2011年07月31日の読書
2011年07月31日(Sun)
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本日の初読図書: ジービーズにレッドアイを封じることに失敗した風雅たち。 今度は「封魔の番人」と呼ばれる、魔を封じる力を持ったつくも神を探すことにした。彼らが宿るのは、長い時を経た格の高い器物。折りしも大英博物館の所有する至宝が、美術展のため日本へやってきていた。キュレーターとして付き添ってきたのは、以前ロンドンで縁のあった間宮。 もしかしたら至宝の中に「封魔の番人」が含まれているかもしれないと、一同は美術館に向かおうとする。ところがその途中、なにを勘違いしたのか「FUGA」を占い屋だと思った女性が、「お祓いをしてほしい」とアンティークのイヤリングを持ち込んできた。片方しかないルビー製のそれを購入してから、彼女はなにかにつきまとわれるような視線を感じるのだという。 イヤリングからは特におかしな力を感じなかった彼らだったが、急いでいたことや、また金になりそうだったこともあって、とりあえず引き受けてしまう。だがそのルビーを手にしたことで、彼らはまたもレッドアイとまみえることとなるのだった……
シリーズ最終巻。 一巻目からの因縁の相手、レッドアイとも決着がつきました。ううむ、こう来るかと、なかなかの結末でした。 ……しかしすべては縁といえば聞こえはいいかもしれませんが、それにしても偶然の引き合わせが多すぎるだろうよ(苦笑) っていうか、レッドアイ風雅の両親を封印するときに気づいとけよ、とかと思わなくもなく。 そして紗那と唯は、本当に風雅のことが好きなんだなあとしみじみしたり。 正直、最初から一緒にいろいろ頑張ってきて、かつツンデレな紗那はともかく、唯はどうしてそこまで……とか、そんなことは考えちゃ駄目なんでしょうね(笑) とにかくめでたしめでたしで、ハッピーエンド至上主義には嬉しかったです。 あ、ちなみに今回の目玉はクリスタルスカル(水晶ドクロ)。最近、十九世紀に作られた品だったと判明してしまったそうですが、それでも一度は実物を見てみたい美術品。もう少し活躍して欲しかったなあと、そのあたりちょっと残念。
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No.3297
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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