よしなしことを、日々徒然に……
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 2012年01月23日の読書
2012年01月23日(Mon) 
本日の初読図書:
「異世界喫茶のマスターさん(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n6266j/

魔法が存在し、魔物が存在する世界、スフィーリア。
水森氷雨は12才の時に魔法によって召喚され、この世界へとやってきた。召喚の条件は「己の世界を捨てられること」。家族を失い己の世界への執着をなくしていた氷雨は、そのまま召喚者であるじいさんによって養育され、五年の月日が過ぎた。
じいさんはその世界では既に失われた強力な古代魔法の使い手で、氷雨を己の後継者として持てる知識の全てを受け継がせると、満足したように死んでいった。
氷雨はじいさんから受け継いだ知識を元に魔法具を作成し、それを誰かに使って欲しいと考える。しかし強すぎるほどに強力な性能を持つ魔法具を、半端な人間に渡すわけにはいかなかった。そこで信頼できる人間を見極めるために、彼は一軒の店を開くことにする。
冒険者の集う『探索者の街』で、大通りから少し離れた静かな一角にその店は存在した。
喫茶店『旅人』。
マスターは水森氷雨、従業員は獣人の子供ルノ。
じょじょに増える従業員や、訪れる様々な客達、そして世界に存在する『大迷宮』。
それらと関わるうちに、氷雨がたどり着く先は ――

異世界召喚ファンタジー。完結済。
16日から読み始めていたので、一週間ほどかかりましたか。時間は掛かりましたが、非常に楽しませてもらえました。
初めは主役最強チートかと思わせて、実は周囲がそれ以上に反則揃いで、すっかり苦労性ポジション。強さのインフレという訳ではなく、最初から勝てない相手には勝てないことが確定。その上でいかに戦いを意味あるものにするのか、という感じが新鮮でした。
もうね、世界を滅ぼせる勢いの実力者が十指に余ってるんですよ。
故に一人で一国を滅ぼせる程度の氷雨などまだまだ、みたいな(苦笑)
登場キャラもなかなかに多彩で魅力的。あと魔法の詠唱が格好いいです。特に古代言語魔法の詩のような詠(うた)は素晴らしい。自分にはこういう文章、絶対真似できないと惚れ惚れさせられました。
ほのぼの日常あり、バトルあり、シリアスありと読んでいて飽きません。
途中に挟まる別視点もなかなか楽しいかとvv しかしコーヒーの魔力って……もはや薬物混入を疑われてもおかしくないレベルだぞ(笑)
No.3584 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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