よしなしことを、日々徒然に……
※ 2018年以降の記事は、別ブログの方へUPしています ※
新しいブログへは こちら からどうぞ。



 赤が咲いた
2008年10月06日(Mon) 
庭に植えている三色セットの彼岸花、赤が咲きました。
六個ほど球根植えてあるはずなんですが、とりあえず三つ。彼岸花「らしい」バランスの良い形の花で嬉しいですvv
あとは白だな〜、今年はいくつ咲いてくれるかな〜♪

そして本日は久しぶりにネタが降ってきまして。皿洗いとか風呂掃除とかしながら、耳からこぼれる〜〜と、久々にアワアワしながら仕事を片付けておりました。
しかも降って来たのが一人称の文章。
私の場合、ネタは映像で浮かぶ場合と、三人称の文章で浮かぶ場合と、一人称の文章で浮かぶ場合のだいたい三通りがありまして。
この中で一番苦労するのが映像で浮かんだ場合。思いついたシーンをいかに文章で書き表すかで、たいそう頭を悩ませられます。
三人称の文章で浮かんだ場合、これはかなり楽です。思いついた文章をそのまま書いていけば良い訳ですから。ただ視点を誰に置くか気をつけておかないと、気付かないうちに視点が入れ替わっていたり、その人間が知らないはずのことをいつの間にか知ってしまっていたりと、要注意なことがしばしばと。
で、個人的に一番楽なのが、一人称で文章が出てくる場合なんですよ。
とにかく思いつくままに、心の声を垂れ流しっていう感じでしょうか(笑)
視点が完全に一ヶ所に固定されますから、知らないことは知らないままでスルーできますし、ちょっとぐらい無理な展開も、その人間がそういう考え方の持ち主だってーことで収まりがつきます。
ちなみに例を挙げるなら、日月堂の先代店主さんとか、月光写真の卯月さんとか。
この人達の話は、いったん思いつきさえすれば、とにかく下書き仕上がるのが早いです。先代店主さんの話なんて、原稿用紙45枚を一日で書き上げましたからね……

ちなみに今回は、楽園シリーズの番外編。
拍手小ネタのつもりで書き始めたんですが、なんか原稿用紙25枚越えちゃったんで、もったいなくて番外編に昇格させました。
アーティルトの過去ネタで、語り手は……一応発表するまで内緒ということで。今回の連載を終えたら、楽園シリーズの本編を連載開始するつもりだったんですけど、まずはこの話でワンクッション置いてみるのも良いかなあ、とか。
あ、内容の方は、読んでも読まなくても本編にはいっさい影響ありません。ただなんとなく、地方の山村を書いてみたくなっただけだったので(←納戸の段ボール箱から「辺境警備」が出てきたらしい)

ああ、それにしても久しぶりに楽しかったです。
やっぱりなー、せっかく時間あるんだから書きたい気持ちは一杯なんですよ。
もっとネタ降ってこないかなあ……

ジャンプはぬら孫がまたいろいろと新事実登場というか。
以下ネタバレにつき反転。
やけにみんな携帯電話活用していると思ったら、最新鋭機器を定期的に100台買いかえ、法人扱いかよ! どんだけハイテクな妖怪達だよ! 牛鬼組とか鴆組とかにも回してるんでしょうか。昼若と鴆がメール交換してたりとかしたら萌える。牛鬼が使い方判らなくて牛頭馬頭に聞いてたりとかしたら、もっと萌える(笑)
どうも立ち読みし落としてたっぽい、サングラス姿の首無とかスーツ姿の黒田坊とかも見れて満足ですvv
そして昼若の意外な高スキルが更に明らかに。若、若、その働き人間ではまず不可能だから! 明らかに妖怪の動きだから!

あとなんかトラウマ持ちっぽい犬神の描写が気になりますね。
いっそ昼若、犬神落としちゃえー(笑) 犬神には夜若より昼若の方が効果的っぽい気がひしひしと。

以上、ネタバレ終了。
ああくそ、なんかこの勢いでパロディ部屋増やしちゃったりしたらどうしよう……
No.2155 (日常)

 
 この記事へのコメント
 
雪華  2008/10/07/00:27:16 [HOME]
うふふふふふ〜〜〜、愛☆を叫びに参りましたーーーー!!!
無事購入しましたぬら孫2巻。一軒目でなくて、泣きそうになりながら2件目に行って無事Get致しましたですよーーー!!! 偉いぞ福○書店。凄いぞ○屋書店。レジに平積んでたぞ福○書店っっ♪♪♪

