よしなしことを、日々徒然に……
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 2008年02月11日の読書
2008年02月11日(Mon) 
本日の初読図書:
4125010145不死身のフジミさん―殺神鬼勧請 (C・NovelsFantasia も 1-1)
諸口 正巳
中央公論新社 2008-01

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冴えない中年男の富士見功は、出張先で突然犬の生皮を被った男に襲撃され、命からがらかろうじて逃げ延びた ―― はずが、なぜかその身体には一つの傷も汚れもついておらず。
首を傾げる富士見のもとへと現れたのは、稲荷の使いを名乗る白髪の男と黒髪の娘。彼らは富士見を〈不死身の神殺し〉と呼んだ。神に似て神ならぬもの、〈非神〉を殺す〈殺神鬼〉。それが代々富士見家の男児に伝えられてきた使命なのだと、そう告げるのだが ――

えー、ほんとにこれC★NOVELSに加えて良いのかと思わないでもない、諸口さんテイスト満載のお話です。つまり中年男に血が飛んで、臓物がしぶいて、どしゃ、ぐひょ、めりり、ぼぐっ、て感じな。
……裏表紙の「アクション・ホラー〈脱力系〉」の文字につられて、なにも知らない、いたいけな少女とか手に取ったりしたら、夢に見ちゃうんじゃ(^ー^;;)

もっとも、本作ご登場のお狐様イナキさんが主役を張ってる同人誌「イナキさんの台本」とか、サイトで連載中の異世界ファンタジー「スローター・フェイト」に比べたら、押さえ気味だなあと思ってしまうあたり、慣らされてしまった自分が何ともはやですが(苦笑)

ちなみに今回のヒットは珍しく、作中もっとも若手(ただし外見のみ)の夜七さん。なんと二十代(?)の美形モデルですよ、どうした私(笑)
いやなんか関西弁なところとか、ぼやぼやなフジミさんと、人間嫌いのお狐様イナキさんとの間で、まっとうにコミュニケーション取らせようと画策してるあたりが、ちょっと苦労人ぽいっていうか(もっとも彼もお狐様ですが) あと口ではどうこう言いながら、身体はって子供守る姿が素敵なんだな、これがvv
No.1808 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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