2010年07月31日の読書
2010年07月31日(Sat)
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本日の初読図書: 時は明治の二十三年。 外国人居留地で育った洋菓子職人 皆川真次郎は、己の洋菓子店風琴堂を軌道に乗せるべく、日々腕を振るっていた。そこに出入りするのは幼馴染みの警察巡査 長瀬たち「若様組」。元はそれぞれ旗本の跡取りであったのだが、御維新で禄を失い、家族と元家臣達を養うために苦労している、若様達のなれの果てだ。 警察の仕事の傍ら、様々な「内職」に励む彼らと真次郎、そしてやはり幼馴染みで今は成金の一人娘となった小泉沙羅とが日々巻き込まれてゆく、ちょっとした事件の行き着く先は……?
短編集。序章で不思議な手紙が一同に届くんですが、ずっとその存在は忘れられてました。最終話でいきなり思い出されて、そういえば、と(苦笑) 人生はいつになっても、どこまで生きても、死ぬまでこれで安心ということはない。 それを考えると鬱になりますな……お伽話のように、一生幸せに暮らしました。めでたしめでたしとなれると良いのですけれど。
クラッシュ・ブレイズ最終巻。もっとも金銀天使に赤黒ゴジラのシリーズはまだ続くようなので、安心して良いのかどうなのか(どっちだ) 今回はリィもシェラもほとんど登場せず、レティーとヴァンツァーがメインの番外編一本ずつという変則的な内容でした。レティーの話は「スペシャリストの誇り」の続編っぽくもあり。 個人的にヴァンツァーの話の方が好みでしたね。盲目の美少女とヴァンツァーが道の角を曲がりはなに激突するというベタな始まり方ですが、少女もその母親も、しっかり自分を持った魅力的なキャラクターで。ヴァンツァーが女性相手にお茶誘ったりしてますよ! 「無茶はするな! 胎の子が!」とか叫んでますYO(笑) ちょっとデルフィニア〜の頃の、ヴァンツァー登場回りを読み返したくなりました。
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No.2804
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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