2008年01月14日の読書
2008年01月14日(Mon)
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本日の初読図書: 賽河原町には表と裏が存在する。 表はごく普通の人間が住む町。裏は半魚人やのっぺらぼうや狢などが住まう、妖怪達の町。 高校生の太一が下宿することになったのは、そんな表と裏の町、双方との境目に立つ空栗荘(からくりそう)だった。 住んでいるのは人間とはいえ、大家も住人もみな一癖ある人物達ばかり。 「あちら」と「こちら」が入り混じるその場所で、太一が出会う様々な不思議とは……?
ううむ、抜粋して紹介文書くと、香月日輪さんの妖怪アパートみたいな感じになっちゃいますな。 こちらの主役の太一くんは、幼い頃の経験が原因で、非常になんというか、ものに動じない性格になっております。バスを降りた途端、目の前を半魚人が歩いていこうが、カエルが自転車乗って豆腐売りしてようが、あるいは通りすがりに道に落ちてる生首から話しかけられようが、全然まったく動じてません。 ……ほんとはもっと「動じる」ようにならなければならないのでしょうが……しかしこのキャラが失われるのは正直惜しいと思わなくもなく(苦笑)
そして個人的に、空栗荘の住人。関西弁のミヨシさんがお気に入り。 一見、口が悪くて取っつきにくい兄ちゃん ―― その実はけっこうお間抜けで面倒見の良い、ガキ大将がそのまんまおっきくなったようなタイプ、大好きです。
本日の再読図書: 上下巻を読み返し。 現代から江戸時代へのタイムスリップもので、以前NHKでドラマ化されてました(見てないけど) タイムスリップした本人ではなく、江戸の住人側からの視点で書かれております。本人は当初記憶を失っているため、最初の頃は謎の人物のまま話が進んでいきます。 ……っていうか、もはや完全にノリと勢い(笑) 夜十郎はどこまでも格好良く、周囲の人間をタラシまくって、悪党退治を繰り広げます。 難しいことは考えず、楽しく読むのにおすすめかと。
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No.1765
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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