2010年01月14日の読書
2010年01月14日(Thr)
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本日の初読図書: 三つ眼のバビロンは、戦に刺客に用心棒、なんでもござれな雇われ犬。 黒魔道士をもあっさりと倒す凄腕の彼だったが、ある晩、美女と酒に惑わされとんだ失敗をしてしまう。命と魂を拘束される「契約の魔術」をかけられてしまった彼は、一人の少女を主人として、期限付きの絶対服従を誓わせられる事となったのだ。 少女の名はララ。間もなく十歳というその年に似合わぬ知識と魔術と、そして覚悟を身につけた、謎多き子供だった。 バビロンに下された命は約束の地 ―― 山を越えた先にある、とある貧しい町まで、彼女を護衛していくことだったのだが ――
香月さんにしては珍しい、洋風異世界ファンタジーです。いきなりバビロンがヤクザ者斬り殺したりとかしてて、ちょっとびっくりしました。 精悍な青年傭兵と、ババ臭いしゃべり方をする大人びた少女のふたり旅。年の差好き、疑似親子好きには設定聞いただけで手を伸ばさずにはいられないネタですよね。契約で強制的に縛られた割には、お互い思いやり合ってる関係で、実に良い感じですし。 ……つうか、バビロン、見た目の割に年食ってるんですが……ろ、ろり……?(禁句)
二人それぞれの出生の秘密とか、ララを狙う諸々の追っ手とかいろいろ要素が絡まっていて、児童向けレーベルの割に内容みっちりです。最近の児童向けってほんとに羨ましいなあ。私らの子供の頃なんて……(ぶつぶつ)
個人的にお気に入りは、河に落ちて、下履き一丁で料理の支度をするバビロンvv ……このとき、手首の布をつけたままだったかどうか、描写されていないのがちょっとずるいなあとは思うんですが。
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No.2616
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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