よしなしことを、日々徒然に……
※ 2017年以前の記事は こちら になります ※



 休暇だと思って〜書籍化決定
2018年04月01日(Sun) 
超読み返していると言うか、読み上げアプリで作業BGMヘビロテ中の「休暇だと思って楽しみます。」が、書籍化決定だそうです〜〜 ワ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━イ!!

■【6/9発売】穏やか貴族の休暇のすすめ。 - TOブックス オンラインストア
 https://tobooks.shop-pro.jp/?pid=129683448

まだイラストとか公開されてませんけど、どんな絵柄になるのかなあ……私は読書時に脳内フルカラー展開させるタイプなので、どんなに好きな話でもイラストがアレだと購入に踏み切れないんですよね……あ、絵師さんの名前で検索してみたら、けっこう好みな感じかも……

■310box sando​ works
 https://310pit.wixsite.com/mysite

ありがちなお名前なので、本当にこの方なのかは未確定ですが。
この方の絵柄で、「ぼくのかんがえたさいきょうのまもの」コスしたシャドウ伯爵とか、すごく楽しいかもしれないww
要チェックですね!


2018/06/03 追記:

書影が出ましたね!!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

穏やか貴族の休暇のすすめ。 [ 岬 ]
価格:1399円(税込、送料無料) (2018/6/3時点)



おおお、ジルがちゃんとジルだ!!
個人的にはリゼルさんもうちょい背が高いほうが好み……というか、バルロとナシアス的に同じぐらいの背丈の方が対等っぽくて萌えたんですが、これはこれでvv
この表紙は休暇な冒険者バージョンとして、仕事モードのお貴族様バージョンの挿絵はあるのかなあ。
あとイレヴンは、1巻目ではまだ登場しないらしいので残念です。
これは続刊も出るよう、お布施しなければ……
No.263 (読書)


 マロウブルーは買えなかった
2018年04月01日(Sun) 
……と、昨日の記事で書いていた、廃版情報が出ている Aroma Lace 。


そう、マロウブルー『は』買えなかったんです。



もうね、何やってんでしょうね、私は(遠い目)
キャンセルなどで一時的に在庫が復帰する可能性があるとのことで、うっかりページを表示させてしまったら……マロウブルー(紺)やセージ(薄緑)は×のままだったんですけど、イノセンスとラベンダーが△になってるじゃないですか。

まあ、そんな訳で。
もう一本ずつ確保しておきたかったイノセンスとシナモン、そして買おうか迷い続けていたラベンダーを、ポチッとしてしまいました。

ちなみに過去、購入してきた Aroma Lace の在庫が↓この状態。



この写真のあと、芯が見えてるジャスミン1本目は終わったし、ブラックペッパーもだいぶ細くなりましたが……それでも現状手元にあるのが、ジャスミン(オフホワイト)3本、ジンジャー(生成り)・シナモン(ベージュ)・イノセンス(シルバーグレイ)各2本、ラベンダー(薄紫)とブラックペッパー(黒)各1本で、計6色・11本(1コーン50g・450m巻)

……在庫減らすとか、一体どの口で…… _| ̄|○ <手持ちに余裕がないと落ち着かないタイプ

いやはや、これらをタティングで使い切る日が、果たして来るのでしょうかね。
マジックスクエアの8×8バージョンとか作れば、たぶん手付かずの新品1本が消費できると思うんですけど、さすがにそれはハードルも危険性も高すぎる……<もし途中で足りなくなっても、もう買い足せない

……こうやって在庫を溜め込んでいった結果が、たまにヤフオクとかで出品されている「使いかけ含む中古糸まとめて一箱 品質保証なし ノークレーム・ノーリターンで」みたいな代物なんだろうなあ(苦笑)

あ、ラベンダーの色合いは、個人的にとっても好みでした。
ユーザーレビューにもあった通り、肉眼で見ると彩度がほとんどなくて、私の目には薄紫というより濃い灰色に写ります。つまりイノセンス・ラベンダー・ブラックペッパーで、三段階のモノトーン濃淡になる感じ。あ、ジャスミンも加えれば四段階か。
ひとつの作品内で複数色を使うことはほとんどない私ですけれど、なにか面白い組み合わせ方ができたらなあとは思います。


ハートのドイリー進捗状況>

3段目終了しました〜



……控えめに見積もったはずなのに、また糸が盛大に余って _| ̄|○
両手×2余ったってことは、最初に計算で使った分がまるまる余分で、繋いだ×16あれば3段目が終われたってこと……?
ちくせう、もっとちゃんと見積もれるようになりたい……(しくしくしく)

四段目は……とりあえず両手×8で始めて、あとはもう途中で繋ぐこと前提としますかね、うん。
No.264 (創作 >> タティングレース)


 だが参加しない(苦笑)
2018年04月02日(Mon) 
本日は、職場主催のお花見会がありました。
折しも桜はちょうど満開。



雲ひとつない青空の下、強い風が吹くとひとひら、ふたひら花弁が舞う。
最高気温23度と、ジャンバーもいらず。まさに絶好のお花見日和です。

……しかし参加は自由意志というありがたい職場環境なので、私は謹んで辞退させていただきました(^ー^;;)ゞ
いやお酒とかも一切入らない、本当に健全なお花見会なんですけどね……どうにも性分に合わなくって。
で、代わりに一人でお寺さんの花を楽しんでまいりました。
この時期ピンク色に染まる天守閣の桜林もいいですが、こうして日本家屋を背景に大きく一本、咲き誇る様も美しいですねえ。

足元には、ハナニラの群生も。



匂いがちょっとアレですけど、見た目はとても好きです。
けっこう繁殖力が強いらしく、このあたりでは今の季節、この花と桜があちらこちらで競い合うように咲いています。



桜の淡紅とハナニラのほのかな紫。そしてまだ冬の気配をわずかに残した濃い深緑と、まだ薄水色の空。



ああ、春ですねえ……


……そして夕食後にQさま3時間SPを見ながらハートのドイリーを結い進めるも、21時ぐらいで集中が切れたので中止。そのまま……コタツで寝落ちりました(−ー;)
エンディングの音楽で目が覚めたけど、誰が優勝したんだか……(笑)
No.265 (日常)


 試してみないと気がすまない(笑)
2018年04月03日(Tue) 
今日も今日とて、病院帰りに市内2番目のダイソーへ立ち寄ってまいりました。
本日の成果物は、↓こう。



……一部の方は、もう私が何をしようとしているのか、お判りになったのではないでしょうか(笑)

で、帰宅したその場で作業を始め……途中経過はいろいろすっ飛ばして、ハイ、完成!



ダイソーのくるみボタンキットと超強力磁石による、ニードルマインダーでっす★
これ、最近お世話になりまくっている萵苣さんちで、先日紹介されていたのですよ。

■ニードルマインダーを作ってみたり | 紫陽花伽藍・手芸部
 http://moondrops2017.blog.fc2.com/blog-entry-337.html

ワタクシ寡聞にして、このニードルマインダーという存在を初めて知りました。
本来は刺繍とかパッチワークをする際に、ちょっと仮置きしたい針をいちいち針山や作業中の布地に刺すことなく、ちょんっと気軽にくっつけておくための、磁石を仕込んだ針休めなんですよね?
それを百均商品でひょいっと、しかも選ぶ布などによって簡単に自分だけのワンオフとして作ってしまえる、そのアイディアが素晴らしいですvv

で、もって。これをこう、服の胸元に留めてやれば……



前々からいろいろと試行錯誤している、タティング中のレース針やツィザーの仮置きとして、使えるのではないかと愚考した次第でして。で、思いついたからにはやってみないと(ry

それにしても、ダイソーの超強力マグネットってすごいですね!
私が今回使用したのは、13ミリ直径で4個入り240ミリテスラのもの。これをくるみボタン内部に仕込むだけだと、さすがに少し頼りないかなあと思ったんですよ。でも布を挟む時にもう一個とくっつけたら、吸着力倍増! ……までかどうかは判りませんが、大幅にUP。

レース針なんておゆまるで包んだグリップ部分でも問題なくくっつきますし、ツィザーに至ってはもはや取るのに苦労するぐらいなので、接触面が少ない縦(?)向きに付けた方が良いほどです。
あとそれぞれを手に取る時は、表面から離す方向へ引っ張るのではなく、ボタン面に沿ってすべらせる方が良さげな感じ。

とにかく、試しにつけたり外したりした感じでは、充分に使っていけそうな具合です。

とりあえず、反対側用のものは、現在ボント等が固まるのを待っている途中。
あともうひとつ作ったくるみボタンタイプは……前にちょっとやってみたこぎん刺しのワンポイントを使った結果……普通の針ならともかくレース針をくっつけると、取る時に糸を引っ掛けてしまう場合があると判明して _| ̄|○ <しかたないからこっちは冷蔵庫用にします

残り一個の磁石は、手持ちのリール式キーホルダーのひとつが金属製だったので、ひとまずそれに仕込んでみました。



仕込むというか、クリップの内側に入れただけで、別に接着剤も両面テープも使っていません。
これはこれで、クリップを挟む場所がないタイプの服でもリール式キーホルダーを留められるようになるので便利便利。普通にクリップとして使う分にも、別に邪魔にはなりませんし。

くるみボタン方式が良いか、リール式キーホルダー式が良いのか、しばらくは使い比べてみようと思います。
……さすがに出先で、いきなり服の中に手突っ込んで磁石セッティングする訳にも行きませんしね(苦笑)


なお、ダイソーのくるみボタンキットについては、こちらのブログさんが詳しく説明して下さっています。

■くるみボタンマグネットの作り方 〜接着剤やマグネットのサイズについても〜 - Amuhara Living
 http://www.amuharaliving.net/entry/kurumibutton-magnet

……一個目で、まんまと周りの余り布をボタン内部に入れない状態で、裏の金具を嵌め込んでしまって _| ̄|○
なんとかペンチで無理やりこじ開けて、刺繍した布と磁石を救出できましたけど……本体がアルミ製で本当に良かったです。これが鉄製だったら磁石一個無駄にするところでしたよ。同じ百均製品でも、12個入りパーツと4個入り磁石じゃあ、やっぱり磁石のほうが大事ですもんね。

取説は、ちゃんと熟読してからやりましょう……
No.266 (創作 >> タティングレース)


 ニードルマインダー続き
2018年04月04日(Wed) 
くるみボタンキットと超強力磁石で作ったニードルマインダー、しばらく使ってみた感じではかなり良さげです!
ちゃんといつも同じ位置(胸元)にあってくれるのに、リール式ストラップで繋いでいた時と異なり、作業中に動きを制限される感覚は皆無。
位置の微調整もできるし、針やツィザーをくっつけている間もぶらぶらしないので、全然邪魔にならない。レース針が、厚みのあるボタン上で横向きに固定されていることもあり、着ているニットや膝掛けなどにレース針の先端が引っかかることも激減。

うわこれ外出先でも気軽に使えるように、ブローチピンつけたタイプ作っても良いかも……その場合、吸着力の確保に、内部に入れる磁石を2個にする必要がありそうですけど。
でもそもそも最初からブローチとしてデザインしておけば、もう出かける時から胸につけておいてもいいでしょうし。
……ってか既成品の金属製ブローチの裏側に、磁石仕込めばいいだけの話なのか……?
まあそれだと、自分好みの世界でひとつデザインにするという、ハンドメイドの楽しみは減ってしまうんですがね。

あ……くるみボタンはめ込む前に、安全ピンを縫い付けておくという裏技が(驚)

■ブローチの作り方基本の3パターン&真似したい手作りアイデア13選 - 暮らしニスタ
 https://kurashinista.jp/feature/detail/687

これなら手持ちの安全ピンを利用できますし、金属対応の接着剤は……とか悩まなくてすみます。
いやはや、本当にみなさま、いろいろなアイディアをお持ちなんですねえ(しみじみ)

そしてよく考えたら、針が引っかかるから使えないと判断した、こぎん刺しのくるみボタンバージョンも、裏側用としてなら問題ないんじゃねってことで、冷蔵庫から回収してきました。



とりあえず、こんな感じで3つ作成。
残りのむき出しの磁石1個は、リール式キーホルダーに仕込んであります。

↓裏側



タイルのやつは、針ならくっつきますが、ツィザーはちょっと危ういです。それにせっかく貼り付けたネイルパーツ(トップコートはラメ入り)が取れたり削れたりしそうなので、これは完全に裏側用を想定。なので磁力確保のためにも磁石をむき出しにしています(くるみボタン+くるみボタンだと、どうしても距離ができるせいか、ちょっと吸着力が弱まる)。
接着には2液混合型エポキシ接着剤を使用。これなら恐らく強度も保てるかと。

……なお、このニードルマインダーで懸念する部分としては、かなり磁力が強いので、持ち歩いてる途中でスマホとかタブレットとか各種カード類に悪影響を与えないかなんですが。
先日、仕事場でパソコン関係に詳しい人とそんな感じの話をした時には、今どきの電子機器とかカードとかで、磁石ごときに影響されるようなものなんてないないww って返答でした。 落とし物のバスカードが、「誰のですか?」ってホワイトボードに磁石で留めてあったんですよね(苦笑)
それが本当なら安心できるんですけど……
No.267 (創作 >> タティングレース)


 爪が痛いです……
2018年04月04日(Wed) 
昨日は超強力磁石をくっつけたり外したりを繰り返した結果、右手の人差指と中指の爪先が痛いです(−ー;)
ただでさえ、この間引っ掛けて割れちゃったせいで、通常より短くなっていたところへ持ってきて、すごい強さでくっつきあう小さな磁石を引き剥がそうとして、つい間へ爪を突っ込んでいたらもう(汗)
しかもそういう日に限ってお仕事が、やたらとテープを貼ったり剥がしたり、重なった薄いビニール袋やリーフレットをめくったりする、パッケージ封入業務。右手人差し指と中指の爪がうまく使えないと、細かい作業でこんなに不自由するものかと……


