よしなしことを、日々徒然に……
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 2010年08月19日の読書
2010年08月19日(Thr) 
本日の初読図書:
4488201024サム・ホーソーンの事件簿〈1〉 (創元推理文庫)
エドワード・D. ホック Edward D. Hoch
東京創元社 2000-05

by G-Tools
1922年、アメリカの田舎町に診療所を構えた青年医師サム・ホーソーンが、街で起こる様々な「不可能犯罪」を解いてゆく短編集。
かなり本数があるシリーズの初期作十二編と、ノンシリーズの読切一遍が収録されています。
ホームズ物のパスティーシュを手がけたりしている方でして、その関係で手に取ったのですけれど、さすがに小粒できれいにまとまった話が並んでいると思いました。
だいたい感じとしては、老境に至ったサム医師が、来客に向かって酒など勧めつつ、昔の話を語って聞かせるという体裁になっています。あんまり毎回毎回「御神酒をもう一杯……」とか言っているので、なんか飲んだくれの親父みたいな印象が(笑)
でも実際は、若い頃も年とってからも、すらりと細身の美形さんなようです。


「旗本退屈男(青空文庫)」第一話 佐々木味津三

御存知眉間の三日月向こう傷。
泰平の世に、天下無双の技を持ち合わせ、振るう場もなく退屈きわまりない日々を送っているところから、ついた渾名が「旗本退屈男」。
直参旗本 早乙女主水之介の活躍を描く時代小説。

テレビドラマなどで有名な「旗本退屈男」、著作権切れがあったので読んでみました。
まさか原作でも「この眉間の傷が〜」ってやってるとは思いませんでした(笑)
しかし良く思いかえしてみると、この一話の中で、全く刀を抜き合わせているシーンがありません。天下無双の達人という設定なのに、肝心の殺陣がない。これではテレビドラマでは締まらないことでしょう。読んでいても、ちょっと盛り上がりに欠ける感じがありましたか。
全11話、青空文庫にありましたが、さてどうしようか……
No.2821 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
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