よしなしことを、日々徒然に……
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 2015年06月13日の読書
2015年06月13日(Sat) 
本日の初読図書:
4063806863悪夢の棲む家 ゴーストハント(2) (KCx)
いなだ 詩穂 小野 不由美
講談社 2014-04-07

by G-Tools
翠さんが洗面所で血まみれ男を幻視。やっぱり心霊現象か?
より詳しい情報を収集するため真砂子を呼ぶ。
ブチ切れた広田さんが身分を明かし、ナルを殺人者呼ばわり。
広田さんが浴室で幻視体験。
サイコメトリ発動。浮かばれたはずのジーンの登場に麻衣が動揺。
ナルとぼーさんによる霊能力の定義についてレクチャー。
ジョンがやって来て、とりあえずお母さんの憑依霊を落とす。 ←イマココ


とりあえず、押さえておいて欲しかったポイントは、おおむね拾われていたと思います。
「見つかったのは腐乱して屍蝋化したミイラ同然の死体。解剖もできなかった!!」「……ナルの前でだけは死にたくない」の会話もあったし、リンさんがしれっと「なにか来たようなので、温度計を置いてみました」とか発言する場面もあった。そして広田さんが風呂場であれこれ見聞きして、どこからが幻覚だ……? と揺らぐエピソードからの、「今のが幻覚なら、今までのもそうじゃないか。つまり俺はそもそも正気じゃないんじゃないかと怖くなる」への流れはやはり、この話の重要な部分だと思うのですよ。 ……もっともシリーズ初期では綾子とか、けっこういい加減に見当違いの霊視を放言しまくってるけどね(苦笑)

……それにしても、こうしてマンガでいっきに読むと、ぼーさんの兄貴っぷりに惚れ惚れとしますな(笑)
誰かが悲鳴を上げたり不自然な物音をたてると、必ずすっ飛んでくるぼーさんマジ頼れる男。
ナルとも対等に討論できるし、揉めてればまあまあと仲裁に入る。あと原作にはなかった、地検と警察がどう違うかを判りやすく説明してくれたのもありがたかった。
期待していた「鬱陶しい前髪」からの「それ本人に言ったら馬鹿者だからな」「俺達にもな、いろいろあんだよ」もバッチリですvv ……そう言えばぼーさんが仕事にとりかかる前、後ろひとくくりから前髪を上げたハーフアップに結び直すシーンがあったんですよ。しゃべりながらのさりげない仕草だったんですが、もしかしてあれも「前髪が鬱陶しい」に繋がる伏線だったんでしょうか……?

若いとはいえ、SPRメンバーの中でただ二人の成人男子で、しかももう一人のリンさんがアレですからねえ。ぼーさんいなかったら、このチーム絶対、途中で依頼人と修復不可能なまでにトラブルぞ……(笑)

そして巻末に2015年初春に3巻刊行予定って書いてあるんですが、まだ出てませんよね。何か予定外のことでもあったのかな??
No.6884 (読書)

 
 この記事へのコメント
 
paoまま  2015/06/14/12:05:29
>腐乱して屍蝋化したミイラ同然の死体
よく思うのは、「その死体の臭いってどうなんかね?」
刑事ものをテレビで見ていて、鑑識課の仕事に憧れるのですが、
「私は死体とか吐しゃ物の臭いには耐えられんのじゃなかろうか」
私には鑑識課は無理でしょう。(おっちょこちょいだしね)

見えないモノが見える人は臭いもかげるんじゃろうか。
血のりベッタリにプラス「息も出来ない臭い」だと堪らんでしょうね。
などと想像しながらゴソゴソ書込みをしていたら・・・

も〇らさんが昨日「突発性難聴」になったとの事。
驚きました。
私の弟も突発性難聴にかかった事があり、他人事とも思えません。
と言うか、まれに耳が「キーン」とかなると、
「すわっ!突発性難聴きたか!」
ってドキドキします。

全然この記事には関係のない話ですが、一緒にお花見を楽しんだ人なので、書いてしまいました。
そちらは、その後母上はいかがでしょうか。
 
No.6885
 
神崎真  2015/06/14/23:07:52
こんばんはー、ままさん。

> 死体の臭いってどうなんかね

たまに部屋で孤独死した人とかが、異臭で発見されるとかいうケースがありますよね……(−ー;)
このゴースト・ハントシリーズでは、けっこうそこらへん、きっちり描かれてます。屋根裏に腐乱死体が大量にあるのを確認する時、「ライターで照らすのはまずい」とか「中の空気も吸わないほうがいいだろう」とかって話してたりしますし。臭いどころかもはや毒ガス扱い。
この記事の「腐乱して屍蝋化したミイラ同然の死体」は、水中から引き上げたものでしたし、そこまでひどい臭いではなかったと思いたいですが……

あ、見えないものの臭いもバッチリ嗅いでますよ、このシリーズ。
「物が腐ったような異臭」とか「血の臭い」などが、心霊現象として頻繁に出てきます。
ってか、原作小説の旧版なんて、当時コバルト文庫と双璧をなしていたティーンズハート文庫、しかも女子高生の一人称だったのに、随所でめちゃめちゃ怖いんですよ!! そこらへん、さすがは小野不由美さんです。 ※十二国記の原作者さんですよーー


そしても●らさんが突発性難聴ですと!?
ブログの方には何も書かれていないようですけど、大丈夫なんでしょうか……(心配)
幸いうちの母は、治療が早かったおかげか、今ではすっかり年相応の聴力に戻っているようです。
私は片耳がアレなのの不便さは身に染みているし、大人になってから急激にそうなると余計に不自由を感じるそうですから、も●らさんもきちんと治ってくれるといいと切に思います。
お見舞い申し上げていたと、どうかお伝えくださいまし。
 
No.6887

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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