そしてニードルマインダーの試用がてら、ハートのドイリーを結い進め。

4段目の必要糸長は、



あんっっなに絶対足りないだろう量を見積もったのに、ほぼぴったりで終わりましたよ、HAHAHAHA!!
……やっぱりマジックスクエアとかモチーフ繋ぎのほうが、糸計算楽で良いなあ(しくしくしく)
そんな訳で、Aroma Lace で4段目は、両手×8で確定。
次の5段目は2シャトル使用のデザインですが、メインシャトル側は4段目と全く同じデザインなので、そちらも両手×8ですね。

で、5段目のサブシャトルは……巻糸側の計算ってすごくしにくくって。合間合間にフローティングリングも入ってますし。
それでとりあえず、メインの半分ぐらいかなと、両手×4で始めてみたんですが。



ほぼ半分で終わりました(苦笑)<全然見積もれてない
全体の58%……少し控えめかつ切りよく55%と考えて、残り45%とすると……あと両手×3.27≒3.25ってところですかね。で、足りなければSLT(最近そればっかり言ってるけど、実現した試しがない)。

それにしても、うねりまくっている4段目が、5段目を進めるにつれて明らかに落ち着いてゆくのが気持良いです。
あと4段目と5段目は、それまでと糸の色を変えてみてます。
1〜3段目はジンジャー(やさしい生成色)、4〜5段目はシナモン(クールベージュ)。
6段目と7段目はまたジンジャーに戻す予定で。
あまり多色使いをしない私ですが、さてこれがどういう結果をもたらしてくれるのか……楽しみです♪
No.268 (創作 >> タティングレース)


 ケルティックなモチーフ その1
2018年04月05日(Thr) 
例によってタティングレース関係で検索していたら、素敵モチーフの画像を見かけてクリック……したらまた Pinterest _| ̄|○
スクロールしてもしても該当ピンが見つからないので、検索結果の画像URLを元にグーグル画像検索をかけてみても、配布元は見つからず……いろいろやっている内に、どうも作成風景らしい画像を発見。そこも案の定 Pinterest でしたけど、どうにかたどることができて、ようやく最初の公開元を見つけることができました(ため息)

そんなこんなで……



Le Blog de Frivole さん公開のフリーパターン、「 Rose & Crown 」です★

■Le Blog de Frivole
 http://leblogdefrivole.blogspot.jp/

中心部分の立体交差が、むちっとしててすごく可愛いくってvv ……じっと見てるとヒトデに……とか考えない考えない……



PuPuのオパールグリーンを使用して、完成サイズは4cmほどになりました。

 1段目:両手×1.5弱 ※目数を 12p1P1p12 に調整
 2〜3段目:両手×0.75+糸玉

本来ならこのレシピ、1段目はニードルタティングで作成するようになっています。
ですが眺めているうちに、もしかしたら通常シャトルでも行けんじゃね……? とか思いまして。実際、ニードルの方が簡単にできる的なことが書いてあるみたいですし、なら逆説的にシャトルでも出来るってことですよね?

一度そう思っちゃったからには(ry な訳でww

以下はいろいろ試行錯誤した結果の、備忘メモとして残しておきます。



一段目の完成形が、こう(試作なのでまだなんか妙ですが、まあだいたいこんな感じってことで)。

で、最大のポイントは、ひとつひとつのリングを作成する際、糸を引いて閉じる前に、シャトルを後ろへ向かってくぐらせること。それも2回、です。



写真が多いので、続きは次の記事で
No.270 (創作 >> タティングレース)


 ケルティックなモチーフ その2
2018年04月05日(Thr) 
前の記事から続き >

リングを作成する際、閉じる前にシャトルを2回くぐらせてから閉じるのが、今回のポイント。
その状態でリングを閉じると↓のように、リングの中へ輪になったシャトル糸が2周通っている形になります。



で、この輪になった糸を左手にかけて、前のリングの後ろ側で次のリングの作成に入ります。
この時、前のリングとの間に隙間が空かないよう注意が必要です。前のリングを半分に折ると、作業しやすいかもしれません。

もちろんこの次のリングも、最後にシャトルを2回くぐらせてから引き締めます。

同様にして4個目まで作っていけたら、最後の5個目はちょっとズルっこ(苦笑)

まずは5個目のリングが作成できるだけの長さを残して、いったんシャトルの糸を切ります。
そうしてフリーになった糸端を、↓のように1個目と4個目のリングへ通していきます。



通す順番は、最終的に完成させるリングと同じです。この部分がリングの芯糸の通り道になるので。
で、通し終えたら切った糸端を再度、元のシャトルの糸端と繋ぎます。
あとはそれまでと同様に、最後のリングを作成。
リングを締める際には、結び目をほどいて再び糸端をフリーにし、リングの根元がきっちり噛み合う方向へ引っ張ってやると閉じやすいです。

最後の糸端は、隙間から裏側へ回して始末してやれば……



シャトルだけでケルティックな立体交差の五弁花の完成です★

残る2段目と3段目はチェインオンリーで、糸を切ることなく続けて結っていけるため、それは普通に進めていけばOK。



……画面外には、試行錯誤した結果のあれこれが散らばっていたりしますが、とりあえずはこんな感じで完成させられました。
パズルみたいでおもしろかったです〜〜(^^


2019/09/27 追記:
さらに詳しめな内容を、サイトの方へまとめてみました。

■リングを重ねて作るやり方
 http://plant.mints.ne.jp/takara/ilr/ilr.htm

写真多めになっていますので、少しは判りやすくなっているかと。
No.271 (創作 >> タティングレース)


 更新情報(2018/04/06)
2018年04月06日(Fri) 
閲覧室の「その他書架」に、タティングレースのフリーパターン「飾り格子の魔方陣( Iron Work Magic Square)」をUPしました。

例によってマジックスクエア( Magic Square )の技法を使用した、一筆書きでどんどん大きくしていける四角いデザインです。



↑基礎モチーフ1〜2と、魔方陣その1〜2(2×2サイズ)



魔方陣その2(4×4サイズ)を遠目から。

花鞠シリーズと花冠シリーズがほぼ同じような構成になってしまったので、今回はできるだけ雰囲気が変わるよう意識してみました。
個人的に、強度を保ったまま、斜めラインがきれいに出せたあたり気に入っています。

基礎モチーフその2とか、1枚でもコースターとして使うのに良さげな感じかと。

イメージとしては、ヨーロッパなどで門扉や窓格子とかに使われている、鉄棒を曲げて作られたロートアイアンってことで。



なお、今回はデザイン上、ちょっと制約があります。
魔方陣をどんどん大きくしていくことはできるのですが、途中でその2(斜めラインが出る方) → その1(十字ラインが出る方)への変更がほぼできませんで。逆は、多少の煩雑さを覚悟すれば、まだ不可能ではないのですが。
作り始めの部分とピコを繋いだあと、残った狭い空間でさらに結い進められる方なら、なんとかできるかもです。そのあたり、どうぞご留意下さいませ <( _ _ )>


2021/02/11:追記
一工夫すると、こんなアレンジもできたりします^^



これも一筆書きのまま作成できています。
No.273 (更新 >> タティング フリーパターン)


 スキルトレーダー【技能交換】 〜辺境でわらしべ長者やってます〜 他2作
2018年04月06日(Fri) 
読書記録:

ここ一ヶ月ぐらい、読み上げアプリで作業BGMにしていたやつ、取り合えずメモ。

■スキルトレーダー【技能交換】 〜辺境でわらしべ長者やってます〜 129その後 → 報告
 https://ncode.syosetu.com/n3671de/

テンプレトラック転生を経て、異世界で10歳の子供に憑依転生……しかけた中2病の高校生。
しかし転生先の子供は【早熟】の才覚を持ち、固有技能【鑑定】と【技能交換】を駆使して強くなろうと修行していた結果、抵抗に成功。中2な高校生は彼が飼っていたスライムへと転生。
他者との間でスキルを同レベルなら確実に、レベル差があってもそれなりの確率で交換できる技能を持つ少年が、すぐに取得できる採取2や料理1などを剣術2だの回復魔法1だのと交換しつつ、冒険者目指して成り上がっていくお話。
一度間に自分を挟めば、他者←→他者とか魔法品←→他者とかとも交換できるので、いろいろパズルみたいになっていってます。
幼馴染の猫耳少女やエルフ奴隷、中2の魂入りスライムらと共にようやく冒険者になって、ひとつの大きな戦いを終えたあたり。
残虐描写有り、幼馴染とか奴隷その他女性の登場率高し、ステータス表記が頻繁など、いろいろ地雷となりそうな要素がありそうなので要注意(苦笑)
連載中で、更新頻度は月1〜2回ぐらいな模様。

■物語の裏側で
 https://ncode.syosetu.com/n6735cw/

冤罪により着の身着のまま王都を追放され行き倒れていた公爵令嬢を拾ったのは、小さな街で本屋を営む青年。彼は前世の記憶を残したまま転生した異世界人だった。
なおこの世界に魔法はない。
身に覚えのない罪で、王子から一方的に婚約破棄されたという事情を聞いた青年は、大体の事情を察する。そうして彼女を保護して一緒に暮らし始めるが、悪役令嬢の追放が終わった王都では、いろいろとおかしなことが起こり始めていて……

ヤンデレヒロインを拾ったのは、ヤンデレごちそうさまです的な感性を持つ転生ヒーロー。
一見普通人のようでいて立派なチートバグキャラですが、作者様いわく「ヤンデレ同士をぶつけると唯のあまあまカップルになる」とのことで、なんだかんだでほんわかした話運びになってます。よく考えるといろいろエグい部分もあるんですけどね。
ザマア要素は少なめ。ある意味では非常に残酷かつ、一生を針のむしろの中で贖罪に捧げろとも取れる決着なんですが、本編終了後の次世代ストーリー(エタり気味)を見る感じ、王子とヒロインもそれなりに幸せになっている模様。


■フロンティアダイアリー 〜元貴族の異世界辺境生活日記 〜291コロックとティレの商業都市ホープ訪問 その3
 https://ncode.syosetu.com/n7622cy/

人種至上主義がまかり通る異世界で、領民に重税を科しまくっている悪徳貴族の父親に諫言した結果、勘当された青年。
魔法学校の教職も奪われ、領地や近隣の都市全てに立入禁止措置を取られてしまった彼は、慕ってついてきてくれたエルフ女性の元同僚や猫人メイドらと共に、辺境で廃村になっていた村跡地にひとまず居を定める。元々亜人種に対して偏見のなかった彼が、近くの村に住む亜人達や遺跡に残っていた過去の思念体、眠っていたところを質の悪い兵士に叩き起こされ暴れていたサラマンダーらと交流してゆくうちに、廃村だった土地は少しずつ発展していって……

連載中、書籍化済、ダイジェスト化なし。
……超長い、女性比率が異様に高い、しかも高確率で主人公にアプローチしまくり、でも主人公が難聴系鈍感タイプ、誤字脱字表現被り多数、ってかあの時の設定どうなった? いったい誰がどの情報把握してるんだよ、そもそも偽名と変装使って二重生活してるはずなのに、その情報隠す気ねえでしょ。それに時系列、一年そこそこでこれだけいろいろ環境変わるってさすがに無理だろう!?
……などなど、ツッコミどころははありまくりなのですが。
なんかふわーーーっとした緩い雰囲気と、大量に出てくるキャラがちゃんと区別がつくと言うか、再登場時にいろいろこれまでのことを説明してくれることもあり、それこそ作業BGMとして聴き続けてしまいました(苦笑)

世界観を同じくする話が他にもたくさんあって、たまにそれぞれが行き来しているようなので、そちらの方にも手を出してみようと思います。
No.274 (読書)


 バックアップがある意味裏目に
2018年04月07日(Sat) 
……記録のために、数日かけて書き加え続けていた覚え書きの下書きデータが、どうも操作ミスで他のファイルで上書きされていました _| ̄|○
よりによって、糸長計算とかしまくっていたものを、どうということない読みかけ小説メモで消すとかさ(しくしくしく)

え? こまめに取ってるというバックアップはどうしたって?
……確認したら、全部が全部、上書きされた状態になってました。
そうだよな……最新のバックアップ、今朝起きてすぐにしたもんな。しかも毎週土曜の昼には、バックアップのバックアップも取ってるから、見事に間違った状態が同期されてましたよ。

ちくせう ・゜・(ノД`)・゜・

ええと、確かアズレージョさんは……タイムショック3時間SPを見ながらだったから……5日の晩に5個目のメインシャトルの糸が無くなったのかな?
で、6日の朝イチで必要な糸長を計算しつつシャトルに巻いて、そのお昼休みにメイン・サブ合わせて最後となるはずの糸継ぎを行って……たんだよな??



