2010年11月05日の読書
2010年11月05日(Fri)
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本日の初読図書: 上州と越後の境にある小さな温泉で湯治をしていた盗賊 雲津の弥平次は、ひょんな事から崖下に倒れていた浪人を拾う。侍に追われていたその青年は、頭を打ったせいだろうか、それまでのすべての記憶を失っていた。弥平次は青年に谷川弥太郎という名前と金を与え、その場は別れることとなる。 そして二年後、江戸。 盗賊の跡目争いにわずらわされる中、弥平冶はある日、辻斬りを目にする。それはかの記憶喪失の青年 弥太郎の仕業だった。彼はこの二年の間に、金で人を殺す仕掛人となっていたのである。 そんな稼業からは足を洗わせてやりたいと考える弥平治は、彼の身辺を探り始めるのだが……
剣客商売はちょっとお休みして、著作紹介で面白そうだと思った作品を借りてみました。蓑火のお頭を十年前なら誰もが知っていた、という表現があったことからして、鬼平犯科帳より数年後ぐらいの話でしょうか。 ……正直な話、自分が池波さんの長編苦手なの忘れてました(苦笑) いや人間関係がややこしくてね……誰が誰の敵で味方か、登場人物同士も把握しないまま入り乱れているので、何が何やら。 弥平治さんと弥太郎さんは、お互い無邪気なまでの信頼感で結ばれているのですが。 とりあえず、ようやく弥平治さんと弥太郎さんがお互いの意思を統一したので、これからの展開が楽しみです。
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No.2922
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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