ところでどうも、明治時代の貨幣単位の切替時に、両がそのまんま圓(えん)に変わったそうですね。 wiki によると「小判1両は、江戸時代初めには今の10万円ほどの価値があったが、幕末には3,000円-4,000円程度まで価値が下がってしまった」とのこと。この話だと「お米が兩に三升」だそうですから、白米1升1.6kgとして、4.8Kgで4000円となると……相当お米が高いのか、この時代はさらに両の価値が下がっていたのか、さてどっちでしょう……? 一日四時間勤務で一圓五十錢だから、日給6000円、時給は2500円と考えると、充分おいしい仕事ではありますが。 あ、ちなみに「毎日一圓五十錢、一週十圓五十錢」は本文のままです。計算違いではありませんのであしからず。