2013年10月24日の読書
2013年10月24日(Thr)
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本日の初読図書: シリーズ3作目、ようやく読みました。 前巻ラストが「貴様の里を焼き払うてくれる」なんて物騒なところで終わっていたので、今回はまるまる一冊三次でのバトルかと思っていたら、そんなことはなく。 四作入っているうちの最初二作「猫の怪」と「能面の怪」は、普通に日常パートのお話でした。幕府も絡んでこらず、むしろ一般モブ視点から始まって、ラストのシメだけ京嵐寺が登場するような感じ。 後半二作「地獄絵図」と「たたり岩」になって、ようやく黒幕厳道のターン。 ……このシリーズは以前からそうですが、ライトな語り口のわりにと言うか、むしろそれ故にと言うべきか、さくさく簡単に人が死んでいきますな(−ー;) 三次ではもうちょっと京嵐寺達が活躍するかと思いきや、意外に苦戦して町人達が(汗) キャラクターのパワーバランスもいまひとつ謎というか、仮にも稲荷神様のおきんが苦戦している中で、妖刀茶丸だけは刃こぼれする気配もなく最終兵器のままですし。そのくせ決着はデウス・エクス・マキナ的な……むう。 しかしラストはこれまた意外な展開が! なんとか中ボスを倒したと思ったら、大ボスは自滅したあげくに隠しボスが! みたいな感じ? 今回も盛大に「次回へ続く」と後を引いているので、これは読まなければなりませんな。 とりあえず新登場の妹 真娯萌(まごめ)と白鷹のもののけ てつ の主従はなかなか微笑ましかったです。
あとこれは内容には関係ないんですが……古本屋に本を売ろうという方は、もう少し読むときに扱いに気を使って欲しいです。 あちこちに付いていた煙草の灰(推定)は、まだティッシュで拭いたら取れたから良いんですけど、合わせ目に入り込んだスナックの食べかすのせいで、数ページにわたって紙はへこんでるわ、油の染みが付いてるわで(−ー;) まあ安さを求めるなら、それぐらいのリスクは受け入れろと言われればそれまでなんですけどね……
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No.5202
(読書)
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この記事へのコメント
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ちなつとも
2013/10/25/13:30:51
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うちのダンナはプチ潔癖で、古本とか中古ゲームとか、とにかく他人が使用したものは受け付けないヒトっす。自分はそこまで気にしないすけど(気にしだしたら図書館の本とか読めないっす!)、でも以前借りた図書館の本がこれまた小汚くって。長〜い髪の毛がずるぅって出てきたときには、さすがに引いたっす。あと、タバコの臭いが染み付いているのも閉口するすね。 本は、誰のものであれ、丁寧に読みたいすね。
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No.5204
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神崎真
2013/10/25/17:58:45
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あー、うちの母もそのタイプだ<プチ潔癖 その割りに私の本は(どういう経緯で購入したものか聞かずに)持って行くし、図書館の本も読むし、食器も平気で灰皿にするし、「洗えばOKよ」とか言って布巾と台拭きがいっしょになってるんだが。 長い髪の毛は……気を付けます(−ー;) 油断してるとなー、身体にくっついてどこにでも入り込むんだよな……
今回の本は、幸い煙草の臭いまではついてなかった。灰も拭けば落ちたけど、ページのへこみと油染みはなあ。 あと見返しへの蔵書印程度ならともかく、本文内に書き込みした本を売る人間は、本気でどうかと思うよ。図書館の本に書き込みとかもな。 先日から読んでる国会図書館のデジタルライブラリーで公開されている本も、意外と書き込みやらページが一部破れて判読不能とかあるよ。 そういや以前地元図書館で借りた三銃士は、肝心の出会いシーンで、1ページ丸々、外れて無くなってたっけ…… ほんと、誰のものであっても大事に扱って欲しいです(しみじみ)
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No.5205
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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