MAX巻きしたメインシャトル5個(両手×65)を消費して、全体の8分の7.25強まで終了。残りは8分の0.75弱。
最初にメインシャトル1個(両手×13)で、8分の1.5弱まで進めたから、単純計算するとその半分の両手×6.5あればOK。
で、ちょい余裕を見て、両手×7を巻いて繋いだ……はず。たぶん(汗)

ハートのドイリーについては、何をどうしてたんだったっけ……ちょっともう少し記憶を探ってみます(−ー;)


なお本日の作業はと言うと……



増殖してますww
いやまあなんというか……せっかくくるみボタンキット買ってきたは良いけれど、私たぶんボタン自体としてはほぼ使わないから(苦笑)
それにほら、3セットぐらいはあった方が、いろいろ平行作業する時に使い回さなくて良くて楽ですしww

しかしあれですね。くるみボタンにして映える布というのも、なかなか選択が難しいようで。
模様の一箇所を狙ってワンポイントにしようとしても、好みでありながら大きさも合い、かつ余計な柄が入り込まないという条件を満たす布は少なく。
ならば細かい柄が散ったものをと思っても、それはそれで直径27mmという小ささの中に、ちゃんと模様として認識できるだけの数が入ってくれるかというと、これもなかなか。

いやはや、くるみボタンというのも奥が深い(しみじみ)

なお銀古美っぽいやつは、母の手芸材料コレクションから出てきた、出所不明の謎ボタンです。1個しかなかったし、もうボタンとして使われる可能性はほぼ皆無ってことで流用。裏についてた足はニッパーで切り取ってから、ヤスリでひたすら削りました。
なにげに一番格好良いというか、アンティークっぽくて気に入っているのですが……ボタンの厚みと凹凸のせいか、吸着力がちょい微妙なのが難点。裏側用とするか、あるいは針だけくっつける分には問題ないので、ニードルマインダー本来の用途である刺繍時に使えば良いんじゃないかと。



一応こっちが裏側用。
こちらも普通の針をくっつけるのには、不足ないのですけれどね。ただレース針やツィザーを貼り付けると、糸が引っかかったり、あるいはデコった表面に傷が入りそうなので……

なお写っているクロスステッチ用の布は、やはり母の手(ry
でもこの布買ったの、私ですよ。覚えてます。小学六年生の時に市販のキットをやってみたあと、今度は自分の好きな図案を刺してみたくなって、母といっしょに買いに行った布です。あの頃はなんか刺繍にハマってたんですよね……(遠い目)

60cm×50cmのうち、角から四分の一ぐらいが使用済ですが、まだそこそこの量が残ってます。
10cmの中に36目あるということは……ジャバクロス中目ってやつですかね? カウントにすると9カウント/1インチ。いわゆる初心者向けの粗めタイプ?

■ジャバクロス中目(35目)| ルシアン
 https://e-shop.lecien.co.jp/catalog/category/30320/em23500/

色は薄い水色……ただし相当まだらに黄ばんでます(苦笑)
でも練習用に使うには充分ですよね。よくぞ取っておいてくれた、母!

こぎん刺しは挫折した私ですが、クロスステッチは……どうでしょう。
地元図書館に、某ブログ様で紹介されていたクロスステッチ本があったので、そのうち借りてきてみようかなあ、とか。

その前にこの布、一度洗ってみたら少しはマシになるかも?


午前中は歯医者の定期検診。
事前に鏡を見ながら念入りに歯磨き&フロスを通した結果、「よく磨けている」「歯ぐきのケアはバッチリ」と言ってもらえて、かなり早く終わりました。雨の中を徒歩で行き帰りしたのに、帰宅しても予約時間から一時間ぐらいしか経ってなかったぐらい。
右下の奥歯が、噛みしめると痛いことがあるため、つい左側で咀嚼する癖がついているというのを何年も前から訴えては、ずっと「様子見てみましょう」で終わっていたのですが。それを今回は、肉眼で確認できない亀裂とかないかレントゲン撮ってもらったり、異常は見当たらないけど一応樹脂(これが歯医者用のレジン?)でコーティングするねと治療してもらったりもした上でその時間。
面倒な歯磨き指導でストレスも感じず、今回は実にスムーズでした。
次回(9月)も頑張って磨いていこう……(しみじみ)
No.275 (創作)


 ハートのドイリー 5段目までは終了
2018年04月08日(Sun) 
前の記事で書いていますが、うっかり上書きかあるいはファイル同期のミスで、一度入力していたデータを消してしまいました(−"ー;)
……ほんとに何を書いてたんだったっけ(悩)
ハートのドイリーは、現段階で5段目が終わっています。



……ええと確か、ケルティックなモチーフ( Le Blog de Frivole さんの Rose & Crown )を結い終えた時に、一緒にアイロンをかけたんですが……ああそうだ、最初に作ったニードルマインダーの試用も兼ねての作業で、最後まで行けたんだった!
ということは、4日の晩には結い上がってたってことかな?
で、とりあえず辞書で重石をしながら、ここ数日はサイト更新とかニードルマインダーとかアズレージョさんの残り糸計算作業をしてたんだっけ……(回想中)

4〜5段目の消費糸長は、Aroma Lace で、

 4段目:両手×8+糸玉
 5段目:メインシャトル 両手×8、サブシャトル 両手×7強

5段目のメインシャトル側は、4段目と全く同じ目数なので同じ量を。サブシャトル側は全然読めなかったので少なめに巻いたら、半分ぐらいしか行けなくて、さらに両手×3.25を継ぎ足し。
そしたら何故かメインシャトルの方が心許なくなってしまい、終盤はリング3〜4個分ほどSLTでシャトルを入れ替え。
結果、サブシャトル側がぴったりなくなり、メインシャトル側も少し長めとは言え誤差範疇の残り具合になったので、メイン・サブ合計で両手×15強。配分はだいたい半々ぐらいにして、あとはもうその場の状況でSLT使って調整するという感じで。
私は基本、1作品の中で糸の色を変えて作ることは少ないので、これで良し……と、したはず(悩)



……とか言いつつ4〜5段目は03.シナモン(クールベージュ)に色を変えて、ぐるぐるターンを強調させてみたりとかしてるんですが。
6〜7段目は、また02.ジンジャー(生成り色)に戻す予定。仕上がりがどうなってくるか楽しみです。

しかしこの段階で(しかも細めの Aroma Lace 使用で)既にA4クリアフォルダからはみ出るサイズになってるってことは、これも完成後はA3のハードケース行き決定ですね……作るものがどんどん大きくなっていってる気が(苦笑)

この調子で行けば、いずれは40cmクラスのドイリー挑戦も夢ではない、かも?<それA3ケースにも入らないから

ともあれ次は、6段目を飛ばしてまず、このドイリーが『ハートの』ドイリーたる所以とも言える、最終7段目のハート群を作成する作業です。



昨夜、録り置きのQさま3時間SP(再放送)を見ながら始めました。
……これがもう、結び図を見るからに、ハート同士の繋ぎ目がよじれまくって苦戦しそうでして。

構造自体は1段目と似ていますけれど、5セットだった1段目に比べて、20セットですよ……あと18セット強は長いな……(遠い目)

で、1セットの目数は1段目よりちょっと多めなので、5セットで両手×9だった1段目の、単純計算で4倍=両手×36ぐらいになると見積もり。ならまずは大サイズシャトルMAX巻き(両手×20)+糸玉で開始して、行けたところまでで改めて残量を計算するのが良さげか……とか思って開始したんですが。

最初の1セットで、ハートの頂点(三つ葉)を経由して元の位置まで戻ってきた段階になって、いきなり2本目のチェインを間違えていることに気がついて _| ̄|○
これがある程度結い進めた段階だったならともかく、最初の最初ともなると、もうほどく気力も出てきません。しょうがないので糸を切って、イチからやり直しました。

その際に、ひとつ目のチェインにはマジックスレッド導入糸を仕込みたいので、糸端の結い込み場所をずらす目的で、両手×0.5分ほどシャトルから糸を引き出し、チェインの巻糸数本分に使用。

つまり1個目のシャトル糸を使い切った時点で残りの糸長を概算する場合は、結べた分+失敗して切り離した分を合わせて、両手×19.5で結べたという計算をしなければならないと、ここに覚え書きメモをば。

……って、今度こそこのファイルを、ブログUP前に消すなよ私……っっっ(切実)


そして昨日の歯医者さんで樹脂でコーティングしてもらった右下の奥歯は、びっくりするぐらいなんともなくなっています。
うわあ、右側の歯でちょっと堅めの肉とか噛み締めても、まったく痛みを感じないなんて……いったい何年ぶりだ? 下手すりゃ十年以上ぶりじゃないか!?
もう無意識に左で咀嚼する癖が付いていたので、なんか新鮮なぐらいです(苦笑)
この状態が継続してくれることを、切に切に祈りたく……


あ、それと本日は週末お休みにつき、長兄が台所の照明を取り替えさせられてました(苦笑)
いえね、一昨日だったか、居間の照明が片方点かなくなって次兄がLEDに交換してたんですが、隣と形が合わないのがなんか母の気に合わなかったそうで。それでまだ無事だったほうを取り外してやはり壊れかけていた台所天井のものと交換。そして居間の方は先日のと同じものをもう一個買ってきて、同種類に揃えたらしいです。
で、ついでに流し台の上にある手元用蛍光灯も、LEDタイプに交換。
先日から立て続けに居間、台所の天井、流し台の上と照明が明るくなっていって、なんだかあまりの明るさに身の置き所がないと言うか。兄達と三人して、朝日を浴びたドラキュラのような気分になるとか話してました(笑)

前に浴室の照明をLEDに変えた時も、明るすぎて妙にいたたまれない感じがしたっけなあww
No.276 (創作 >> タティングレース)


 取り急ぎ私信です
2018年04月09日(Mon) 
リアルで顔を合わせたことのある友人知人の方々へ>

このあたりはそこそこ大きく揺れましたが、今のところは何事も起こっていません。
……ちょうど布団に入ったばかりだったので、しばらく「もっと大きい本震が来るのでは……」とドキドキしていて、いまものすごく眠いですが。
まだ知人や親戚周りの確認はできていませんけど、ニュースでもさほど大きく取り上げられては(早朝のせいもあるでしょうが)いないようですし、当面のところ私と家族は大丈夫です。家の中で物が落ちたりもしていません。
ひとまず御報告でした。
No.277 (日常)


 これがSSSRか!
2018年04月10日(Tue) 
前々から存在は知っていたものの、他サイトの解説や動画などを見ても何が起きているのかさっぱり判らなかった、1個のシャトルで作るタイプのスプリットリング。

それが、↓こちらのサイトさんのTIPSを眺めていたら、唐突に理解できまし、た?

■Tatting Patterns by Jane Eborall
 http://www.janeeborall.freeservers.com/

「 TIPS AND TECHNIQUES 」>「 Split Rings and Single Shuttle Split Rings 」>「 SSSR - Single Shuttle Split Ring 」と進むと出てくる、PDFです。
説明文は英語オンリー。しかも写真など一個もない、図が5つ描かれているだけのファイル。

しかし何故かすとんと頭に入って来ました。

 まさにアハ体験!

さっそくシャトルに残っていた、ダイソー#20で試してみて……



こうですか? こうですよね!
っしゃーーーー へ(^○^へ)(ノ^○^)ノ

以前、「 Norske minidrager(ノルウェーのドラゴン)」を作成した時には、普通のスプリットリングで誤魔化しちゃったんですが、これなら正規の作り方ができる! はずww

とりあえず忘れないうちにメモしておきます。

・SSSR(シングルシャトルスプリットリング - Single Shuttle Split Ring )

 1.シャトル1個で作れるスプリットリング(前後に出る糸が1本)
 2.リングのしずく型の向きが、通常のスプリットリングと逆を向いている
 3.半分は芯糸が2本になるせいか、形を整えにくく、またよじれやすい
 4.やり方が超ややこしい

特徴はそんな感じでしょうか。



で、細かい部分をいつものように覚え書きメモしようと思ったんですが。
改めて他サイトさんの解説文を読んでみたら、なんでこんなに丁寧な説明を読んで、今まで理解できなかったのかと逆の驚きが(苦笑)
特にいつもお世話になっている、「あーるのシカゴ生活記 & タティングレース」さんの説明文は秀逸。

■あーるのシカゴ生活記 & タティングレース SSSR(3)
 http://rinchicago.blog113.fc2.com/blog-entry-588.html

……海外動画などで、たいていそこから判らなくなっていた、二つ折りの輪にした芯糸を直接つまんでフィンガータティングする部分も、『指で持つ部分にペーパークリップや使っていない直まきタイプのシャトルをひっかけて、仮のワーキングシャトルにすると作業がやりやすくなります』という、実に親切なアドバイスが。

……ほんとになんで、これ読んで理解できなかった、一年前の自分……
これが成長あるいは進歩というものなら、少しは嬉しくも思いますが(苦笑)

ともあれ、これ以上丁寧な解説メモなど自分には無理なので、記事紹介だけで割愛させていただきますです。

それにしても、理解できてみると大体の手順は、以前「Candlelight Snowflake 」を作成した時の不思議技術、穴の小さいビーズの先でリングを作成する「 Loop Tatted Ring 」とも通じるものがあるなあとも思ったり。




閑話休題。
このSSSR、シャトルひとつで作れる上にしずく型の向きが逆になるというのは、けっこうかなりなメリットなんじゃないでしょうか。
特に段を上がる際のスプリットリング1個を作る、そのためだけにシャトルを2個使用するようなデザインの場合、糸を巻く手間や始末する糸端の本数といった無駄を大幅に省けるうえ、スプリットリング部分だけなんか歪みが……という悩みを解消できると思うんですよ。

ただ、リングの途中でピコ繋ぎをしたい場合はまた、最後の「シャトルとリングを輪に通す」という作業ができなくなるので、困りものなんですけど。

一応その場合の手順もまた、同じサイトで紹介されてはいます。

■Single Shuttle Split Ring with JOINS
 http://www.janeeborall.freeservers.com/SSSRjoin.pdf

たぶん、これも前半は通常通りにリングを作成し……後半は完成リングのサイズにまで芯糸を締めたあとで、リングの根元にシャトル繋ぎしてから、芯糸2本にスプリットチェインの要領でカバーステッチをしていく……という手順なのではないかと。
で、ピコ繋ぎは通常スプリットリング時と同じように、芯糸2本をダウンジョインすれば良いのかな。

……理屈は判ったと思うんですけど、実際に出来る気が欠片もしねえッス(汗)

