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その他設定資料


 
■特殊次元・特殊生物対策処理委員会
 
  通称【特処】、あるいはトクトク。
異次元から現れる生物を処理し、また空間に開いた穴を塞ぐことを任務とする公的機関だが、対外的には存在を秘されている。

 
 
■特殊処理実働課
 
  【特処】の内、実際に現場へと出て、【妖物】処理や次元の歪み修復を行う実働部署。一課と二課に分かれており、一課は職員達の持つ特殊能力を、二課は銃火器や、【妖物】の研究をすることで開発された各種装置などを武器に対応している。
もともと実働課といえば現在の二課のみだったのだが、後発で特殊能力者達を集めた課が組織され、しかもそちらの方が一と呼称されたことで、二課の面々は一課に対し反発を覚えている部分もあるらしい。

 
 
■特殊対策研究室
 
  【妖物】や次元の歪みについて調査・研究する部署。それにともない各種処理装置の開発も行っている。組織内の通称は【開発】。

 
 
■【妖物】
 
  空間の歪みから出現する生き物の総称。
大型で凶暴なものから、小型のごくおとなしいものまで様々なバリエーションが確認されているが、それらの生態や出没要因について判明していることは、ほとんどないに等しい。
ただその多くは大きさや習性、単純な力などで尋常の生き物を超越しており、放置しておけば環境の汚染・破壊、人死にを引き起こす結果となるため、処分の対象とされている。体構造や生命力の強靱なものが多く、物理的手段で効果的に殺傷するのは極めて難しい

 
 
■【歪み】
 
  【妖物】を生み出す空間の穴の呼称。
肉眼に映ることはなく、特殊対策研究室で開発された探知機でのみ、位置を確認できる。塞ぐためには同じく磁力発生装置を使用するが、はっきり言ってやってみたら消せたと言うだけであって、詳しい原理は未だ解明されていなかったりする。
一課所属の特殊能力者達の中には、機材を使用せず【歪み】の位置・規模を確認できる人材もおり、重宝されている。

 
 



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