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もっと早くから情報が流れていたのかもしれませんが、私は今朝の新聞で初めて知りました。 和田慎二さんがお亡くなりに……(泣) ううう、享年61才だなんて早すぎます! そりゃ最近は原作者の仕事が多かったですけれど、それでも和田さんのお名前が関わる話は、読む読まないに関わらずチェックだけは無条件でしていたのに……ッッ( T _ T ) もう「忍者飛翔」の続きは見られないのか……ゆっくりでも終わりが見えたとおっしゃられていたから、希望だけは繋いでいたのに(しくしくしく)
……思いかえせば中学生になったばかりの頃、当時月300円だった小遣いをして「スケバン刑事スペシャル愛蔵版」全6冊(単行本にして22冊分)を買わしめたのを皮切りとして、「我が友フランケンシュタイン」「大逃亡」「銀色の髪の亜里沙」と買いながら、いまはなきEPOで読んだ「忍者飛翔」の単行本未収録作品を未だに記憶している我ながらの執念深さ。 ああ、もうあれが収録される新刊は発売されないのか…… 「ピグマリオ」はさすがに小遣いが追いつかず、まだビニールカバーがついていなかった本屋さんで、少しずつ立ち読みするしかできませんでしたっけ。 友人に貸してついに帰ってこなかった「少女鮫」、同じく帰ってこなかったのを、書籍電子化に合わせ、古本とはいえ買い直してしまった「怪盗アマリリス」。 タイトルがバラバラなため、どの順番で読んで良いのか判らずに、とうとう買いそびれた「超少女明日香」……(遠い目) 私が生まれる前にデビューされた方であり、また多作な方でとても全部は追い切れませんでしたが、本当に大好きでした。原作者として携わった作品も多かったですよね。そのほとんどが、和田さん一流かつ私の大好きな復讐譚だったんじゃないでしょうか。島崎譲さんが作画をされた「リオン」など、立ち読みしたとき「なんか和田さんっぽくて好みvv」とか思って購入してみたら、原作がそうでびっくりしたというぐらい、その作風は確立されていたと思います。 ああ、「神に背を向けた男」「白龍」「ブラック・マスク」や「CROWN」に「ブレイズ」、「Kiyoshirou伝奇ファイル」などの原作も素晴らしかったし、「スケバン刑事if」に至っては、あの名作を見事に再構築させたその手腕。 ううう、本当に惜しい方を……(涙)
これを機に、昔の読み切り作品などを再版してくれないものかと切に思います。 ちょっと横溝っぽい雰囲気とかある作品もあって、そのあたりもおもしろかったんですよね。 ……すっごく昔の話で、旧家の子供達がそれぞれ孤島の洞窟に隔離されて暗殺者として育てられていた話、どこで読んだんだったっけ……? 遭難かなんかしてたまたま泊まった主役と相棒(男二人)が連続殺人に巻き込まれて、結局相棒は殺されてしまい、犯人はすごく意外な人物だったんですけど……子供達は洞窟で育ったので目が弱く、みんな明るいところでは特殊な色眼鏡をかけていたりとか、そういう細かいところは覚えているのにタイトル出てこない……(−ー;)
今日は追悼として、持っている和田さん関連の本をあれこれ読み返しておりました。 素晴らしい作品を数多く生みだしてくださった先生のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
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No.3237
(日常)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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