2014年09月19日の読書
2014年09月19日(Fri)
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本日の初読図書: 「人生は召還待ち(小説家になろう)」 http://ncode.syosetu.com/n3851bf/
『あなたの準備が整い次第、こちらの世界へとお呼びします』 そんな声を耳にしたのは、不登校のひきこもり高校生だった。 このままニートになるという未来しか見えていなかった彼に、その呼びかけは薔薇色の未来図を想像させた。 勇者として無双してハーレムして内政チートしてハーレムして……と夢は広がる。 しかし準備? 準備とは何が必要だろう。 考えて彼は思い至る。とりあえず野っ原などに放り出されたとき用に、食料は必要だろう。 引きこもっていた部屋から出て、母親に「なにか食べるもの作ってくれ」と言ったら、泣かれた。 料理している母親を見ながら、そういえば料理チートというものもあるな、と料理のレパートリーを教えてもらう事を考える。 いや待てよ。『向こう』に醤油や味噌がない可能性もある。作り方を調べるには……図書館か? もしかしたら魂だけで召喚されるかもしれないから、本を持ち込むのではなくすべてを覚えていかなければならないだろう。 身体強化や魔力付与はしてもらえるにしても、それを駆使するため最低限の集中力や戦闘技術は必要だし、貧しい土地で農業改革をしなければならないとしたら、そちらの知識も必須だ。でもって国の要職についたりなんかしちゃったら、政治関係のことも……などなど。 彼は、思いつく限りの『準備』を始めていって ――
短編です。 続編もありましたが、そちら連載途中で止まっているし、これだけ読むほうが色々と楽しいと思います。
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No.6210
(読書)
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この記事へのコメント
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ちなつとも
2014/09/22/13:08:48
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早速読んでみたっす。 ヤヴァイ。これ、好きだ。
ちゃんと、行けてるといいっすね‥‥
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No.6215
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神崎真
2014/09/23/02:44:39
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な、な、けっこう面白かろ?? これも一種の勘違いモノといえるのかな。 こういういっぷう変わったお話を思いつける人って、ほんとすごいよなあ(しみじみ)
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No.6218
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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