よしなしことを、日々徒然に……
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 ビブリア古書堂 二話目を視聴
2013年01月27日(Sun) 
録画したまま一週間も放置していた、ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」の二話目「落ち穂拾ひ」をようやく鑑賞。
……ううむ、なんというかこう、コレジャナイ感がそこはかとなく漂っています。
基本的な流れは、ちゃんと原作に即していましたし、私は原作至上主義というわけでもありません。メディアミックスの際にいろいろと改変するのは、結果的に面白くなるのなら別に良いんです。でもこのドラマは適当に原作からエッセンスを取捨選択&改変しているせいで、どうにも話に筋が通らない感じがするというか。

……そもそも栞子さんが、ちっとも人見知りに見えないんですよね。ドラマでも『内向的で極度の人見知り』が公式設定のはずなのに、いきなり「この事件は……」と、頼まれもしない、むしろ「愚痴なんだ判ってる」とか言われてる問題へと、積極的かつアクティブに取り組んでいくあたりが非常に微妙。
説明されていないはずの小菅奈緒の事情を志田が知っているのもヘンだし、そもそもなんで耳目を憚るだろう「盗んだ・返せ」という会話を、わざわざ店から出て喫茶店に移動してやっているのかも謎。

ああでもオープニングで本が落ちる映像は、二話目だとなくなってましたね。あれは本好きにとって非常に心臓に悪かったので、なくなってとてもありがたいです。……やっぱり視聴者から苦情でもあったんでしょうか。
……ページが千切れて飛んでいく映像は、そのまま残っておりましたけど。

それから大輔が「本を手にハサミを使っていた」と聞いて、「本はもう原形を留めていないんじゃないか」と心配するエピソードがカットされていたのも気にかかりました。それがないと、視聴者をハラハラさせる緊張感と、そこからの逆転カタルシスがなくなっちゃうと思うのです。
そして小菅奈緒が爪切りと耳掻きをプレゼントする行動が、ある意味、栞子の誘導によるものだったんじゃないかと志田が指摘することで、栞子の中に存在する『闇』が初めてかいま見えるエピソードも削除。
……この話は、そのあたりが重要ポイントだったと思うのになあ。
それともドラマの栞子さんに、『闇』はないのでしょうか。だとしたらかなりガッカリです。本当に原作とは別物になっちゃいますね……

そして次回予告。
……坂口が脱獄犯ってどういうこと!?!?
No.4516 (映像)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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