昼リクオの成長振りがもうっ(感涙)。13幕は私も萌えさせて頂きましたvv
「知ってたよ」の泣きそうな寂しげな失くしたものを惜しむような表情が酷く切なくて。ただの人で在りたくて、ずっと目を瞑り耳を塞いできた事を漸く受け容れたリクオ。
8幕の「もう 時間だよ」は、「人間の時間は終わり、これからは妖怪の時間だ」という意味だけでなく、「妖の自分から目を逸らし続ける時間」、「ただの人間として在りたいという我侭を許された時間」、「背負ったものから逃げ続ける『子供』でいられる時間」は「もう終わりだ」と、「もう“目覚める時間”だよ」とずっと微温湯の微睡みを許してくれていた優しい『リクオの中のぬらりひょんの血』に告げられたような印象でした。
あの夜を経てからのリクオの言動には、端々に今まで頑なに「覚えていない」と言っていた夜の出来事を覚えている節が見られます。カナへの「あのあと無事に」、つららへの「危ないかもしれない」発言など、人間で在る事にしがみ付いていたリクオが、妖としての自分を受け容れつつあるが故にでしょう。
牛鬼の行動はまさに荒療治で、「護りたいものを護るための力」を欲したリクオは必然として「妖で在る己」を受け容れ、「護る力」を手に入れたのです。
ぬら孫は長過ぎる戦闘シーンが全く無く、さくさく話が進むので読み易くリクオの成長を追い易いのが嬉しいです。このままバトル漫画にならない事を切に祈ります。



P.S.
温泉+気になる女の子→覗かなきゃっ!!
島くんの方程式は正しいと私も信じておりますっ!!
これがもう少し恋愛に重き置いた漫画ならば、偶然にしろ必然にしろ湯煙の向こうの入浴シーンがあった事でしょう。
でもまあ、ぬら孫は“夜若の色香”だけで卒倒者が続出するのでこれ以上のお色気増量は強いて必要ないですね(笑)。
5年後には昼の若様も清清しい色気を身につけておいででしょうし、本当に先が楽しみな漫画ですvv
 
No.2156
 
神崎真  2008/10/07/10:51:05
おお、雪華さんも入手されましたか!<二巻
っていうか、伏せ字になってませんよ、伏せ字に(笑)
ね、ね、十三幕良かったですよね! あの、半ば夜の姿に変じつつも、夜にはけして浮かべなかった、複雑な表情が切なさを感じさせます。
……なんて真面目な感想を交えつつ、十三幕の若は、昼の姿なのにも関わらず、夜若に匹敵する色気垂れ流し状態だと思うんですが! やはり目ですよ。あの目つきなんですよ! 牛頭丸と切り結んだ時の、腕を交差させて長ドスを支えてるあのポーズと来た日には《o(>_<)o》

そして八幕の「もう、時間だよ」の台詞。
雪華さん、私を萌え殺す気ですか(笑)
その解釈を読んだ瞬間に、脳内へとあのすれ違うシーンを補完するモノローグとか、旧鼠を倒したあと熱出して微睡んでる昼若が見てる夢とか、そんなものが脳内へ一気に流れ込んできて、もうどうしてくれようかと。
あの瞬間から、昼と夜の統合が始まっていたのだと考えると、八幕で「おいつめられて牙を出したか」「歯牙にかけちゃならねえやつらだよ」と言ってる若が、なんだか昼っぽく見えてきたりとか。

ところでボロボロの洋服を着ている変化しかけの若はなんだかコスプレっぽくて素敵なのですが(つーか、十八才頃の昼若って、あんな感じになるんじゃなかろうか)、次のシーンでいきなり和服に着替えている夜若。
やはりあの服装や、どこからともなく出てくる長ドス、大盃などは、夜若が妖気で作り出しているのでしょうか。
つららのリュックから取り出して着替えてたりしたら笑えます。

> 温泉+気になる女の子
初読時、清継くんの「今のうちだ!」の台詞の次に、間違いなく覗きシーンが来ると期待した私は、既に汚れてしまっているのでしょうか(苦笑)
かのワンピでさえ、アラバスタ編でしっかりのぞいていたというのに! 少年漫画で女湯をのぞかないなんて(驚) なんて純粋なんだ清継くん。
危険な妖怪探しに女の子を置いていくところといい、本誌で入院した鳥さんの為にわずか一日で165羽も鶴を折ってくるところといい(仮に十人で手分けしても、一人16羽だぞ??)、実はけっこういい人疑惑浮上中です。
 
No.2157
 
雪華  2008/10/07/22:07:01 [HOME]
>萌え殺す気ですか
いえ、決してそのようなことは(苦笑)。
「もう、時間だよ」の台詞が酷く優しく聞こえたのです。
ずっと『子供』の頑是無い我侭を叶え続けてきてくれた妖の血が、それでも「もう、目覚める時間だよ」と優しく諭すような。
背負うべきものを背負い、受け容れるべきものを受け容れる。もうリクオは『大人』になる年なのですから、もう『子供』は卒業しなきゃな、って。
とてもとても優しく感じたのです。
ええ、一文書いてしまうほどに(乾笑)。
コレ、どーしよー(汗)。

>モノローグとか夢とか
ぜひ読ませてくださいvv
楽しみにしていますvvv

>和服や大盃
つららが一瞬で着物に変わっているのと同じ原理ではないかと。
昼→夜(和服込み)に変化しているのではないでしょうか?
 
