとの会話を持ってくるとは!!
これは良い。
ただただナルサスの革新的な教育を受け、ある種の洗脳を受けていたとも取れかねない、原作小説。 しかしこのアニメ版では、ナルサスは基本方針は示すものの、本当に大事な最後の意志決定は、殿下自身に委ねてるんですよね。そしてアルスラーンは、エトワールやナルサスや、その他のさまざまな人達から聞いた話を噛み砕き、イアルダボート教の聖典も読み、それらを己の糧として、様々な選択肢の中から自分の意志で目的を決め、正統な血筋でなくとも王として立つことを選び出す。
「国と民の為を考えての行動に、出自など関係ない。それはとても尊いことだ」
アルスラーンの背中を最後に押した、この言葉を口にしたのが、師たるナルサスでも忠臣たるダリューンでもなく、同年代のルシタニア兵であるエトワールだという事実が、なんとも皮肉かつ、気が利いてるではありませんか。
……そしてこの三度目の(一方的な)出会いを経て、アルスラーンと同時にエトワールもまた、この世には自分達とは異なる価値観もあるのだと、自分の生きてきた環境や制度が全てではないのだと ―― まだ理解しきれてはいないでしょうが ―― 知った訳で。 その上で二人が迎える聖マヌエル城の戦いが、はたしてどのようなものになるのか。 これは期待が高まります。 ただ、アルスラーンは聖典をちゃんとしまってるのに、エトワールの回想場面では一度目の出会いのことしか出てこないのが、ちょっと引っかかったりもするんだよなあ。オリジナル展開なら、整合性は大事にしようよ?>アニメスタッフ
たった一晩にして、ちょっと頼りなげな旗印から、凛々しい男の子に変貌したアルスラーンが格好良かったです。もう姫殿下なんて言わせないZE★
自らの考えで決断を下し、王となる意志を表明したアルスラーンを見守る軍師の、あの慈愛の笑みときたら、もうvv そして真っ先にひざまずく、めっちゃ嬉しそうな黒騎士が(笑)
あと細かいエピソードとしては、ザラーヴァントとジャスワントのいさかいをやってくれたのが、個人的にはすっごく嬉しかったです。よくやったアニメスタッフvv 正式な侍衛士となり、殿下の部屋の前で武器抱えて座り込んでるジャスワント〜〜(喜) 黒犬呼ばわりされて、ブチ切れちゃうところが可愛いんだよなあ。ここでパルス語が母国語じゃないから、とっさに口では言い返せなくって、それで真っ赤になって歯噛みしてるとか、どんだけvv
さらにストーリーは関係ないけど、戦場跡からザーブル城へと煽っていくカメラワークも格好良く。 ペシャワールの周りで農作業してる場面とかエトワールと語り合ってる時の夜空とかも綺麗だったし、このアニメは本当に映像が美しいなあ(うっとり)
でもって。 次回予告は、ギーヴとイスファーンのあれですね!!(わっくわっく) 角川映画では、無駄に華麗に城の窓から飛び降りてましたけど、予告編では野外になってるなあ…… そして今回のアニメだとほとんど蛇王について語られてきていないので、楽士は果たしてデマヴァント山に赴くのか否か。この段階で、ヒルメスがデマヴァント山に行きそうな気配も感じられないし……あれ? ここらへんの時系列、どうなってたんだっけ?? アンドラゴラさんがああなってこうなる時には*****たよなあ?
まあ、忘れてるなら忘れてるなりに、アニメ単体を楽しめばいっか(笑)
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No.7040
(映像)
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この記事へのコメント
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いのやま
2015/08/24/19:21:57
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予告(またナレーションが違うこと言ってるー)に息の根止められかけてますこんばんはorz 来週いなくなって残り4回で戻ってこれるんでしょうか…。 無駄に華麗なシーンも見てみたかったです(笑)。
今回のオリジナル展開は原作読破の皆様にも概ね好評な様子。オリジナル展開は怒られることが多いからアニメしか見ていない者としては嬉しい気がします。 エトワールGJ!そして可愛かったぞ!
そしてルーシャン卿、好みのタイプでした。
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No.7041
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神崎真
2015/08/24/23:29:12 [HOME]
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今シーズンを、果たしてどこまでやってくれるかで、彼の去就が決まってきますねえ。 私としては、「征馬孤影」のラストまでじゃないかと予測してるんですが、ネット上の意見だとその一冊前、「汗血公路」までじゃないかという意見も多く。それだと帰ってくるのが間に合わないなあ。 ああでも、いったいどんなシーンが繰り広げられるのか、私はむしろ楽しみでなりませんですよvv 特に今回のアニメはシャプールがすごくキャラ立ってたので、その弟のイスファーンにも一瞬映っただけでテンション上がるほど思い入れいっぱいですし。いったいどういう演出になるのかなあ(わっくわっく)
> 無駄に華麗なシーンも見てみたかったです(笑)
あ、よろしかったら、↑の[HOME]をクリックしてみて下さい。 まったく、どこのロミジュリだこいつらww
そういえば角川版アニメでのヤツは、やたらと高いところから飛び降りてた気がします。 初登場時の城壁の上から、ペシャワールへの三人での逃避行時には偵察してた木の上から、そしてこの時は城の窓から。 やっぱり高いところが好きなのかなあ……(笑)
そしてルーシャン卿が好みのタイプたどいうのに激しく同意です。 なにあの渋好みのナイスミドル……っっっ
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No.7042
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いのやま
2015/08/25/20:08:30
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画像を拝見しました。ありがとうございます。 確かに無駄に華麗でした。 そしてジュリエットは楽士の方だったw 荒川アニメのヤツも高いところ好きですよね。 キャラデザと相まってやはり山猫。
…山猫って帰巣本能あるのかなあ…(遠い目)。
度々の書き込み失礼しました。
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No.7045
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神崎真
2015/08/25/23:09:57
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ねえ、無駄に華麗でしたでしょう(笑) ちなみにあやつ、二枚目の画像の寸前にバク宙も入れてますよww
そ こ ま で す る か ★
外套をはためかせながら露台の手摺りに直立してるのも、無駄に格好良い。 ああやって高い位置からてらいなく王太子を見下ろせるのは、あの面子の中でも楽士だけでしょうね。
荒川版楽士で高いところというと、やはり「精霊が窓から足を出せと〜」のあの場面を思い出します。 あ、初登場時も、ものすごい高い位置から弓射てたな、そういえば。 黒豹の裏切りを見つけた時は木の上にいたし、エトワールの手を引く殿下を見下ろしてたのも、上層階の窓枠に腰掛けて。
やっぱり高いところが(ry
> 山猫って帰巣本能あるのかなあ
ペシャワールから王都までアズライールを呼べるアルスラーンですから、山猫にだってきっと声を届けられると信じてます。 鷹に猛虎に黒豹に山猫……いったいどこの猛獣使いやら(笑)
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No.7047
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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