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前々から読み直したかった、某長編オンライン小説(1MB超)がありました。 何故なら以前読んだあとで、かれこれ半年ほどかけて文章校正が行われたのです。作者様曰く「十万字近く増えた」とのことで、読むのをかなり楽しみにしていたのですが。
です、が。
……これ校正とは言わん(−ー;) 確かにあちこち書き足したり、文章に手を入れているらしいのは判るのですが。 むしろかえってそれがあだになっているというか。 ぶっちゃけ、誤字脱字及び「てにおは」がしっちゃかめっちゃです。あと「〜だったる」とか「○○がは××した」的な、いかにも「文章を直そうとして元の字を消し忘れちゃった(てへ)」らしきミスが多すぎます。「〜した」と「〜された」がごちゃごちゃになっているところも数多く、文章を一回最後まで読んでから、改めて文頭に戻り脳内修正しなければならないことが頻繁すぎて、さっぱり内容に集中できません。
……確かに私も、人のことを偉そうに言える文章は書いていませんけどね。 それでもわざわざ半年もかけて「文章校正した」と胸を張って言うのなら、手を入れた後で二回は読み返し、更に数日おいてからもう一回見直すぐらいは必須だと思うのですよ。ついでに言うなら、その際に文章を縦書きにしたりフォントを変えるなど、字面を変えてみるのも有効です。あと音読だ音読。恥ずかしいとか言うな。声に出して読んでみてつっかかるところは、黙読してても目がひっかかるんだ。
内容的にはおもしろいし、しっかり完結している良作だけに、文章のおおざっぱさが非常にもったいないです。 ただの変換ミスや脱字程度なら、まだスルーできるんですけどね。 「俺は○○を××にを、俺が▲▲された(←ここは明らかに「した」)」みたいな文章を読まされると、かなり辛いです。 校正前は、確かこんなんじゃなかったよなあ……文庫1冊分ぐらい増えたって言われても、これじゃあなあ……(しょぼん)
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No.4356
(創作)
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この記事へのコメント
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iwamoto
2012/12/01/17:42:19 [HOME]
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困りましたね。 わたしも耳が痛いって感じです。
ご本人さんは、どう考えているのでしょうね。 「どうせーいうねん?」とか言われそう? 居直られたら、はっきり言ってやってください。 サンプル出して、「こうせーや」。
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No.4360
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神崎真
2012/12/01/18:28:09
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だーれかーー、座布団一枚持って来てーーー<こうせーや
いやしかし本気の話、この手の問題って難しいんですよね。 誤字脱字などを指摘すると、「ありがとう」と感謝してすぐに直される作者さんもいらっしゃれば、「過去の文章を気にかけるより、次の話を書き進めたい」と宣言される人もおり、下手をすると「やかましい」「批判された!」と逆切れあるいはお怒りのあまり攻撃的になられるかたもいたりと、WEB作家さんも千差万別で、読者側の対応も悩みどころです。 ……ちなみに私は先日、数年間にわたってシリアスシーンの人名を取り違えたままでいたことを匿名で指摘され、「なんでもっと早く、誰か教えてくれなかったの _| ̄|○」と泣きそうになったクチです。自分ではなかなか、ミスって気付けないんですよねえ。
ちなみに↑の作品は、あまりに間違いが大量すぎて、とても指摘しきれません(苦笑) 校正と改訂と推敲って、それぞれ似て非なるものですよね……
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No.4361
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iwamoto
2012/12/02/15:52:44 [HOME]
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似ているとも言えないのでは? 特に、「推敲」は推すか、敲く(叩く)かを推考するものですから。
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No.4363
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神崎真
2012/12/02/17:03:48
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「推敲」ってそういう語源だったんですね。知りませんでした。 以下は「デジタル大辞泉」より抜粋です。
校正:文字・文章を比べ合わせ、誤りを正すこと。 改訂:書物の内容を改め正すこと。 推敲:字句や文章を十分に吟味して練りなおすこと。
とりあえず、現在ある文章に、なんらかの形で手を入れるという点で「似ている」。 でもって、それぞれ『誤りを直す』『内容を変更する』『表現方法を選ぶ』という点で「非なる」と表現してみました。 上で言及している作品は、作者様いわく「校正した」と表現しつつ、実質は「推敲」のつもりで悪い方向に「改訂」していたとでも言いましょうか。 ……日本語って、難しいです。
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No.4364
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iwamoto
2012/12/02/21:53:54 [HOME]
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各言葉の解説はそれで良いと思います。 今度、他の人にビシッと言ってやってください。 クリアな説明に、みな平伏すことでありましょう。
推敲の意味は、その悩みに思いを馳せずに使ってはなりませぬ。 月下に響く叩く音が聞こえるまではね。
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No.4368
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神崎真
2012/12/02/22:12:29
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ああ、情景を思い浮かべると素敵ですねえ<僧は敲く月下の門 個人的に、文章を書くよりも、それを読み返して手を入れる方が好きです。 脳内映像を文章に落とす作業って、最初はとにかく勢いでやってしまわないとイメージを逃してしまうため必死に書くんですけど、あとから読み返してみると、文章がおかしいことがしばしばで。 それを読み返し、じっくりと単語を吟味し、時に声に出して読み上げながら、よりなめらかな文章を追及するのが楽しいですvv
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No.4370
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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