これやるぐらいなら、素直に糸切って始末した方が楽だよなあ……というのは、思い返せば最初に通常スプリットリングについて調べた時も思いましたっけ(苦笑)<今は通常スプリットリング大好き

それにしても、いつも繰り返していますが、こういう技術を思いつかれて、そして広く紹介して下さる方々には本当に感謝するしかありませんです <( _ _ )>

昨夜は眠気に耐えきれず、ブログ更新もコメントお返事も後日に回して、22時に就寝。
ある意味、非常に健康的な就寝時間でした(苦笑)


そして……クロスステッチ用の布をいったん洗濯したのが乾いたので、よさげな図案を物色していざ! とか思ったのですが。

刺繍枠が見つからない……_| ̄|○

過去ログを見る感じ、5〜6年前に使った記録があるので、どこかにはあるはずなんですが。これも百均で買ってくるしかないのか……メーカー製の、子供の頃に買ってもらったのに歪みひとつないちゃんとした品だったのに、一体どこにやったんだ私……(しくしくしく)
No.285 (創作 >> タティングレース)


 足りてくれましたーーー( T ▽ T )
2018年04月11日(Wed) 
2月26日に着手していた、一筆書きでできるオリジナルデザイン「装飾タイルアズレージョの魔方陣( Azulejo Magic Square )」、その2の4×4サイズ。

途中でけっこうな大物や慣れない細糸などに寄り道していたこともあり、ずいぶんと時間をかけてしまいましたが……



やっと、ようやく! 完成しました〜〜〜vv

今回は密度の低い部分のほうがたくさん現れてくる、模様の出方がこれまでとは逆の方向になりました。
ここまでぽっかり空けるのは、けっこう思い切りがいりましたけど、これはこれでなかなかvv

……しかしもうほんと、今回はいろいろと苦労させられたというか(しみじみ)
普段あまり色糸を使わない私なんですが、通販サイトを眺めていると、ついつい綺麗な色合いをポチッとしちゃったりして。
そうして溜まってゆく、使われるあてのない積糸の山……さすがに置き場所に困ってきて、少しでも在庫を減らそうと、今回はこの色、超極細PuPuのマリンブルーを選択したのですよ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

PuPu(ププ)【綿100%/約40g玉巻(約288m)/超極細】Z182/ZAKKA
価格:450円(税込、送料別) (2018/4/11時点)


基礎モチーフ1の試作、4枚繋ぎからの魔方陣その1(2×2サイズ)化。ひっくり返して基礎モチーフ2を作成できたら、そこから魔方陣その2(2×2サイズ)を作成。
四種類が揃ったところで、魔方陣その2の大(4×4)サイズ作成までが、いつものワンセットで。

ほぼ手付かずの40g玉も、これだけやればだいぶ減るだろうと、気軽に考えていた時期が私にもありました。



うーん、みっちりww
PuPu自体が比較的太めなこともあって、今回は極端なロングチェインこそ存在しないものの、全体的な目数がそこそこ多めにしてあります。基本的なリングはほぼ20目ですし、それを変則的に繋いでいるので、外周のリングの集合部分が、基礎モチーフの完全な半分ではなく、リング1個分多くなっていたりもします。
しかもPuPuは太いせいで、40gは40gでも、長さが288mとかなり短め。

これがどういうことかと言うと……



もう途中で足りなくなるのではないかと(泣)
いやほんとマジで、さんざん計算機を叩いては、あと何mぐらい必要かとか、電子秤持ち出してきて、糸玉にはあと何グラム残ってるのかを必死に算出しつつ、肝を冷やしながら進めていた次第なのですよ……

糸在庫を減らすつもりで作り始めたシリーズのために、もう1玉買い足す羽目になったりとかしたら、完全に本末転倒じゃないですか〜〜<マジックスクエア(一筆書き)タイプは、モチーフ繋ぎと違って途中で小さめに変更できない

いやもう足りてくれて、心っ底! 良かったでーすーー( T ▽ T )



シリーズ名の「アズレージョ( Azulejo )」は、ポルトガルの装飾タイルだそうで。
白地に青や黄色を基調としたもので、絵を描いているものの他に、同じ柄の物をたくさん敷き詰めて継ぎ目のないシームレスな模様を描き出しているタイプも数多いようです。
その色合いと雰囲気がぴったり嵌ったので、名付けてみました。

やはりこれもペルシャの影響を受けているとのことで……やっぱりタティングレースってイスラム圏のデザインと相性がいいなあって思った次第です。

今回の完成サイズは、超極細PuPu使用で、おおよそ27cm四方。

使用糸長:
 メインシャトル:両手×(13+13+13+13+13+7)=72≒93.6m
 サブシャトル:両手×(13+13+13+9)=48≒62.4m

4×4サイズで155m強ですか……同じPuPuのフラックスで、魔方陣その1タイプの4×4を作ってみたら、それはそれで草で編んだ敷物みたいになって面白そうなんですけど。
でもあれはそこそこ消費してるから、やっぱり危険だなあ……
No.286 (創作 >> タティングレース)


 Lサイズシャトルなら2個分で行けそう
2018年04月12日(Thr) 
ハートのドイリー7段目、一回目の糸継ぎ入りました〜



最初に失敗してハート0.5ぐらい分を切り落としてやり直し。
その際、両手×0.5ほどをチェインの巻き糸側に回したので、消費糸長両手×19.5で、ざっと10.75セット+失敗0.5セットで11.25セットまで到達。
全20セット中、残りが9.25セットだから……19.5÷11.25×9.25≒両手×16ってところでしょうか?
良し、L(大)サイズシャトルなら一度に巻ける長さですな!

……計算ミスしていなければ(苦笑)

さて、では糸巻いて先を続けますかね。
あ、アズレージョさんが終わったから、出先での作業用にもまた何か用意しないと……


そうそう、くるみボタンと超強力磁石で作れるニードルマインダーは、実に良い役を果たしてくれていますvv



また増殖してるとか言わない(苦笑) いやなんか気が付いたら、仕込んだ磁石の向きを合わせつつ2個ずつ組にした時、裏用ばかり余っちゃう形になってたもので……(^ー^;;)ゞ
右胸よりも左胸につけたほうが、右手で取る時に腕や手首を曲げる角度が小さくて楽だと気が付いてみたりとか。

そしてツィザーとレース針、二つを同時に貼り付けようとすると、やはり磁力……というより磁石のサイズ自体が小さいせいで、どちらかが落ちてしまう場合がちょこちょこと。
そこで有効面積を占有してしまいがちなツィザーの方は、ぶら下げる形にしてみました。
こっちは服などを引っ掛ける心配もないので、多少ブラついても大丈夫ですしね。



手持ちのチャームをいろいろ試してみたら、かんざし用にセリアで購入した透かしパーツが、薄くて軽くて大きさもちょうどいいくせに、けっこうしっかりくっついてくれまして。
なのでチャームに合わせてストラップパーツも、金古美に変更。
一応、リール式ホルダーを使用する場合なども考えて、まだナスカン部分も残しています。

……これでツィザーも金古美だったりしたら、すごくお洒落っぽくなりそうなんだけどな……ww

あと「鯉」の方は、前に寿司屋っぽいブックカバーを作った時の残り布から。
これも百均で買ったハンカチ? バンダナ? なんですが……かなり布が薄くて、くるみボタンの金具が角度によって透けて見えます。事前にマジックかなんかで黒く塗っておけばよかったかしら……でもそれはそれで、今度は文字の部分が黒ずみそうだしな……
No.289 (創作 >> タティングレース)


 意外と結いやすいんだこれが
2018年04月13日(Fri) 
アズレージョさんをひと通り作り終えて、また出先でちまちま作業する持ち歩き用を何か用意しようと思いまして。
さらに例の新色も使ってみたいという気持ちが合わさった結果、だいぶ前に試作だけして放置していたデザインを、ダイソーのネイビーで開始してみました。



Tatting by the Bay さんで公開されているフリーパターン、「 Mary Konior's "Patchwork" as a Magic Square 」。
はい、私が魔方陣マジックスクエアタイプにはまり込むきっかけとなったサイトさんで無料公開されている、もうひとつの一筆書きデザインです。

■Tatting by the Bay: Mary Konior's "Patchwork" as a magic square
 http://tattingbythebay.blogspot.jp/
2016/10/mary-koniors-patchwork-as-magic-square.html

巻いた糸の長さは、ひとまず2×2サイズを想定。
……実は前に挑戦してみた時は、プラチナレース糸や細めでピコ割れもしやすい Le Cotton を使用してみた結果、割と散々だったんですよね、これが(^^;;
なので今回もとりあえずは、糸継ぎなしでいける最低サイズから様子見で……と思ったのですが。 とはいえクロバーのボビンシャトルに、国産#40で両手×8(およそ10.5m)はちと荷が重かった(汗)<8分の3まで進んでようやく適正MAXぐらいになっている

あれ、なんかけっこう楽しい、かも?
もちろん前回を踏まえて、私の手癖なりにちょこちょこ調整を入れていることもあるのでしょうが。
でも一番影響してるのは、やはり糸の相性だと思います。
ふむ、とりあえず今回のはこのまま2×2サイズで行きますけど、いろいろ調整した結果が波打たないようであれば、もっと大きいのに挑戦してみるのも吝かではないというか。
……ああでも目数をちょい減らした三つ葉直下のチェインは、やはり元に戻した方が、飾りピコに重ならなくて良いかもなあとか思いつつ……

それにしても、こんな濃い色でしかも20g/108円というお値段なのに、ストレスほとんどなく結っていける上に目もそこそこ揃って見える、ダイソー・ネイビー#40、半端ないッス(汗)
レースという繊細なものなはずなのに、なんだかデニムっぽい印象に見えてくるのも面白く。

これもいつ廃版になるか判らないんだから、今のうちにまとまった量をストックしとこうかしら……?<こら在庫減らすという話はどうした

ってか、これにどちらかと言えばクリーム色に近い、薄黄色がかったダイソー・きなりを合わせたら、アズレージョさんが面白いことになる、かも……?


そして、せっかくだから先日やった、通常シャトル一個でできるケルティックなモチーフと同じような感じで、チェインも組み込んだタイプを作れないものかと、このところ脳内でいろいろと構想を練っていたのです。
で、夜明けのまどろみの中で、ふと閃いたことがあり、忘れないうちにと飛び起きてメモ帳に走り書き。
そのまま試作を開始してみたのですが……



違う……違うんだ……
いやこれはこれで、もうちょい調整したらそれなりに面白くはなりそうなんだけど、そうじゃないんだ。私が求めていたのは、もうちょいシンプルで、魔方陣(マジックスクエア)に組み込めそうなものなんだ。
うーん……やっぱり寝ぼけた頭で出てきた思いつきなんて、そうそう形になるものじゃないというか。そもそもそんな簡単にできるのなら、どなたかがさっさとその技術紹介して下さってますよねえ……(しょぼん)
No.292 (創作 >> タティングレース)


 今度もぎりっぎりだった……
2018年04月14日(Sat) 
ダイソー今年の新色、#40ネイビーでのパッチワーク、ひとまず完成しました〜



■Tatting by the Bay: Mary Konior's "Patchwork" as a magic square
 http://tattingbythebay.blogspot.jp/
2016/10/mary-koniors-patchwork-as-magic-square.html

糸の使い心地は、まったく文句なしでした!
ほんとにこれが百均の糸なのかと思うぐらい、ダイソーの#40って、私の手癖にあってるんですよね(苦笑) あとどうでも良い話なんですが、結っていてなんか妙に馴染むなこの色……と思ったら、これ滅茶滅茶ロッドのイメージカラーでした。もうほんとにぴったり。制服(ほぼ普段着)がこんな色イメージなんですよ。いやうん、だからどうしたって話ですが(苦笑)

ただやっぱり、こう結いやすい癖とか目数決めの法則とか、次どっちに進むんだっけ的なものが、自分でデザインしたのとはどうしても違ってくるじゃないですか? 基礎モチーフからコツコツやってきていない分、余計に細かい部分が頭に入っていないですし。

それが後半、慣れで集中力が落ちたあたりから顕著に現れてしまい……場合によっては、四つ葉を結う → その前のチェインを間違えていることに気がつく → 全部ほどく → 改めてひとつ目のリングを閉じる → ピコ繋ぎ位置を間違えててこじ開ける → 一個目を直して二個目のリングを作成、閉じる → またピコ繋ぎ位置を(ry ×4回、とかやらかしててもう _| ̄|○

特に角を曲がった最初の四つ葉と、四つ葉の集合部分を閉じる最後の四つ葉で、間違いを頻発するのは何故だろう……あ、もしかして。
今まで私が作ってきたのは、4つリングが集合して8弁花の半分になってるのが基礎モチーフ1枚の単位だったのに、これはそこが境目もしくは角にあたるからかも!? だからいま、角から基礎モチーフ幾つ分進んだ位置にいるのかとか混乱しがちなのか……(納得)



これまでの試作品を並べてみる。

それぞれの完成サイズは、
 ダイソー(ネイビー) #40:11cm
 プラチナレース糸 #40:10.5cm
 Le Cotton #50:8.5cm

といったところ。
そして今回(ダイソー#40)の消費糸長が、

 メインシャトル 両手×14(大サイズMAX)
 サブシャトル 両手×8(クロバー・ボビンでかなり無理した量)

……とは言え。
残り8の1ぐらい、最後の中央三つ葉を越えたあたりで、メインシャトルが明らかに足りないことが見て取れたため、そこからはSLTを駆使。シャトルの残量を見ながら、余裕がある方をリング作成に回し、調整しまくっておりました。
で、なんとかどうにか最後まで到達できたものの、その時の状態がもう、↓こんなでして(汗)



ほんっとうにギリギリと言うか、最初にガイド糸を巻いていたからこそ、かろうじて作業ができたと言うか。
……しかも完成品をよくよく確認すると、やはり一部目数を間違えたまま……ぶっちゃけ少なくとも2目は足りない場所があるんですが。ぶっちゃけその2目をちゃんと結っていたら、果たして……? みたいな状態。

あと、2目ずつ短くしていた三つ葉の根本のチェインは、やはり戻した方が良さそうでもありますし。そんなこんなで次回があるのなら、もう少し気楽に作業するためにも、

 メインシャトル 両手×14(これはMAX巻なので増やせない)
 サブシャトル 両手×8.75(大サイズシャトルなら巻ける長さ)

ぐらいで始めたほうが良さそうです(^ー^;;)ゞ <SLT調整は既に前提
ってか、せっかく飾りピコが少ないデザインなんですし、細くて普通に必要量がシャトルに巻ける、Le Cotton の方を消費してしまいたいのですけれどね<ピコ割れしやすいので、買ったは良いがほぼ積み糸と化している

うーん……大体の構造は判ったと思うし、この際だからもう一度 Le Cotton で挑戦してみようかなあ……


仕事の関係で手芸店へ行く用事があったので、ついでにいろいろと見て回って、自分用にもワゴンセールで特価80円だったハギレ布(ブックカバー用)と、ヤーンスレダーを購入してみました。

このヤーンスレダーとやらも、つい最近、ハンドメイド系のブログを見て回るようになって初めてその存在を知った道具です。
へー、最近はそんな物があるんだ〜と、その時は適当に流していたのですが、せっかく実物を見つけたのだからと、手にとってみまして。
帰宅してからさっそく試してみると……



おおお、以前は絶対無理だった太さの刺繍針に、ダイソーの#20が簡単に通る!!!