No.2158
 
神崎真  2008/10/08/11:28:57
その声は、正面からではなく、耳のすぐ後ろで囁かれたかのように感じられた。
桜の上にいた人が、とん、と枝を蹴り。交差した一瞬。
穏やかに囁かれたそれは、まるで染みわたるかのように胸の中へと落ちてくる。

「もう、時間だよ」

分かっているんだろう? 知っているんだろう?
自分が望み、願う、そのことを。為し通せるだけの力を持っていることに。

なにを犠牲にしても、助けたいものがあるんだろう?

さあ、行くとしようじゃないか。
お前が持っているこの血と力。
そろそろ認めても良い頃合いだろう?






……なあんて、なあんて!
書きませんよ。ぬら孫二次創作なんて書きませんったらね!(自己暗示中)

って、雪華さん、
> 一文書いてしまうほどに
なんですと! 読みたいですよそれ! まさか死蔵なさるおつもりじゃないでしょうね??

> 和服や大盃
そういえばつらら達の変化も謎ですよねえ。彼女らの場合、人間の姿の方が化けた形な訳ですが。
首無が使ってる紐は、毛女郎の髪と女郎蜘蛛の糸を寄り合わせたものですし……若の物もそれなりに謂われがあるものだとしたら……やっぱり四次元ポケット?(笑)
 
No.2160
 
雪華  2008/10/08/19:53:27 [HOME]
>一文
死蔵は不可ですか(笑)。
では、僭越ながら以下に載せさせて頂きます。
こんなのが5作以上になったら潔く『離れ』を作ろうかと(遠い目)。

と、思いきや文字数オーバーしたので我家の掲示板に乗っけますね(苦笑)。
 
No.2161
 
神崎真  2008/10/08/20:32:25
うわあい(喜)
さっそくうかがって拝見して参りました。
そう、こういうお話が読みたかったんですよ、私はvv
あの見開きの、交錯する一瞬にもたらされたやりとりは、きっとこんなものであったでしょう。
素敵な物を読ませて下さって、ありがとうございました!
 
No.2162
 
雪華  2008/10/08/21:10:39 [HOME]
たった今もう一文増えました(爆)。
知恵熱(笑?)でぶっ倒れたリクオの回想もどきのような?
神崎さんのモノローグを読んでいて天啓のようにつらつらと……
いつもながら神崎さんの文は雰囲気があって羨ましい限りです。私のじゃぁこうは行きません(苦笑)。良いものを拝まして貰いました。
さあっ、この勢いで二次創作をもう一作品増やしてしまいましょうっ!!

P.S.
ああ、『離れ』建設の時は近いかも(遠い目)
 
No.2163
 
神崎真  2008/10/08/22:35:04
うふふふふ、拝見して参りましたvv
コメントはそちらにつけさせていただきましたが……私なんぞの走り書きが、少しでも雪華さんのインスピレーションを刺激できたのなら本望です!
離れ部屋……(ドキドキワクワク)
 
No.2164
 
雪華  2008/10/08/23:12:34 [HOME]
神様は、とことん私にいけずである(遠い目)。
天の高みからカウントダウンが聞こえます……
ただ今三作目を載っけて来ました。
だって、降って来たんですもんっ。
だって、元々こういう文を好んで書いてるんですもんっ。
『離れ』……ふふふふふ(虚ろ笑)。
 
No.2165
 
神崎真  2008/10/09/08:48:09
うかがってきました。
三つじゃなくて四つになってるし(笑)
四作目の若は、高校生ですか? 当たり前のように鴆の所へ避難してきてるのが素敵です。
三作目はWJネタですね! これもまたツボにハマる……そっかあ。日々一日と、そう思っていれば、彼のパシリっぷりも納得がいきます。深い、深いですよ雪華さん……
 
No.2166
[1][2]

 この記事へのコメントは以下のフォームからどうぞ
Name
E-Mail
URL
感想
2560文字まで

Pass

 
 この記事のトラックバックURL
https://plant.mints.ne.jp/sfs6_diary/sfs6_diary_tb.cgi/200810062155


No. PASS

<< 2008年10月 >>
Sun Mon Tue Wed Thr Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

サーチ :


 最新の記事
 赤が咲いた

 リンク
 神崎へメール
 私立杜守図書館
 蔵書リスト

 

   

 ブログ内記事検索:
 
 AND OR  


Back to Home...

[管理用] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.41