2014年01月10日の読書
2014年01月10日(Fri)
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本日の初読図書: あの京&一平の迷宮シリーズが帰ってきましたよ、お嬢さん!! 最近めっきり神谷さんの作品を見かけないし、このシリーズもある意味エピソードを書き尽くされていたので、もう続刊が出ることはないと思っていました。たまたま Amazon で見つけてびっくりです。 時系列は二人が31歳。1巻では大学に入ったばかりだった彼らが、社会人の中でも中堅どころの年齢になってます。 結城とアキラのコンビも健在。アキラ君なんて22歳。身長もすっかり伸びちゃって、なんだかちょっぴり寂しかったり……(ちなみに【特処】の片桐くんのイメージモデルは、実はアキラ君だと言うのは、今だから言えるお話) 立派なお医者さんになった京ちゃんは、ずいぶんと人間らしくもなりました。時おり山田くん以外にも笑顔も見せるし、他人に対する興味も出てきていて、お姉さん見違えちゃいますZE★ 山田くんは変わりませんねえvv いや良い意味で。 あれだけ辛い目をくぐり抜けながら、それを微塵も感じさせないところが彼のすごさだと思います。 あと個人的に嬉しかったのが、京のお婆さま、千世さんが御健在だったこと。あいかわらず京とDNAの相似を見せつつ毒舌を交わしあっていますが、彼女はこうでなくては。心臓の手術がうまくいったようで本当に良かったです。どうせなら100歳まででも矍鑠としていて下さい! 貴女なら可能です、お婆さま!!
……しかし前シリーズがあまりにも昔すぎて、ちょっと人間関係が一部思い出せない(悩) 特に京と結城さんの親戚まわり。二人とも実父とか名目上の父とか保護者とか育ての親とかが入り乱れまくって、なにがなんだか。しかもそのほとんどの人たちが、何らかの形で犯罪に関わってるって、金田●少年やコ●ンも真っ青の犯罪遭遇率だよ! そういえばアキラの父親も、行方不明になった先で京や一平の知人とバッティングしてたっけなあ……(遠い目)
今回の巻は、比較的穏やかなお話が多かったです。日常の謎とか、せいぜい偶発的な事故がメインで、唯一殺人が起こった話も被害者は通り魔だし真犯人は他にいて、メイン登場人物達は無実。 そして子供が救いになるお話が多かったことも、作者さんが出産・子育てを経られた上での影響が大きいんだろうなあと思いました。 前シリーズは、やりきれない話も多かったから、そう言う意味では一皮剥けられたのかな? シリーズタイトルに数字がついているということは、またこれからも話が続くのでしょうか。 個人的には結城とアキラがいまどんなふうに生活しているのか、とっても気になります。腐腐腐腐腐。
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No.5472
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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