2012年06月29日の読書
2012年06月29日(Fri)
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本日の初読図書: 「ネトオク男の楽しい異世界貿易紀行(小説家になろう)」〜第45話 http://ncode.syosetu.com/n3102y/
高卒で就職したは良いが、そこがとんでもないブラック企業だったことに耐えきれず、早々に退職してニートとなった綾馳次郎21歳。 彼は現在、フリーマーケットや骨董市などで仕入れてきた品物をネットオークションに出すことで収入を得ている。もともと小物などが好きだったので鑑定眼はそれなりにあり、なんとか生活していける程度にはなっていた。 そんなある日のこと、旧家の蔵で古い鏡を見つけた。なかなか良さそうな品だなどと考えつつ暗い室内を歩きまわっていたところ、けつまずいたはずみに鏡の方へと倒れ込んでしまい……気がついた時には、同じような古い鏡が壁に掛かった、暗い地下室へと移動していた。壁の鏡に映っているのは、さっきまでいた蔵の内部。どうやら二つの鏡が通路となって、異なる場所を繋いでいるらしい。 おそるおそる外へ出てみると、そこは森の中に建つヨーロッパ風の寂れた廃屋の中だった。しかも空には太陽が二つある。うん、異世界だ。 幸い地下室の鏡からは、ちゃんと元の蔵へと戻ることができた。 ありえないことが起きているというのはわかる。古い蔵で見つけた鏡が別世界へ通じてました! なんて、ファンタジーではお約束な設定だけれども、実際に起こると存外に困る。 ……ただひとつ言えるのは、この鏡はすごい高値で売れる! ということだ。 さっそく鏡を買い取り自宅へ持ち帰った次郎は、まずは売る前に鏡の向こう側についてもう少し調査しようと、万全の準備を整えた上で今度は洋館から外へ出てみた。 そうして出会ったのは、マタギを思わせる眼光鋭い猟師シェロー・ロート。なんとか言葉は通じたので、記憶喪失だと押し通し、この世界について色々と教えてもらうことにする。見た目の割にシェローさんはいい人のようで、素性の怪しい次郎を自宅へ連れ帰り、妻のレベッカとともにあれこれと世話を焼いてくれた。 なんでもこの世界では大精霊ル・バラカに祝福を受けることで天職というものを授かり、それによって職を決めるのが普通だという。天職で授かった職に就けば、修行による上達度は通常の五倍になるという。職を得るにもギルドに所属するにも、まずは祝福を受けることからだと教会に連れて行かれた次郎は、美人エルフの神官によって祝福を受ける。その結果得られた天職は、『剣士』、『魔術師』、『鍛冶師』、『細工師』、『詐欺師』、『商人』、『料理人』、『宝石学者』って、あれなんか多くね? ってか、変なの混じってね? しかも『異界の賢者』とかいう謎の固有職もついてるんですけど?? これは異世界との相互貿易でお金を貯めて、どちらの世界でも物欲を満たそう、目指すは幸せ一杯の異世界ライフ! なネオニートの物語です。
最近ちょこちょこタイトルを目にする、異世界と現代を行ったり来たりするタイプのお話。連載中。 百均の和紙を金貨一枚(概算15万円)で売ったり、異世界の蚤の市で手に入れた古道具をネットオークションにかけたら数万の値がついたり、すったもんだでいわくつきのエルフ奴隷×2人を手に入れたりと、異世界で金と女と力でウッヒャー、的なお話です。手にしたものを分析するスキルが身についているので、古道具屋で魔剣掘り出したりとかもしてます。でも今のところ技術チートはしてませんね。あと主役が基本的にヘタレなので、エルフの女奴隷買ってもあやしげな展開はありません。っていうか、寸前でヘタレた(苦笑) 天職を大量に持っているものの、まだ修行途中なので強さもさほどなく。訳ありエルフ達の『訳』もまだ明かされていないので、今後に期待ですね。
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No.3860
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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