2007年11月04日の読書
2007年11月04日(Sun)
|
|
|
本日の初読図書: 大阪から転校してきたばかり。家庭の事情も相まって、孤独な日々を送っていた少年は、ある日、不思議な町へと足を踏み入れる。そこではお化けや不思議な能力を持つ人達が、当たり前のように「さらり」と存在していて ――
妖怪アパートの香月日輪さんのお話。ひっそり、妖怪アパートともリンクしています。 この話のなにが良いって、結局のところ少年を救うのは、日常からかけ離れた「不思議」では「ない」のだというところ。 ゆったりと流れる、穏やかな時間。語られる言葉は、当たり前の、ごくごく普通なもの。 直之少年は、そんなものに囲まれて、毎日宿題をして予習復習をして、辞書を引きながら苦手な本を読みます。 彼を見守る大人達の視線が優しいったら……
特に表紙絵でキセルを構えてらっしゃる「師匠」こと高塔さん。この人がまたかっこいいんですよ。言動や性格はもちろん、見た目がまた好みをクリティカルヒットで(笑) 続刊、出ないかなあ。
|
No.1640
(読書)
|
|
|
|
この記事のトラックバックURL
|
https://plant.mints.ne.jp/sfs6_diary/sfs6_diary_tb.cgi/200711041640
|
|
|
|
プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
|
|
|