2010年09月10日の読書
2010年09月10日(Fri)
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本日の初読図書: 「密偵達の苦悩」とサブタイトルをつけたくなるような、粂八や仁三郎が昔の恩義と密偵としての立場とに板挟みになって苦しむ話が二本。他にも平蔵さんが部下の結婚に口を出したり、昔の弟弟子の仇をとったりと、いつもと趣の違う話が多かったように思います。けっこう面白かったので、一気に読了。18巻にもなって、まだマンネリにならないとは、さすが。
霧の七郎が懲りずに鬼平の息子へ刺客を差し向ける「霧の七郎」と、遊女時代に金を盗んだ客に脅迫され、不義を重ねる旅籠の女将のお話「五年目の客」の二本。 霧の〜は、このあとまだ彼関連の話が続くせいもあってか、ちょっと尻切れトンボ風。 五年目〜は、そこで勘違いをしなければ……と思わずにはいられない、ちょっとしたすれ違いが気の毒でした。 あと、ようやくマンガ版でも辰蔵が出始めてます。原作のように地の文でのフォローがほとんどないぶん、余計に情けなさが増しているかも……(苦笑)
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No.2848
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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