いやはや、さすがは専用の道具です(しみじみ)

ただこれ、すっごく薄いペラペラの金属板なので、下手に持ち歩き用ポーチへ入れておくと、すぐに曲がっちゃいそうで怖いです(汗)
それにすぐに手から滑り落ちて、慌てて床を探し回ること既に二回。
うーん……大きい穴の方はあまり使わなさそうですし、なにか目印になりそうなチャームでもつけて、あとはちっちゃいハードケース( microSD 入れ)とかにでも収納しておいたほうが良いかしら……?
No.293 (創作 >> タティングレース)


 いよいよ本番に
2018年04月15日(Sun) 
結局、パッチワーク4×4サイズ本番は、Le Cotton を使うことにしました。



サンプル一個作っだけでほぼ手付かずの、スチールグレーを使用。
ひとまずLサイズシャトルMAX巻きで開始しています。

 メインシャトル 両手×15
 サブシャトル 両手×15

ダイソー#40は両手×14で、講師の先生とかには駄目出しされるだろうレベルにパッツパツですが、Le Cotton だとこれが無理のない適正量な感じです。

この Le Cotton は撚りが甘いためかピコ割れしやすく、失敗した時にほどくのも難しいため、ずっと積糸の箱の底に眠っていました。
しかし今回のデザインは装飾ピコ少なめなので、在庫を減らそう月間に基づき採用です。
25gと1玉の重さこそ少ないものの、長さは258mと40g玉のPuPuとそう変わりません。ならば細い分、けっこうたくさん結える、はず!<もちろん完成サイズは小さくなる


……メモを確認してみると、Le Cotton ホワイトで目数調整用の試作をした時は、メイン・サブ合わせて両手×18.5≒24mの消費。なら単純に四倍すると96m……うん、足りる足りる。さすがに8×8サイズは、1玉じゃあ無理そうですが。

ちなみに同じ計算をダイソー糸でやると、4×4サイズで118mちょい必要という結果に。帯に1玉175mって書いてあるから、こっちも1玉で足りますね。むしろ昨日UPした2×2サイズ作った残りでも充分足りる、はず。

……しかしそれより問題は、やはり自分デザインではないうえ、レシピも2×2しか描かれていないので、次にどちらへ進むべきかやっぱり迷子になりがちで。
なにしろ次は単独リングなのか三つ葉なのかで、ひとつ前の四つ葉が、最後のリングひとつだけ目数が変わってくるんですよ……うっかり間違えると戻って直す羽目になるからもう ┐(´〜`;)┌

……って、改めてサイト行ってみたら、ちゃんと写真に進み順の矢印書いたものがありましたね……ってか、ちゃんと保存もしてるじゃんか。なんでこっちもプリントアウトしておかなかったんだ私 _| ̄|○ <速攻で目数調整版結び図と合わせて印刷した

そんなこんなでひと通り、持ち出せそうなぐらいにまとまった量が結えた段階で、本日はここまで。
夜は東大王クイズ4時間SP……のうち、クイズ部分3時間を見ながら、ハートのドイリー7段目をちまちまと。
こちらはようやく、ハート13/20個まで進んでいます。ようやく終わりが見えてきたかな……?


そうそう、週末はいつも何かしらやらされている一家に一台な長兄ですが、今日は膝や腰が弱ってきた両親の依頼で、寝室に続く階段へ手すりの取り付けをしていました。



ほんとに何でもできるな、あの人は……ってか、
「この壁には、こことここにしか柱が入ってないから、強度を保つためにまず下に板貼ったほうが ―― 化粧板使うと高いから、適当な木(もく)買ってきて、俺の車に積んでるカンナで化粧仕上げすれば ―― 」とか言い出すから、ほいほい頼まれちゃうんだよ長兄(苦笑)
で、サイズと角度合わせてぴったり切り出した下地板は、手触りすっべすべ。角はちゃんと面取りまでしてあるんだから、もうさすがとか言いようがねえッス。
No.294 (創作 >> タティングレース)


 最初と最後は繋がないほうが?
2018年04月16日(Mon) 
ハートのドイリー七段目のハート群、だいぶ終わりが見えてきました。



ぐるっと一周分20個作成できたら、とばしていた六段目を結いつつ本体に取り付けていく作業手順です。非常に面倒かつ難易度が高そう(苦笑)
本体は大きいし、七段目はぶらぶらしてよじれまくりそうだし。しかも六段目は2シャトル仕様。うわあ、さらにぶらぶら。

そしてふと思ったんですが、この七段目、結い上がっても糸始末はしないでおいたほうが良いのかもですね?
これまでは、普通に最初と最後を繋いで糸始末してから、六段目を開始しようと思っていたのですよ。
でもこうやって並べて置いてみたら、リング状になってるよりブレード状のままの方が、六段目の作業がしやすいかなあって。
……糸端と、マジックスレッド用導入糸が、何本もぶら下がったままになるのは非常にうっとおしそうですが<基本、作業中に出る糸はその都度処理して先に進むタイプ


それにしても、あれだ。
1〜5段目を挟んでいるA4クリアフォルダと見比べた感じ、完成サイズ下手したら30cm越えかねない気配が。一般的な国産#40よりかなり小さめに仕上がる Aroma Lace 使ってるのに。
この前買ったA3ハードケースに、収まりきるんだろうかこれ……(たらり)
No.295 (創作 >> タティングレース)


 そしてうっかり増える在庫
2018年04月17日(Tue) 
探しても探しても刺繍枠が見つからないので、今日も病院帰りにダイソーまで足を伸ばしてきました。
結果……



なんか初めて見かける、私好みの端切れを見つけたのは良いんですが、オイその後ろの2玉ww<いやアズレージョさん2色使いバージョンをですね(ごにょごにょ)

布の方は、色違いで5色ぐらいありました。でもこれが一番素朴っぽいというか、なんか輸送用の麻袋みたいな雰囲気が良い感じだったので選択。かなり薄地ですけど手触りは悪くないし、サイズも50cm×50cmあるし。それなりの裏地をつけてやれば、良い感じのブックカバーになると予想してます。けっこう大ぶりの柄ですから、文庫用よりB6判(大きめマンガとか)や四六判(アルファポリスなどの大きさ)の方が映えそうですねえ。

刺繍枠にしても、最近は108円で手に入るって……ああ、私が月数百円のお小遣いをやりくりしていた時代に、百均があれば……っっっ(血涙)

ともあれ、
作り過ぎなニードルマインダーのうち、レース針だと引っかかってしまって使えないものも、これでようやく本来の用途に活用できます。



レース針といえば、来たる80番手使用レシピの購入に向けて、細めのものを買おうかどうしようかと考え中です。
一応、クロバーの12号(持ち手なし)は持っているのですが、先日80番で Raindrops 作った時は、うっかり10号使ってしまってて、「ピコが広がるな……もっと細い号数じゃなきゃ駄目か」とか思ってたんですよね。
で、まあそのミステイクについては、レース針の号数についていろいろ調べているうちに気が付いたんですが。そもそも私の手持ち針は、どれも持ち手がついてないタイプなんですよね。だから余計に見分けがつきにくい訳なんですが。
で、どうせレシピ購入の際には、送料無料になるまでいろいろ追加したいと思っているし、それならついでにレース針も……あとどうせなら、憧れのDMC100番糸とか行っちゃう? ならレース針は14号も?? とか考えちゃって(苦笑)

さてそこで悩むのが、14号(相当)を買うのなら、ペンEが良いのかエティモが良いのか、それともタティングに特化したペンダントタイプになっている Lacis の15を選ぶべきか。それともいっそ、一足飛ばしでチューリップの23号を? とかとか。

持ち手付きタイプはさすがにもったいないので、切断して改造する勇気はありませんが……ううむ、悩みます。
……ていうかそれ以前に、3月中に発表するとほのめかされていた肝心の80番手使用レシピが、未だに販売されていない訳なんですが。
どうしよう、発売される頃にはこの気持ちが冷めてしまっていたら……
No.296 (創作)


 料理は、魔法!?
2018年04月18日(Wed) 
読書記録:
■料理は、魔法!? 〜私は央の支配者
 https://ncode.syosetu.com/n9818be/

唐突に異界の森へと放り出された女性が、ひたすら森に引きこもって、そこに育つ「食物(誤字にあらず)」を、日本人的感性で調理して食べているお話。
なおその成果物は、現地の人達の感覚では食べ物とも思えない、恐ろしい代物な模様。
異界ゆえの認識のズレがあることを悟りつつも、詳しく知ってしまうと生きていけそうにないからと、主人公はひたすらマイペースに己を貫いてます。
割と残虐描写ありの綱渡り生活。一歩間違えば一瞬で死ねる世界。
本編完結済。番外編がポツポツと。
No.297 (読書)


 多色使いは難しい
2018年04月19日(Thr) 
同時進行は二つまで。3つやる場合はすぐに終わるものを……と思っていたのに。
ああそれなのに。



まだハートのドイリーも終わらぬうちに、ダイソー糸ネイビーときなりで、アズレージョさんの2色使いバージョンを始めてしまいました(苦笑)
いやまあ一応お試しと言うか、本当にうまく行くのか、どういう色配分が映えるかの確認を兼ねているので、今回はあくまで2×2バージョンで押さえる予定ですが。

そして配色は、まず一番悩まず簡単に作業できるのが、メインシャトル側の色が現れる基礎モチーフ内部のリングと、モチーフ移動部分のチェイン全てを別色にすること……でも画像加工アプリでシミュレートした感じではいまいち面白みが足りなかったので、こういった配分にしてみました。
モチーフの境目に現れる十字形が、どんなふうに見えてくるかは楽しみですww

ただネックは、ここまでトーンが異なる糸を組み合わせると、ピコ繋ぎ時や糸の交差を入れる際などに、見えてほしくない場所で逆の色が覗いちゃう場合があることなんですよね。
幸い今回は、違う糸のピコ繋ぎをする部分でポチッと見える点が、全部裏側に回ってくれましたけれど。でも現段階ですでに少なくとも一箇所、生成り糸が不自然に見えてしまっているのが残念無念。
あそこ、交差部分じゃなくて最初に結い始めた糸の始末部分だよな……もっと気を付けておけばっっ(歯ぎしり)

それにいくら黄色っぽいと言うかクリームがかっているとは言え、やはり生成りは生成り。こうして濃い色と組み合わせると、白とほとんど変わらないですねえ。もうちょっと鮮やかな黄色が欲しかった……それを言うならネイビーもイメージよりはかなり濃いいし。
やっぱりこのデザインは、質感も色合いもPuPuが合うんですよね……く、クリームイエローとマリンブルーがもう1玉あれ、ば……(ずぶずぶずぶ)


そうそう、 Le Cotton で結い始めている、海外パターンのパッチワークさんは、萵苣さんちの記事を拝見していて、かなり本気で縦横十字ラインが出る、反転(うちの言い方ならば魔方陣その2)版にしようと思ったのですが。
戴いた返信コメントで「途中から路線変更すると、角の三つ葉と接続する最初の四つ葉の目数が合わなくなる」というアドバイスを受けて、あああああ、本当だ! と _| ̄|○



なるほど確かに、単独リングに向かう時と三つ葉に向かう時は、四つ葉の四枚目の目数(ピコ位置)がびっっみょーーーに違うから、途中で路線変更できないッスわこれ……
非常に残念ですが……まだ引き返せない部分に到達する前に教えていただけて、本当に助かりましたです <( _ _ )>

これほぼ同じ現象が、うちの飾り格子〜でも起きてるんですよね。でもそっちも、いざレシピをまとめ始めるまで、途中の路線変更が難しいってことに気付いてませんでしたし。
いやはや、ややこしいものです(しみじみ)


追記:
あれ、もしかしてこれ、開始位置の四つ葉を二枚目の葉っぱから作っておけば、多少最後が煩雑にはなるものの、途中で路線変更が可能になるの、かも……?
No.298 (創作 >> タティングレース)


 更新情報(2018/04/20)
2018年04月20日(Fri) 
閲覧室の「その他書架」で、著作権切れテキスト「まだらの蛇」の七話目をUPしました。
原作はシャーロック・ホームズの『まだらの紐( The Adventure of the Speckled Band )』です。
No.300 (更新)


