考え出すとにっちもさっちも
2015年05月21日(Thr)
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先日、例のごとくリア友に下読みをしてもらおうと、書きかけ小説のファイルをメールで送りつけたのですが。 そのあとでふと思い立って、Wordでテキストを読み込み、「スペルチェックと文章校正」とやら言うものをかけてみたのですよ。
思い返してみれば、サイトを開設した当初の数ヶ月ほどは、Wordで小説を書いていました。 そしてその際に、やたらめったら「修飾語が連続しています」「言いまわしが古いです」「送り仮名が間違っています」とかいったツッコミをされて、「やかましいわ!」とか思っていたのですが。 今回は案外、そういう指摘は少なかったです。
目立って多かったのは、「砕けた表現」と「い抜き」でした。 たとえば、
「〜なんだろう?」 → 「なのだろう?」(砕けた表現) 「〜って言ってた」 → 「言っていた」(い抜き)
みたいな感じです。 でもそういう表記をしているのは、ほぼ会話文の部分。砕けてるのも、い抜きなのも当然というか、自然体を心がけたが故の、判った上で選択した言いまわしなので、それは無問題。
ただひとつ、これは本気で気付かずに使っていたのが「一番最初」という言葉でした。 ……これって「頭痛が痛い」とか「後で後悔する」とかと同様の、重複表現にあたるんですね。 日常生活では普通に口にしてるし、今まで全然気にも止めていませんでした。しかし言われてみれば確かに、会話文ならともかく地の文で使うには、ちょっと気にかかるところです。
あー……いま試しにサイト内の小説ファイル検索してみたら、15箇所ほど使ってますね、「一番最初」って。 ……今さら直せねえ _| ̄|○
意識してことさら強調するために、あえて「とてもとても」とか「いま現在、この時に」とかって、ここぞという場面で使うのはありだと思うんですけどね。
ううむ、今更ながらに思い知る。文章を書くって難しい……(−ー;)
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No.6828
(創作)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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