2014年01月11日の読書
2014年01月11日(Sat)
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本日の初読図書: 「タナカの異世界成り上がり」〜Route36「約束の地へ」 http://ncode.syosetu.com/n3040bl/
勇者召喚に巻き込まれ、手違いで異世界の街角へ放り出されたおっさん田中太郎(仮)。 魔法陣の不備により世界中の魔力を流し込まれた彼は、身体能力・魔力ともにすさまじく強化されていた。 そのすさまじさはどれぐらいかというと、桁が大きすぎてステータス表示が文字化けしてしまうほど。故に彼も、彼にこの世界について教えてくれた人物も勘違いをしてしまった。タナカの能力は赤子並なのだと。 生来臆病でチキンであったタナカは、己の保身を第一に考えて、できるだけ目立たないよう冒険者ギルドで最下位レベルの魔物退治を引き受けて生計を立ててゆく。 初歩の生活魔法、点火を使用すればあたり一帯が火の海と化し、飲料水を出す魔法を使えば膨大な水流に自分ごと流されてしまう。そして石つぶてをぶつける魔法は、ドラゴンをも一撃で爆砕した。 この世界の初歩、恐ろしすぎる……とガクブルするタナカは、己の異常さにまったく気付かないまま日々を過ごす。 そんな彼の無自覚かつ適当な行動や、巻き込まれる様々なトラブル。その場のノリと勢いで様々なことをやらかす重度の厨二病によって、世界は大きくその歴史を変えてゆく……
異世界召喚チートもの。 メイン召喚された勇者ではなく、巻き込まれたおっさんの勘違い異世界珍道中です。 ちょっと引くほど重度の厨二病さんが、膨大な魔力を背景に自覚なくいろいろやらかしてます。本人は「ようやく赤子以下のレベルから赤子になれたかな……いや思いあがりは禁物だ!」とか思っていますが、実は神の使徒とタイマン張ってあっさり倒しちゃうほどです。あんまりあっさり過ぎて、本人はそれがモノホンの神の使いだとは気付いていないという…… そして口から出任せに語りまくる適当な自己設定の陶酔台詞が、様々な人々を救い上げ、信仰さえをも集めているのに、あくまで本人は無自覚(苦笑) やはり神との戦いが最終ターンになるのでしょうか。本気で神相手にも負ける気がしない、そんな雰囲気のお話です。
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No.5474
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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