2010年10月13日の読書
2010年10月13日(Wed)
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本日の初読図書: ある風の強い稲妻の光る晩、一匹の仔猫が生まれました。名前はダヤン。どこか変わったところのあるその仔猫は、飼い主であるリーマちゃんのもとで、すくすくと幸せに育ちました。 ところが冬のある日のこと、子供達に追いかけられたダヤンは、雪の降る道を歩くうち、不思議な光へと呑み込まれてしまいます。その向こうにあったのは、『もうひとつの国』わちふぃーるど。 様々な動物たちが、二本の足で歩き、町を作って生活している不思議な世界でした。 そこでダヤンの不思議な生活と冒険が始まったのです。
長編ファンタジー、シリーズ一巻目。 話は以前わちふぃーるどで大魔法使いだったというリーマちゃんのひいひいおばあちゃんがリーマちゃんへ、失踪したダヤンの思い出話を語る形で進んでいきます。つまり時間の流れが逆行しているのですね。そこからも今後の展開が楽しみにさせられます。 また脇を固めるキャラクターも魅力的で、人気が出るの判りますよ、これ。ワニのイワンは良い奴だし、もう一匹の猫ジタンはミステリアスな魅力で格好いいし! 友人がわちふぃーるどグッズ好きなので、目に止まって借りたんですけど、一巻完結連作ものかと思いきや、しっかり続いているようで、一冊しか借りなかったのが残念無念。次回続きが借りられていないことを祈ります。
今回は鬼平さんが妻の実家から頼まれて、盗みを働いて失踪した家来を捜そうとする「密通」と、女密偵おまさが初登場する「血闘」、同じくおまさが夜鷹に変装して辻斬りをあぶり出す「夜鷹殺し」に、芋酒屋の主が偶然惚れ込んだ鬼平を危機一髪から救う「兇賊」の四編。 ついにおまささんが登場で嬉しいですね。名前だけですけど、大滝の五百蔵も出てきたりして、ファンとしてはにやにやしてみたり。 「兇賊」や「血闘」あたりはドラマでも見ているので、だいぶ内容覚えてました。 こちらもまた続きはどの話か楽しみです。
「野獣のお妃(オンライン小説)」 http://philter.g.ribbon.to/index.html
豪奢な屋敷の地下に獣を飼う男がいた。 ある日、男の愛娘が熱病にかかり、命が危ないという時、地下に捕らえられた獣は言った。 娘の命を助けてやろう。その娘が16歳になったとき、我に差し出すと誓うのであれば……
モノカキさんに10の”あらすじの九話目。紹介サイトに載っていたので、そこだけ読んできました。以前に読んだ「狐の妻問い」と同じ作者さんが書かれたお話。 お転婆な主役の娘さんが素敵です。そして結婚式でいきなり嫁さん化け物に奪われた婿さんお気の毒(笑)
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No.2890
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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