 他の配色も面白そう
2018年04月20日(Fri) 
装飾タイルアズレージョの魔方陣( Azulejo Magic Square )」2色使いバージョン。
とりあえず魔方陣その1で試してみました。



はい、これもちゃんと一筆書きで出来てますよ〜。
最初と最後の2ヶ所(4本)の糸処理だけで終わってますよ〜〜(笑)

なお内側の単独リングと双葉で違う色が出ているのは、SLT(糸の交差)で調整しているからです。
この配色だと、真ん中の十字部分が周囲の四モチーフを楔として繋ぎ止めているようにも見えてきて、なかなか面白い感じになってくれたのではないかと自画自賛してみたりww



ちょっと遠目で。
こちら向きの角度だと、×に◇が重なる模様が浮かび上がる感じがして、より私好みになります。

今回試してみた手応えとしては、これ色の組み合わせはもちろんのこと、別色にする部分に双葉も加えたり、むしろ双葉だけにしてみたり、あるいはモチーフ移動位置である十字部分は変えなかったりと、SLTを入れるタイミング次第で、様々なバリエーションが楽しめるタイプだと思いました。

ただ少々気になるのは……



中央の十字チェインと各モチーフの外周チェインの色を別にすると、ただでさえズレ気味だった十字と各モチーフの境目が、より目立ってしまう結果に(´・ω・`)
これはもうこういうものと割り切るしかないのか、それとも何かこんな場合に使える良いジョイント方法があるんでしょうか……(悩)

今回の消費糸長(ダイソー#40使用時)>

 メインシャトル(ネイビー)両手×12
 サブシャトル(きなり)両手×4


で、もって。
これを結っている途中で気が付いたのですが。
あれ、もしかしてこのパターン、一筆書きを保ったまま、四角い穴を全部塞ぐことも可能なんじゃ……ないですか、ね? と(ごそごそ)



なんか、マジ行けそうな気配……
No.301 (創作 >> タティングレース)


 可能性が無限大に
2018年04月21日(Sat) 
えー……昨日、もしかして……と思って手を付けてみた、アズレージョさん2色使いバージョン、第二弾なのですが。



できちゃった……(呆然)
いや2色使いうんぬんという問題ではなくて。
基礎モチーフその2の中心部分を十字で埋めることが、糸始末なしの一筆書きを保ったままで可能だったというお話でして。

今回、色分けをしたからこそ、それぞれの要素を結う順番とかが判りやすくなった結果……あれ、この段階でこっち向きに進めば、いけるんじゃ、ね? と。そう思いついたのですが。

ちょっと仕上がりが歪んじゃってるのは、まあさておき(苦笑)
ともあれ理論上は、この形状も一筆書き可能なことが証明できちゃった訳ですよ。これ、進み方によっては、すべての穴を埋めた状態でのマジックスクエア化も可能ってことだよな……? あと、場所ごとに十字の色を変えることもできる、と。

マジックスクエアという技法上、どうしても省略できない十字はあっても、埋められない穴はない。そして埋められる穴をどの色で埋めるかは、一枚の中でも自由に選べる、と。そして双葉や三つ葉や外周チェインの、どれをどの配色にするかの問題もある訳で。

うわあ、ただでさえ選択肢が広いマジックスクエアの組み合わせに、さらなる可能性が加わって、もはや自分一人では試しきれないッスよ……なんか複雑な気持ちが(苦笑)

とりあえず、この基礎モチーフその2(改)の糸長メモ>

 ダイソー・ネイビー 両手×6
 ダイソー・きなり 両手×3.5

えっと、とりあえず後ろに写っている、比較的ややこしい事をせずにすむバージョンの2色使い魔方陣その1を、4×4サイズで作成したい気持ちはあったりします。その1は比較的小さめだから、8×8サイズにも心惹かれるものはあるんですけど、さすがにそれは道が遠すぎる、よな?(狼よ来るなーーww)


ところで、先日三谷幸喜脚本で公開された、「黒井戸殺し」なんですが。
私は原作『アクロイド殺し』未読なんですよ。クリスティはどうも肌に合わなくて、以前放送されたオリエント急行〜を含めてせいぜい4、5冊ぐらいしか読めていません。
そんな私ですが、たまたま居間を通りがかった時に、父が録画したのを視聴しているのをちらっと見かけたのです。いや、なんか急にワトソンという単語が耳に飛び込んできたので(笑)
しかし、「もしもあなたが手記を書いていたら、完璧でした」「書いてますよ」みたいなやりとりがあった瞬間、あれ、これってまさか……と、嫌な予感が。
いえね、アクロイド殺しって、その落ちは有りか無しかで論争が出てるってことだけは知ってたんですよ。

で、ネタバレを承知でちょっとググってみました。

……予感的中 _| ̄|○
これってあれじゃないですか? 金田一耕助シリーズで、珍しく私が読後ぶん投げそうになったと言うか、ここまで読んできた時間を返せって思った、「夜歩く」と同じパターンなんじゃないですか? むしろオマージュだと横溝先生ご自身がおっしゃってたという情報もあったりして。

いやうん、叙述トリック自体は良いんですよ。むしろ大好物です。私も使いたくなります。でも少なくとも「夜歩く」のアレを、私は受け入れられなかった。あまり言うとネタバレになりますが、該当部分が長すぎて。そして真相に関わりすぎてて(−ー;)

つまり「夜歩く」が駄目だった私には、「黒井戸殺し」も無理そうだ、と。
もうディスクにダビングして、積録の山に加えてあったんですけどね……たぶん、当分見ることはないと思います。よっぽど見るものがないときとか、そんな感じで。

そしてドラマ版モンテ・クリスト伯も、初回は視聴率散々だったらしいですね(苦笑)
とりあえずダビングの下準備にCMカットだけしていたら、最後にファリヤ神父に該当するキャラが出てくるっぽいことは判りましたが。
主役が復讐を開始するのは三話目あたりかららしいので、少なくともそこらへんまでは、こっちも積むことになりそうッス。

まあそんなこんなで、いまのところ今シーズン見ているのは「執事 西園寺の名推理」ぐらいです。いやそっちもまだ一話目しか見れてないんですけど<TVが空かない
良い感じのおっさんで有能執事というのは、非常にツボですww
主演の上川隆也さんは、ほどほどに年食っていて、しかも変な役をちょこちょこやるんで、最近なんか目が行っちゃいます。その変な役のどれもベクトルが違ってて、それぞれちゃんと違うキャラになっているのがまた良くて<金田一さんとか糸村さんとかステップファザーのパパとか
……同じ理由で、渡辺いっけいさんも割と好きだったりします。
まあ一番の理由は、どちらの人も見分けがつけやすくて、他のキャストと混同することがないってのが一番なんですけど(苦笑)<中途半端な二枚目や美人さんは、服装や髪型が変わると誰が誰だか判らなくなって混乱するのです

さて、じゃあ今日のところはなにか上川作品でも見ながら、ハートのドイリーを進めましょうかね……


追記:
ぎゃぁぁぁあああ!?
上川版「迷路荘の惨劇」を見ながら結い上げたハートのドイリー七段目が……ア、アイロンで整えようとしたら、あて布から色移りィィィいいいいいッッッッ!?!?!?
No.302 (創作 >> タティングレース)


 あて布には注意しましょう ・゜・(ノД`)・゜・
2018年04月22日(Sun) 
昨夜、ハートのドイリー7段目を、ついに結い終えたのですよ。
で、やはりヨレていると繋ぐ作業がしにくいだろうと思ったので、アイロンをかけることにしたのです。

いつものように濡らした布の上で形を整えてから、折り返したその半分を上にかぶせて、アイロンでプシューーと……プシューーーーっとって…………ぎゃぁぁぁあああ!?

い、い、い……色移りしたァァァあああ(絶叫)

いつもの引き出しに普通のハンカチがなかったので、残っていた手拭いを使ったら……使ったら……完成したてのシナモン(ベージュ色)の上に、どぎつい深緑色があああああ(半狂乱)

しばし呆然とした後、我に返って台所へダッシュ。
ぬるま湯と洗剤を使って洗い倒しまくりました。

……洗い倒したと言っても、モノはレースです。しかも#50相当の糸を使ったよじれやすいデザインの、長さで1m近くあろうかというリング状のブレード。
当然揉み洗いや摘み洗いなんてことはできないし、下手に漂白剤使って浸け置きなどしたら、今度は糸自体まで色落ちして、他の段との色が合わなくなるかもしれない。
なので特に色移りが激しい部分を手のひらへ乗せて、洗剤つけた指先でそっと撫でるように、とにかく少しでも汚れが落ちないものかと、もう必死(泣)

不幸中の幸いは、アイロンを裏面からかけていたことでしょうか。
あと飾りピコが皆無なデザインであったことも。

で、タライに溜めたお湯を変えつつ、型崩れしないよう気を付けて何度もすすぎ、もちろん絞ったりなどもっての外なので、タオルの上で伸ばしながら水分を吸い取らせていって……



なんとかここまでは落とすことができました(ため息)<写真では判りにくいかも知れませんが、最初はべっとり緑色が付着していたし、この段階でもけっこう残っていた

これは裏側から見たところですし、まだ湿った状態。乾けば……そして表から見れば、もう少しマシになるだろうと希望的観測を抱くというか祈りつつ、アイロンはもう止めて、指で整えただけのそれを、タオルの上でそのまま乾かすことに。



で、なんとか水気が飛んだ結果……



よーかーったーーーーー( T ▽ T )
表から見たら、ほぼ判らない状態にまで回復してくれましたーーーっっっ

裏側にはまだちょっと緑色が残っていますけれど、それも探せば判る = その気になって探さないと見つからない、ぐらいです。

ああもうほんとに、一時はどうなることかと……ハート2〜3個切り落としてはめ込み直すだけで済むならまだしも、うっかりそれが糸継ぎした位置にあたっていたら(ぶっちゃけ自分じゃ継いだ位置の見分け、ほぼつかない)、2〜3個じゃすまないぞ……とか。
場合によっては色移りした染料が洗うことで逆に溶けて、かえって被害を広げてしまうのではないかとかとか。

もうすっごい不安だったんですよぅぅぅうううっっ

ああもう、なんであの時の私は、手頃なハンカチがないなら布置き場に行って、適当な生成りの端切れでも探してこなかったんだ……(−ー;)

皆様ほんとマジで、当て布の選択には気を付けましょう……これが本体に取り付ける前のパーツ部分だったからまだ良かったようなものの、ドイリー本体の中央部分とかだったら、泣くに泣けませんですよ、ははははは…… ┐(´〜`;)┌


あ、ちなみに繋がない方が六段目を結いやすいかもとか言っていたこの七段目が、結局リング状に結い上がっているのは、なんというか自業自得でして。
糸始末をマジックスレッド処理するために、できるだけチェインが長い部分から結い始めた結果、最初と最後を繋がないと終わるに終われない状態になっていました(^ー^;;)ゞ

これ、同じことがフリー公開中の「飾り格子の魔方陣」レシピでも起きてましてですね。
基礎モチーフと魔方陣のその1の方は、開始位置を双葉の片方からにしてるんですけど、あの位置から始めると、最後に狭い場所でちまちまピコを繋ぎながらの作業になるので、割と面倒臭いんですよね。
糸始末を結んでピケる派とか、針で縫い込む派の人なら、スタート位置を変則四つ葉のどこかにした方が、結び終わりの処理が全然楽だということに、今さらながら気が付いた次第です(汗)

双葉から始めるもうひとつの理由は、「途中で魔方陣1→2の進路変更を可能にする」というもので、変則四つ葉から開始すると、進路変更は完全に不可能になっちゃうんですね。でも双葉から開始しても、進路変更したら最後がさらに煩雑化する上に、そもそも現状その2→1の変更はもう効かないのだから、いっそどっちも不可能ってことに割り切って、レシピを簡素化したほうが良かったのか(悩)

まあ、スタート位置とかは、作る方次第で変更OKってことにしてはあるんですけど。いざぐるっと一周してきてから、最後の部分で「あれ!?」ってなる事とかあったりしたら、申し訳ないなあって。

ううむ……やっぱりレシピ公開って難しいです……

あ、結局7段目の消費糸長は、

 両手×36.5+糸玉

と言ったところでした(20−0.5+16+1でちょい余り?)。
……今回も途中で失敗して一部切り取ったり、最後がちょっと足りなくてSLTで誤魔化したりで、かなり概算ですが。一応ないよりマシ的なメモです。

で、続く6段目は、シャトル2個仕様っぽく。
でもたかがミニリング20個のために大量の糸巻き+確実に要糸継ぎなのもアレだなあと、またもSLT使って1個+糸玉で開始……しようと思ったんですけども。そのあたりについてはまた、別の記事にて。


本日の作業BGMは、上川版迷路荘〜の終盤と、長谷川版獄門島で。
長谷川獄門島のキャラ造形は賛否両論激しいみたいですけど、私はけっこう好きですアレ。
脚本が、今までのメディアミックスで不満だったポイントをすべてクリアしてくれてましたしね。復員直後で戦場トラウマ全開な金田一さんの狂気っぷりも、なかなかに新鮮ございました。
No.306 (創作 >> タティングレース)


 久々にマクラメ
2018年04月23日(Mon) 
まだタティングを始めたばかりの頃、買いすぎた#20糸の消費と、ひたすらリングとチェインの練習をするのを兼ねて作成したネックストラップなのでしたが。
かなり早いうちに伸びてきてしまい、首の後ろ部分を三つ折りにして縫い合わせたりしつつ、見た目もヨレたり薄汚れてきてしまいました。
……やはり実用品としてのネックストラップにタティングレースは、強度的に無理があったようですね(^ー^;;)ゞ

