2011年10月27日の読書
2011年10月27日(Thr)
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本日の初読図書: ホームズさんの姪っ子パスティーシュ、ついに最終巻。 今回は一冊丸ごと、語られなかった事件から「スマトラの大鼠」です。 インドに赴任していたクリスティの家族が、ロンドンへ戻ってくることになった。ところがそのインドの暗殺集団サグが起こしたとおぼしき、殺人事件がロンドンで発生。さらにはクリスティの周囲にも不穏な影が。これはインドにいる家族と何らかの関係が……? という今回のお話。「スマトラの大鼠」は、クリスティを守るために送り込まれた、インドの元海賊達の通り名になってました。 ……しょっぱなに誰が何の意図で大鼠についての電信を送って寄こしたのかとか、ノーラの鞭の柄は、中身が鉛だったんじゃないのかとか、ちょこちょこ気になるところがあったりなかったり。まあ、それなりにおもしろかったですけどね。 そしてノーラについては、最終話に向けて、多少なりと読者をハラハラさせたかっただけなんでしょう(苦笑)
それにしても、最終巻かと思ったら、もう続編が決定してるとは。 しかも「美しきレディに成長したクリスティの新たな冒険(帯より)」って……クリスティの横紙破りは、子供だからこそ許されたキャラクターのような気が。大人になったら、ただの生意気になりそうなのがちょっと怖いです。まあレディといっても、せいぜい十六〜八才ってところでしょうけれどね。 ネルソンに乗れなくなるのがちょっと寂しいなあ。 きっと恋愛も絡んでくるだろうし……いつぞやのダンス中に数学の話をしてた少年とか、再登場するんでしょうか。 「荒野の天使ども」→「時間を止めて待っていて」のミリアムのように、魅力的なまま成長してくれると嬉しいです。
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No.3449
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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