2014年12月29日の読書
2014年12月29日(Mon)
|
|
|
本日の初読図書: 引き続き、香月先生追悼読書。 結果的に未完となってしまったシリーズ六作目は、龍神たちの高校2年生の春から年末年始までを書かれておりました。 ……本来ならこの後7巻で最終学年を書いて、高校卒業でシリーズを終わらせる予定だったのでしょうかねえ(しょぼん)
物語のメインは修学旅行。 妖アパでも重要なイベントだった修学旅行は、この作品でも皆の成長に大きく関わってきます。 1巻では小学生だった龍神たちも、もう十七歳。いろいろと性的な事柄も、避けては通れない事柄として目の前に現れてくるわけで。妖アパは児童文学レーベルだったせいか「色気より食い気」が強かったですけれど、角川文庫ではきっちりしっかりその結果まで語られました。いやまあ、直接描写はなかったですけどね(苦笑) 今回は、龍神たちと初めは対立していた人々とも、最後まで相容れない相手もいれば、差し伸べた手を取り顔を上げて未来へ踏み出した人もいて、と。 世の中には様々な人間がいて、全員と仲良くできる訳ではないし、さりとて全員と判り合えない訳でもない、と。ごく当たり前だけれど、大切な事を語ってくれたと思います。
……一人暮らしについて語る龍神の言葉には、相変わらず精神値をザクザクと削られていきましたが(半泣)
もう彼らのこの先が読めないのはとってもとっても残念ですが、龍神は龍神なりに、信久は信久なりに、そして雅弥も雅弥なりに、信念を持って背筋を伸ばし人生を歩んでいくのだろうと信じています。 ってか、雅弥はいったい、エスパルスとどこまで行くんだろう……(苦笑)
|
No.6470
(読書)
|
|
|
|
この記事のトラックバックURL
|
https://plant.mints.ne.jp/sfs6_diary/sfs6_diary_tb.cgi/201412296470
|
|
|
|
プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
|
|
|