そんな訳で、いろいろ考えた結果……



ダルマのマクラメ糸を使うことにしました。
昔々ガールスカウトにいた頃、指導者資格を取ると首から笛をぶら下げるようになりましてですね。それ用の紐を、指導者達が各々で自作していたものでした。
他にも腰に下げる軍手バサミなども、このマクラメ紐を使って好きな色、好きな結び方で作っていましたっけ。

■マクラメ 軍手バサミの作り方
 http://plant.mints.ne.jp/takara/gunte/gunte.htm

同じものがひとつとしてなく、たとえ名前を書いていなくとも、どれが誰のものかひと目で判るというのがポイント。しかもこの紐けっこう丈夫で、多少濡れようが野外で丸めてポケットに突っ込んでようが、全然平気。むしろ使い込んだ風合いが愛着をもたらしてくれたぐらいで。 実際、私の紐など、18の時に作ったものを退団するまで使い続けましたからね……

まあ、そんな訳で耐久性に関しては折り紙付き★
材料の紐は、例によって母の手芸材料ストックをあさったら、当時のものが出てきました(笑)

その他の材料や道具は、これまた手持ちのあれこれを寄せ集めて。
百均のナスカンに壊れたキーホルダーを分解した二重リングを取り付けて、重石用の辞書にクリップで固定して、と。休めている方の紐の手前は、マスキングテープで机に貼り付けています。

でもって、
途中、これじゃさすがに派手すぎだとか、首通るようにしたら名札位置が下になりすぎるなどなど、何度かほどいてやり直したりしつつ……なんとか最終的には、↓こんな感じになりました。



マクラメ紐だけだとさすがに面白みが足りないかなあと、ウッドビーズをあしらって。
あとマクラメ紐の場合、ロウ引き糸と違って焼き止めができないため、最大の悩みどころとなったのが結び終わりの糸始末。
いろいろと思案した末に、長さ調整機能をつけることで、あえて隠さず切りっぱなしに。
……首の後ろ部分は、本当ならナツメ型のビーズを使いたかったんですけどね……手頃なサイズのがありませなんだ(´・ω・`)



金具は金古美で、深緑と葡萄色のウッドビーズ。本体部分は平編みと四つ編みです。
……本当は丸四つ編みにしたかったんですけど、あれ過去にどこの解説サイト読んでも、どうにもマスターできなくって(−ー;)
見た目だけなら丸四つ畳みも良かったんですけど、あれ阿呆なほど長さいりますしね……

ともあれ、今度は長持ちしてくれることを願いたいです。


ハートのドイリーは6段目へ。
7段目で衝撃的なアクシデントも生じましたが、なんとか最終段に入れましたvv

え、段数が逆だろうって? いえいえこれで合ってます。



このハートのドイリーは、先に作った7段目の外周パーツを、こうやって6段目を結いながら本体へ取り付ける手順になっているのですよ。

……いやもう、ただでさえ凹凸の多いデザインなところへ持ってきて、この手順にシャトル2個仕様ですから、絡まりまくる絡まりまくる(^ー^;;)
リバースワークのたびに、あれどっち向きに回転させたほうが良いんだっけ?? ってなってます(苦笑)

初めは最近大活躍なSLT(糸の交差)を使って、シャトル+糸玉でやっていこうかと思ったんですけど、実際に始めてみたら、やっぱり仕上がりの綺麗さがぜんぜん違うんですよね。特にこの Aroma Lace 糸は、あまりSLTに向かないような気がします(そこでダブルステッチがねじれる感じがする)。

で、せっかくの大物なんだし、ここは妥協せずに行こうと、いったんほどいてやり直しました。

ふむ、こうやって見ると、せっかくのシャトル2個仕様なのだから、5段目にくっついているフローティングリングを、この6段目で作成してみるのもありかもですね。
同じ色で作成していく場合はあまり気になりませんけど、こうやって色を変えていると、リング1個だけ違う色が飛び出しているのがちょっと違和感、かな? なんて。
そうすれば5段目はシャトル1個+糸玉ですみ、巻く長さも4段目とだいたい同じと、作業も糸長計算もぐっと楽になりますし。

……逆に、ただでさえ絡まりまくる6段目の難易度が、さらに上がりそうでもあるんですけどね(苦笑)
No.309 (創作)


 ハートのドイリー完成!
2018年04月24日(Tue) 
試し結いに着手したのが3月25日。その後、本番糸で本格的に開始したのが27日。
その段階で配布元を確認したら、何故かレシピが消えてしまっていた、いわくつきの代物だったりしつつ……ともあれ。

■Land Of Laces
 http://landoflaces.blogspot.jp/

ポーランド(?)のブログ、 Land Of Laces さんで公開されていたフリーパターン、「 heart tatted doily 」、完成しました〜〜(^^

……アイロン台に乗り切るかどうか微妙なサイズでもあったので、濡らしてゆるめに絞ったハンカチ(今度はちゃんと、色落ちしないことを確認済のもの)の上で、さらに湿らせつつ形を整えて、一晩自然乾燥させた結果……



多段ドイリー苦手な私としては珍しく、かなり綺麗な収まりに♪

使用糸は Aroma Lace のシナモンとジンジャー。
ポップで可愛らしいデザインでありながら、どこか伝統的なクラシカルさをも感じさせるデザインに、アンティーク調のカラーを選択しつつも、大きな空間のあるハートの根元を縁取るベルト部分にだけ、少し濃いめの色を入れてみました。
コーン巻き状態で見るとあまり差がないように見えるこの2色も、実際に使ってみるとけっこうくっきり違いが判ってくれて、嬉しい誤算に。



見た目はハードル高そうでしたけれど、これが意外と結いやすく。
全7段中、シャトル2個使用するのは2段だけ。目数も一定していて覚えやすく、特別な技法もありません。実に楽しく結っていけました。
……最外縁のハートがよじれて引っかかりまくるのと、それを本体に取り付ける作業だけは、少々手こずらせられましたけど、それぐらいです。あとアイロンの色うつ(ry

あ、完成写真には存在している3〜4段目の装飾ピコがレシピに描かれていなかったので、そこは写真を見ながら適宜追加していきました。まあそのあたりは個人の好みでしょう。
内側と外側はすっきりシンプルに、4〜5段目のぐるっと帯状に一周する部分だけふさふさにというコントラストも面白いと思います。

なお、完成直径は31cm。
#50相当の Aroma Lace で作成したのにもかかわらず、オリムパスのプラチナレース糸#40で結った「山化粧」を超える、円形ドイリーとしては過去最高のサイズに。
……予想通り、A4の書類入れどころか例のA3ハードケースにも入りきらないという(^ー^;;)



右側に写っているレシピ(A4用紙&クリップボード)と比較すれば、大体の大きさがお判りいただけるかとww

……世の40cmオーバーとか、それこそ80cmクラスなんてドイリーを作っていらっしゃる方は、完成品をどうやって保管しているのでしょう……? モチーフ繋ぎ系とか、マジックスクエアタイプは、まだそれでも畳むことができるんですが、円形ドイリーしかも奇数ターンのデザインだとなあ……

そして、なんだかんだ言いつつ、このサイズを仕上げても、いまいち感慨が少ないと言うか、あまり「大きい!」と思わなくなってきているのは、知らず知らずマジックスクエアの沼にハマりつつあるからなのか(遠い目)<25cm四方とかが普通になってきてる

今回の消費糸長メモまとめ( Aroma Lace 使用時 )>

 1段目:両手×9+糸玉
 2段目:両手×3.5+糸玉
 3段目:両手×16+糸玉
 4段目:両手×8+糸玉
 5段目:メインシャトル 両手×8・サブシャトル 両手×7強(SLTで都度調整)
 6段目(最後に結う段):メインシャトル 両手×3.5弱・サブシャトル 両手×8
 7段目(最外縁ハート):両手×36.5+糸玉

私の両手を広げた幅×1 ≒ おおよそ130cmぐらい。
5段目のメインシャトルは、4段目と全く同じ目数なのに、何故か少し多めになっちゃいました。
6段目は思ったよりサブシャトルの消費が少なく、クロバーボビンシャトル(ちょい無理した)MAXで糸継ぎなしのぴったり丁度。
7段目は、途中で間違えて切り取ったり、最後の半セットぐらいをSLTで調整かけたりしてたので、あくまで概算です。
まあ、今後の参考程度のメモってことで。


さて、もうひとつのパッチワークはのんびり進めるとして、次はどの糸でどれを作ろうかなあ……ww


あ、昨日の記事で書いたネックストラップは、四つ編み部分がねじれ気味だったのを、いったん濡らしてから指で形を整えて、あとクリップや適当な重石で固定しつつ一晩乾燥させたら、見た目がワンランクアップしました。
やっぱり仕上げって大事ですねえ……(しみじみ)
No.310 (創作 >> タティングレース)


 意外とちっちゃい?
2018年04月25日(Wed) 
Le Cotton で結っている、パッチワークさんこと Mary Konior's "Patchwork" as a magic square も、最初の糸継ぎに到達しました。



両手×15巻いたメインシャトルで、全体の8分の2.5弱まで。
サブシャトルの方は、まだまだ残っているようです。
……っていうか4×4サイズが意外と小さく感じられてしまって、なんだか物足りないというか(苦笑)

このまま4×4サイズで終わるなら、メインシャトルはあと2個ちょいで足りますよね?
両手×15≒19.5mの、ええと3.2倍として……メインシャトルのトータル必要量は62.5mぐらいでしょうか?
で、サブシャトルはその半分としてざっと30m。ちょい大目に見ても、合わせて100mで1枚分……さすがに8×8サイズ(面積四倍)への進路変更は、手持ちの258m玉じゃ無理ですか(しょぼん)

……太さほぼ同じで450m巻の、Aroma Lace(しかも2本持ってる色も複数)なら……(こらこらこら)

ま、まあとりあえず、2個目のシャトルは両手×20で繋いでみました。おそらくこれで、糸始末の回数を一回減らせるはずです。

そして某レタスな方に触発されて、「渦潮」に再挑戦したい気持ちがひしひしと……以前4枚を繋いだ時は、まだ#20糸を使用していた頃でして。その後ダイソーの#40白で1枚は作ったけれど、あれから少しは上達したものか、並べて比べてみたくもあるんですよねえ。
っていうか、あのデザインには絶対、ダイソー・ネイビーが合うと思うんですよ!!(握りこぶし)
今年の新色のネイビー、ほんとに使いやすくてお気に入りです。すでに一個目の玉がだいぶ小さくなってきてる……でも大丈夫、ちゃんとストックが複数玉あるからww

某タッターさんが、オリジナルなマジックスクエア作品の写真を公開されていて、密かにどきどきワクワクしていたり。
いざ、マジックスクエアの波よ来ーーーーいvv
No.312 (創作 >> タティングレース)


 少しは進歩しただろうか
2018年04月26日(Thr) 
はい、ダイソーの新色ネイビーによる、「渦潮」リベンジ始めてしまいましたww



生田光子さんの「続・タッチングレースとビーズタッチング〈応用篇〉」に掲載されているモチーフ。
一枚でも充分素敵なんですけど、これが複数枚繋ぐと不思議な流線模様が現れてくる、すごく面白いデザインなんですよね。

最初に結び図を見た時は、何じゃこら(汗) と思ったものでした。
しかし実際に手を付けてみると、ちゃんときっちりとした法則にのっとっていて、一度飲み込んでさえしまえば、非常に判りやすい繰り返しデザインなんですよね。

以前、#20糸をそろそろ卒業し、#40への挑戦を始めようかと考えていた頃合いに作成したこれを、いま結ったらどんなふうになるものか。そういった好奇心もあっての「リベンジ」でございます。

……あの頃は、ダブルステッチの表裏を見分けるなんてほとんどできなかったし、途中で糸を繋ぐ方法も判らなくって、右往左往しながら作業してたんだよなあ(懐)

そんな訳で、今回はいくつかのアレンジをば。



中心部分は、「タティングレースのブレスレット&ピアス70」で紹介されていた、モックリング(今回はセルフクローズの方で)により歪みを抑えて丸いシルエットを作る技法を採用しつつ、それがちゃんと表を向くように、回り始める方向にも注意を払い。
あとリバースリング(スプリットリング)も、2段目のその他のリングと向きを合わせて、と。

……いや各要素の表裏を揃えるとか当たり前のことなんでしょうけどさ。そういう細かいことはほとんど指示されてないのが、昔の指南本ではデフォなんですもん(苦笑)
そもそも結び図と見本写真の、向きすらあってないんですよこれ? あと目数の書き落としもあるし、使用糸の太さやシャトルの個数とかも書かれていません。我ながらよくこのシリーズの書籍から入って、タティング挫折しなかったよな……(^ー^;;)

ああそういえば、シャトル繋ぎもこのモチーフで練習したんでしたっけ……これを結うまでは、いったん締めると解くことができないからと、シャトル繋ぎは敬遠して重ね繋ぎばかりしていたんですよ。

でもこの、ある意味「シャトル繋ぎ地獄」なモチーフを6枚も作ったら、苦手意識はすっかりなくなりましたww<力技な克服
終わり頃には、一度締めたシャトル繋ぎを解くこともできるようになっていましたし、糸玉側の糸を内部に結びこみながら繋ぎ足す方法もマスターできましたし……そう思うとこのモチーフには、本当にお世話になったんだなあ……(しみじみ)

そうそう、以前挑戦した時にはまだ発売されていなかった、クロバーのボビンシャトルも大活躍ですよ。
これ三段目以降はずっとチェインのターンで糸を巻き戻す必要がないから、すごくボビンシャトル向きのデザインなんですよね、メインもサブも。

