2012年07月08日の読書
2012年07月08日(Sun)
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本日の初読図書: 720 円だと!? 高ェよ! と思いつつ、それでも好きなシリーズなので新刊を予約購入しました。 で、届いたのを見たら……あれ、厚くね? 数えたら 304 ページもありました。うん、ごめん。むしろ安かった<普通は 200P 前後で 600 円ぐらい そんなわけでお久しぶりの山内規子さん。しかもいっとう好きなシリーズの続刊ですvv 収録作は「遠い雷鳴」、「彼女の部屋」、「今日はいい天気」、「二人の家」の四作。長編一本、短編二本、中編一本と盛りだくさんです。特に長編は、いつか再登場するだろうと期待されていた、最強ライバル蛇霊憑きの吉行さんが! 唯一の友人亜紀ちゃんやいつぞやの仔猫爺さん、果ては高倉さんまで大変な目にあい、悪霊と化していた少女や黒猫などもとても悲しい過去を経ていた辛い展開でしたけれど、いつもの読切連作とはまたちがった味わいと、たっぷり読み応えのあるお話でした。 そして他の話でも過去に関わった人達がちょこちょこ登場してきたりなど、ファンとしては楽しいところ。読切連作ミステリでゲストキャラが再登場することって少ないので、こういう一人一人を大切にしてるっぽい作品は読んでいて嬉しいです。 そして目次で「彼女の部屋」「二人の家」というタイトルを見て、「おお、ついに焦れ焦れカップルに進展が!?」と喜んだのは、きっと私だけではないはず。……高倉ぁ、お前三十代やろ? 立夏だってもう大学生のうえに身よりだっていない身の上なんだから、もうちょっとこう、さあ_| ̄|○
……ところでこれは言わないお約束なのでしょうが、シキ・ルリ・クロハの寿命って……立夏が小学生の頃にもう成長しきってたみたいだから、どう少なく見積もっても十二〜三才にはなってるはず。なのにみんなピッチピッチだし、別れを意識している様子もなし。やはり立夏以上に、あの三匹こそが特別な存在なのか……?
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No.3879
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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