タブレットの落下防止バンドの作り方


手軽に入手できる材料を使った、タブレット端末の落下防止対策。
ブログからの再録+加筆です。

あくまで予防対策のひとつです。落下を完全に阻止することを保証するものではありません。

※写真はクリックすると拡大します。この画面へはブラウザの「戻る」で帰って下さい。



↓ 完成品↓
完成品1

完成品2

完成品3

↑のように、タブレットを手に持つ時、指を突っ込んで使うタイプです。
材料は百円ショップで揃えられます。

というか、ただヘアゴムさえあれば、それで最低限の効果は得られます。

参考にさせていただいたサイトは、↓こちら。

■こたつで作るラジコン飛行機@ブログ 7インチタブレットの落下防止 ただ同然
 http://toboren.blog85.fc2.com/blog-entry-315.html



まずは必要なものを用意。
とりあえず、私が使っている7インチの EveryPad 準拠で書いていきます。
材料

適当な端切れ。汚れが目立ちにくく、かつ蒸れにくい暗色の木綿系が良いと思いますが、そこはまあお好みで。
ここでは11cm×14cmで作りました。14cm四方ぐらいでも良かったかもしれません。
あとはヘアゴムを40cm。極太を推奨。

必要な道具は、普通の裁縫道具がひと通り。ミシンを使ったほうがしあがりは綺麗でしょうが、面倒なら手縫いでも大丈夫かと。

完成品に写ってる手首を通すストラップは、二重の予防処置で後から付けました。幸いにも今のところ、役に立つような事態に陥ったことはありません(笑)


では、作っていきましょう。

まずは布の裏を上にして置き、短い方の一辺を1cmぐらい折り込みます。
それから長い方の辺を、こちらも両方とも1cmぐらい折って、アイロンでしっかり押さえて後をつけます。
で、折り目が戻ってこないよう、長辺の端から5ミリぐらいをまっすぐに縫っていきます。





このとき注意すべきなのは、折り込んだ短い方の辺の、ちょっと手前で縫うのをやめること。
両方とも縫い終わったら、折り込んでいない方の短い辺を、両脇が浮いている反対側に差し込みます。





そうすると全体が筒になるので、筒全体の幅が5cm前後になるよう調整して、平たく潰します。
差し込んである部分は、中央よりややずれた部分に位置するようにしたら、全体をまとめて縦に縫います。





最低でも真ん中らへんで一箇所(先ほどの差し込んだ部分を縫い止められる位置)。
強度を考えると、ゴムが2本(と結び目)が通る程度の隙間を両端にあけて、もう2箇所ほど縫っておくと良いんじゃないかと。

縫い終わったら、両脇の隙間に太い髪ゴムを2本ずつ通していきます。





長さは前述の通り、7インチタブレットならそれぞれ20cmぐらい。
なぜ2本も通すのかというと、強度を増す他に、ゴムが劣化して切れた際いきなり全体が緩んでしまわず、1本は本体を保持してくれることを期待してです。
なのでそれぞれが独立した輪になるよう、注意して結びます。





あとはゴムをずらして、見えない場所に結び目を隠せば、完成。





これを、タブレットにたすき掛けのように装着すると……





こうなる訳ですね。
表から見ると、↓こう。
機種にもよるでしょうが、ゴムが液晶やサイドのボタンにかかることもなく、慣れれば視界に入っても気になりません。





実際に使う時は、このように布の部分へ指を突っ込みます。





親指を浮かせた状態で本体を裏返しても、しっかりホールドされてます。
ここでは指を2本入れていますが、1本とかでもけっこう大丈夫です。

金属やプラスチックのたぐいは使用していないので、本体を傷つける心配はありません。シールや接着剤も不要。簡単に着脱できます。
テーブルやタブレットスタンドに置く際だって、そこまでガタついたりしませんし。
私はやりませんが、電車の中とかで片手持ちされる際など、安心感が出るんじゃないかとか。

そして布やゴムの選び方によって、いろいろオリジナリティも出せるし、このゴムに通すことでストラップホールのないタブレットに、お好きなストラップをつけられるようにもなる、と言うことで。


以上、お手軽かつリーズナブルなタブレットの落下防止対策でした。




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