まあ私の場合、巻糸側の糸長を測るのが面倒(それにもしかしたら1回では巻ききれないかも?)なので、巻糸側のシャトルはわざと短めに巻いて、なくなったらさっさと糸玉に繋ぎ替えてしまっているのですが。
……これも当時は気付かなくって、途中で糸が尽きた時、わざわざシャトルに糸巻いてから繋いでたんですよね……スプリットリングさえ越えていれば、そんなことする必要ないのにさ……(苦笑)

まあ、そんなこんなで、今回は目指せ最低でも4枚繋ぎ、できれば7枚繋いで六角形に! です。
ああでも1枚だけでも、コースターにちょうどいいんですよねえ。ずっとチェインだから、グラデが綺麗な段染め糸使ったら、色の出方もきっと美しいに違いない……
No.314 (創作 >> タティングレース)


 更新情報(2018/04/27)
2018年04月27日(Fri) 
「閲覧室」の「オリジナル小説書架」で、拍手お礼SSを差し替えました。これまで載せていた5本は、「お題・質問他」と、それぞれのシリーズ目次の再録コーナーへ移動させています。
今回は、超久々な日月堂シリーズの、それもスピンオフ気味な伯爵とその恋人ネタです。

伯爵とその恋人や家族に関しては、他のお礼SSやこっそり隠してあるページで、ちょこちょこと触れていたりします。ここらあたりのドタバタも、書いてみたいんですけど、なかなか……
あ、日月堂シリーズの今後については……構想はあるんですよ。構想は(汗)
No.315 (更新)


 ぐるんぐるん★
2018年04月27日(Fri) 
ダイソー・ネイビーによる、生田光子さんの「渦潮」リベンジ。
ひとまず1枚完成しました♪



ああやっぱり、このデザインは面白いです。
基本ほとんどチェインの、しかも繰り返しパターンなのに、それでこんな流れるような透かし模様が現れてくるのだから、本当にタティングというのは奥が深いと思います。

完成サイズは、ダイソー#40で、おおよそ8.5cm直径。



……実は一箇所2p2とするべきところを2目のみで結ってしまい、ピコがないところへ強引にレース針突っ込んで、無理やり1p1にした場所とかもあるんですが……まあ、判んない判んないww

書籍の見本写真と比べる感じ、もう少しシャトル糸の引き具合を緩めにしたほうが良いのかなあと思いつつ、でもまあ、引き締めることで密度の高い部分がよりみっちりになって、それだけ空間部分とのコントラストははっきり現れてきてるかなあ、とも思ってみたり。

必要糸長は、とりあえずメインシャトル(ボビンシャトルだと便利)両手×3、サブシャトル両手×1で開始してなくなった所で糸玉に繋ぎ替え、といったぐらいかなあと見積もっています。
次の作成はそれで試してみて、誤差を算出ですかね。

ふふふふふ、目指すは七枚繋ぎの六角形〜♪
No.317 (創作 >> タティングレース)


 現れてくる流れ
2018年04月28日(Sat) 
生田光子さんの「渦潮」、2枚目を繋いでいます。



モチーフの中心から中心へ、カーブを描きながら繋がっていくこの流れがたまりませんのですvv
あ、そうだ。これ結び図通りに作ると、何故か結び終わりの部分が2目分ずれるんですよね。いまいち美しくないというか、繋いだ時に不自然さが出てきそうなので、他の部分と同じ位置で終えていますが……なんでわざわざずらしてるんでしょう……?


執事西園寺〜は、溜めていた前話を含めて3話目まで視聴しました。
謎と言うか、犯人自体はすぐ判るのだけれど、安心して見られるお約束感みたいなのが好みです。あとご都合主義でもなんでも幸せが良いよなあと思うので、そのあたりも安心できると言うか。
そして上川さんの所作にいちいち見惚れてしまう、まんまと製作者側に踊らせられている私(笑)
いやだってもうほんと、立ち姿からして綺麗だし、一個一個の動きも見事だし、アクションも格好良いし。余計な恋愛が立ち入ってこないのもポイント高し。ビバ主従!!

そしてなんか、次回で執事の過去が明らかになるみたいですね。
うちの父などは、一話目ラストで大物議員?(古谷一行)が見ていたのを、「中東の戦場にいる、武装した外人部隊の写真だった」と言って譲らず、そんな経歴があるからアクションも強いんだと主張しています。
……私の目には、単にちょいワイルドな身なりで、海外の町中を歩いてるだけにしか見えんのですが。

まあ私も、それなりにやんちゃしていた過去があるんだろうなあと予想しつつ、いっそ裏をかいてもんのすげえくだらねえ理由だったりして、シリアスどこ行った? 的展開でも面白いなあと思ったりもしてます。
なんか上川さんご本人がオタク気質持ちというお話も聞きますし、強いのもいろんな事知ってるのも、実は中2拗らせた黒歴史ゆえのあれこれだったりしたら、めっちゃ笑えるんですがww

ところで古谷一行と上川隆也って、どっちも金田一さん演った経験ありますね。
いっそゲストキャラで、石坂浩二なんかも出てこないかな(笑)


あ、それと、あまりに大勢の方からプッシュを受けたので、録画してあったアクロイド……じゃなくて「黒井戸殺し」を試しに再生してみたのですよ。「タティングのおともに流し見してみてください」というお言葉を頂いたので。

 ……正直、すまんかった!<食わずもとい見ず嫌い

なんだよ、ちゃんとしょっぱな一番最初に、キーとなる場面が入ってるじゃないですか!!
まさに私がコメントでお返事した、「こういうシーンが導入部としてあったなら」が普通にクリアされていたもので……ほんっとにいきなりディスって申し訳なかったです!>クリスティ&三谷さん

いや横溝先生の「夜歩く」には、これがなかったんですよ……ごくごく普通に、さらっと一人称で事件が始まってたんで……種明かし始まって「はぁ!?」ってなってぶん投げかけたんです(−ー;)

うわあ、こうと判ったら、むしろながら作業のBGMで流し見するのもったいないなこれ……という訳で、とりあえず今日のところは仕舞い仕舞い。ちゃんと時間を取って、改めて見ることにしますです、ハイ。


追記:
せっかくの連休で時間が取れるからと、閉館1時間前に、最近足が遠のいていた図書館にチャリでダッシュかけてきました。



原作も冒頭シーンが『ああ』なら、楽しく読めるだろうなと思ったんですが……どうもめくってみた感じ、やっぱり原作は『夜歩く』と同じで、『ああいう』シーンはないみたいですねえ……(´・ω・`)
No.318 (映像)


 黒井戸殺し
2018年04月29日(Sun) 
遅ればせながら三谷幸喜脚本、野村萬斎主演の翻案ドラマ「黒井戸殺し」を観ましたのです。

重ねて言いますが、観もせずいきなりディスってしまって、ほんとに申し訳なかった!

はい、普通に面白かったです。いや、すごい面白かった。

まず、オリエント急行〜に引き続く豪華キャスティングにより、キャラの見分けがつけやすくて非常に助かりました(……とか言いつつ、メイド姿を止めた女中さんと花子さんが判らなくなって、途中でちょっと混乱しましたがww)。
執事@寺脇さんの、なんかミステリー好きっぽいところと言い、医師のお姉さん@斉藤由貴のエキセントリックぶりも面白かったvv

うっかりトリックを事前に知っていたがために、最初からこいつが犯人……と思いながら観てしまいましたけれど、逆にそれが、ああこのシーン、裏ではどんな事考えてるんだろう? とか深読みしたくなり、何度も巻き戻しを繰り返す結果となりました。
特に最後の犯人と勝呂さんの語り合いは素晴らしかった……犯人は知ってましたけど結末は知らなかったので、ああ、そういうふうに持っていくのか、と。そこに至るまでの、どこまでも静かな、けれどどこか狂気すら感じさせるやりとり。
そして夜が明けるまでの間、一晩中じっとソファに座り続けている勝呂さんがもう……なんだかんだで勝呂さん、やっぱりあの人のことけっこう気に入ってたんだろうなあって。だってそうじゃなかったら、あんなに手の混んだ結末なんて用意してあげないでしょう。半年間も犯人上げられないで、搜査が低迷していると、関係者や世間の者達には噂されるんですよ? しかもその間、弁明は一切できない。そんな屈辱を被ることを、あの自尊心の塊である勝呂さんが、甘んじて受けるんですよ?
それって相当なことだと思うんです。

探偵としては、失格かもしれない。
オリエント急行〜でも、犯人を隠蔽してますし。
でも、勝呂さんがそれをやるということが、どれだけ貴重なことなのかというのが、普段の鼻持ちならない言動から伝わってくる。あの嫌味ったらしい勝呂さんが、あえてそれを行う。そこにどんな想いがあったのか。
夜が明けて、ふと窓の外を見て、一度俯いて顔を覆う勝呂さんの表情がたまらなかったです。


なお、図書館で借りてみたクリスティの原作「アクロイド殺害事件」をめくってみたところ、そちらではやっぱり、いきなり地の文「ファラーズ夫人が死んだのは、九月十六日から十七日かけての夜 ―― 」で始まってるんですね。そして犯人を名指ししてからのラストシーンはわずか数ページだし、犯人の動機にも同情する余地が一切ない模様。
それを思うとやっぱり、私にとってはこの三谷幸喜版翻案バージョンの方が好みでした。

というか、フェア・アンフェア論争に一票を投じるなら、私は原作はアンフェア・三谷版はフェア、と答えると思います。

一番最初に、この話には手記が存在していると示すこと。
この導入パターンは、たとえば「八つ墓村」とか、映像作品なら稲垣板金田一などでもお約束の手法となっているので、まったく違和感はありません。しかしこの導入部があることこそが、どんでん返しの際に大きなキーになってくるのだと思うのですよ。
なので、この導入部があることで、三谷版はフェア、と私は感じました。

ああしかし本当に、お姉さん@斉藤由貴のエキセントリックぶりというか、ちょっとしんどいぐらいハチャメチャなところが、その背景を知った上で、最後の「今日は久しぶりにカレーよ」という台詞を聞くと、そうか……もう記憶障害的な症状が……ってなってもう ・゜・(ノД`)・゜・


なんと言うか、そういう切ないやりきれなさとか、謎の復員兵の存在とか、犯人の末路とかに、どこか金田一シリーズっぽいテイストを感じました。
金田一さん、ラストでしばしば犯人の自殺(※ネタバレにつき要反転)を止められないのは、むしろあえて見逃しているからなんじゃ? と私などは思っちゃうんですよね……けして探偵として正しくはない、けれどそれが彼の人としての優しさなのではないかと。
そんな解釈をしている私からすると、もしかしてタイトルと言うか人名の「アクロイド」が、もっと自然な人名っぽく聞こえそうな「安久路」とかじゃなく、ちょい不自然な「黒井戸」になっていたのは……もしかして金田一シリーズの「車井戸はなぜ軋る」へのオマージュもあったりするのでは、なんて<車井戸〜の方は姉ではなく祖母でしたが
そんなふうに思うのは、いささか穿ち過ぎでしょうかね……?


ともあれまあ、そんなこんなで楽しく観ることができました。
食わず嫌いしていた私に、面白かったとプッシュして下さったみなさま、ありがとうございました★
No.323 (映像)


 導入糸の向きを間違える
2018年04月30日(Mon) 
生田光子さんの「渦潮」3枚目を接続。



流線模様が一周して繋がりました。
書籍に見本写真が載っているのはここまでで、あとはもうお好きにどうぞという感じです。

以前、白やパステル系段染め糸で作った時よりも、今回のほうが模様が映えている気がします。濃いめの単色が向いているデザインなのでしょうか。

必要糸長は、ダイソー#40で

 メインシャトル 両手×2.5
 サブシャトル 両手×1+糸玉

で確定。
一段目と二段目はメインシャトルで作成し、サブシャトルは二段目に上がる時のスプリットリングにのみ使用。
サブシャトルは×1.5ぐらい巻いたほうが、糸玉へ繋ぎ替える時に長めのチェインに糸端を隠せるかもですね。でもいちいちそれだけのためにシャトルに巻くの面倒臭い……やっぱりボビンシャトルもう一個買おうかなあ……いやむしろ、スプリットリング時に使うだけならば、予備ボビンに巻いてストッパー着けとけばそれで良いの、かも?<数目ぐらいならいちいち本体にセットしなくても、ボビン直持ちで結える


ところで今回、マジックスレッド用導入糸を結いこむ方向を、まんまと間違えてしまったのですよ。
本当は結い終わり側に導入糸の輪になっている方が向いていないと、ダブルステッチ内部へ糸を引き込むことができないのです。



実はこれ、けっこう高確率でやらかしてしまいます(苦笑)
今回のように、まだ糸を結ぶ前に気が付けば、ほどいてやり直せばすむ話なのですが……うっかり結い始めの位置でだったりと、もう取り返しがつかない段階で発覚することもしばしば。

でも無問題。
そういった場合は、向きを間違えた導入糸に、さらに別の導入用の細糸を通して……



その細糸を引っ張り出してやれば、結った部分を解くことなく導入糸を逆向きにできます★



ほんのちょっとしたことですが、割としょっちゅうお世話になる小技なのでした。

ちなみに私は、導入用に#50の絹ミシン糸を使用しています。
ちょっともったいないかなとも思いますが、母が「糸箱の中がぐちゃぐちゃだから、整理しなきゃ」って、まとめて処分しようとしていて……封も開けてないようなのが何色もあったので、この際遠慮なくもらってきました。
やっぱり絹は滑りが良いし丈夫だしで、成功率も大幅UPです。
よく考えれば、10mで110円とかするらしい専用糸よりも、コスパやカラバリの点では良いのかもしれません。

■マジックスレッド #60 スモーク - あとりえシシカス
 http://shishicass.ocnk.net/product/1917
No.324 (創作 >> タティングレース)



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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
最近は小物作り(主にタティングレース)などにも没頭しています。

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