2006年08月26日の読書
2006年08月26日(Sat)
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本日の初読図書: ハードカバーの児童文学ですが、世界観は奥深いしイラストは綺麗だしで、大人でも文句なく楽しめるかと。 ……つーか、主役の女傭兵バルサがいきなり三十過ぎってあたり、児童文学としてはかなり異色なのではないかと。敵と味方もくっきりと分かれているわけではなく、誰もが彼らなりの立場と事情を持っていて、お互いにそれを理解しているあたりが、現実の一筋縄ではいかないあたりを現してるんじゃないかと。 そして以前O-bakeさんちで書かれていた「日本人がもとから日本語で書いた文章ってこんなに読みやすかったっけ?」という感想にうんうんとうなずきました。なんというか、無理矢理日本語を当てようとしたときの違和感などがまったくないので、実にすんなりと頭に入ってきてくれます。 これでもうちょっと……漢字が多かったら嬉しいんですけど(苦笑)
けっこう前に出た、七瀬かいさんの短編集。 二話目に載っているフロリアーダ綺譚が、かつて雑誌で立ち読みしただけなのにいつまでも脳裏に残って離れなかったんですよね。今回これに収録されていると知って、思わずAmazonで古本購入。改めて読み返してみても変わらず、色々とツボいっぱいなお話でした。
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No.695
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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