2011年10月07日の読書
2011年10月07日(Fri)
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本日の初読図書: 某県某市にある成南電気工科大学は、ほどほどの都市部にあり、ほどほどの偏差値で入学できる、ごく一般的な大学である。その大学に存在するサークル「機械制御研究部」、略称【機研(キケン)】。 キケン、それは即ち危険。 これは正しく危険人物に率いられた、【機研】黄金時代の物語である。
なんというか、大学時代の一番はっちゃけた男連中が引き起こす、ノリと勢いがすべての日々を綴ったお話です。たとえて言うなら、全編通じて『学園祭前日』の雰囲気。究極超人あ〜るの『光画部』を思い出させる、ひたすら全身全霊をこめて馬鹿をやる、そんなお話。 とにかく読んでいて楽しかたです。学生時代に部活で無茶をした人間なら、多かれ少なかれ共感できる部分があるんじゃないでしょうか(笑) 部長の「ユナ・ボマー(爆弾魔)上野」と副部長の「名字を一文字隠した大神(大魔神)」もなかなか濃いキャラなんですけど、だんだんそれに感化されていく新入生達がまた良い味出しているったらvv 途中までは「機械制御研究部って割にメカニックな話が少ないなあ」と思っていたら、後半はそういうテイストもきっちり盛り込まれていましたし♪ そして各話の扉マンガも楽しかったし、最終話の見開きページのアレもまた見事な演出でした。いや素晴らしい。 やっぱり有川さんの話はノリが良くて読みやすいですね。一気に読み切ってしまいました。オススメです。
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No.3410
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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