よしなしことを、日々徒然に……
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 2010年02月05日の読書
2010年02月05日(Fri) 
本日の初読図書:
443413101X蛟堂報復録
アルファポリス 2009-04

by G-Tools
地獄の沙汰も金次第。
金を支払い業を背負う覚悟があるのなら、その恨み、蛟堂に預けてみせませんか。店主が必ず片を付けて見せましょう。そう、一週間以内に ――

古い思念が宿った本や物品を媒介に、不実な人間を呪い復讐を果たす、報復屋蛟堂のお話。
結婚詐欺の男には「安珍と清姫」、老人を厭い暴力を振るう若者には「ピノッキオ」複数の男を手玉に取る女には「かぐや姫」を。
けれどそこには複雑に絡み合う人々の思いが存在し、たとえ報復が成ったとしても、依頼人さえ完全に救われることはない……けっこう重たいお話です。

……とはいえ、蛟堂に関わる面々は、依頼人も報復相手の未来も(ほぼ)知ったこっちゃなく(苦笑)
蛟堂店主の、普段はドS、恋人限定で甘甘かつ微妙にヘタレなところが微笑ましかったり、作者のHPで別作品を背負っている、お隣の古書店のバイト青年と店主の甥っ子との友情っつーか仲間意識は、ぽんと肩を叩いてしみじみ頷いてやりたくなったり。

地獄堂と同じぐらい怖いと聞いていたので、ちょっと戦々恐々としていたのですが、ワタシ的にはそんなことなかったです。ファンタジー要素が多めだからですかね? 地獄堂は変なところでリアルだからなあ(汗)

さて、当面の問題は続きを買うかどうか。面白いんですけど、単価が高い上、版形が大きくて場所をとるからなあ……

「四竜帝の大陸(小説家になろう)」〜番外編
 http://ncode.syosetu.com/n9714f/

26歳成人女性。結婚を来年の秋に控えた鳥居りこは、ある日突然異世界へと召喚されてしまう。
言葉も何も判らぬまま、唯一意志が通じた可愛らしい小さな白い竜に名前を付けた彼女は、その時から世界最強の<監視者>の‘つがい’として生きることとなる ――

成人女性の異世界召喚ってのに興味を引かれて読みに行きました。監視者こと白竜のハクちゃんの、りこ一筋な傍若無人さが可愛くて可愛くて……けっこう長いんですけど、これまだ連載中なのかな? それとも本編完結番外随時?
まだ途中までですけど、なかなか面白いです。
No.2635 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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